越上山・顔振峠・黒山三滝


- GPS
- 06:33
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 940m
- 下り
- 895m
コースタイム
07:56 福徳寺
08:16 虎秀雨乞塚
08:25 橋本山
08:42 ユガテ
09:01 エビガ坂
09:42 一本杉峠
10:13 越上山 10:18
10:35 諏訪神社
10:49 顔振峠 11:12
11:19 顔振峠展望台(雨乞い塚) 11:24
11:29 顔振峠
12:07 役の行者 12:11
12:39 黒山三滝(男滝・女滝)
12:44 黒山三滝(天狗滝)
13:01 黒山バス停
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:黒山バス停→[バス]→越生駅 【交通費】 (鉄)町田→八王子→東飯能 JR横浜線・八高線 820 (鉄)東飯能→東吾野 西武秩父線 200 (バス)黒山→越生駅 川越観光 180 (鉄)越生→高麗川→八王子→町田 JR八高線・横浜線 1110 計:2310 |
コース状況/ 危険箇所等 |
案内板がしっかり整備されていて、道も程よく整備されている。 顔振峠〜役の行者の間での道は、一部舗装された林道が凍結していたり、山道でも日当たりの悪い場所は積もった雪が凍り付いて滑りやすかったりと注意が必要。 |
写真
感想
西武秩父線の東吾野駅で電車を降りる。
ここで降りる人は少なく、自分以外には2〜3組だけ。
駅前で飯能市の職員がハイキングに訪れる人の数を調査していた。
東吾野は、吾野とか西吾野に比べてかなり少ないらしく、昨日(1/18)は1日で7名だったそうだ。
まだ東京は歩道脇に雪が多く残っている状態だったのだが。このあたりには雪が全くない。
駅からまずは国道に出て、少しだけ秩父方向に進んですぐに右に曲がって国道を離れる。
川沿いの舗装路をしばらく進むと、福徳寺がある。
福徳寺の前に案内板があり、ユガテまで「飛脚道」を整備した、と書かれていたので、この道を行ってみることにする。
「飛脚道」は広くはないが歩きやすく、明るい樹林の心地よい道だった。
途中に「虎秀雨乞塚」と「橋本山」のピークがあり、橋本山からは秩父の山々が見渡せる。
そのうちに道が広くなりユガテに到着。駅から約1時間。
ここまでに雪は全くなかったが、ここに来て今日初めての積雪。
といっても開けた場所の日当たりが悪い場所に雪が残っている、といった程度。
ユガテには、小さな集落と広い畑があり、春先に来ると花が咲いて心地良さそう。
テーブルとトイレがあり、休憩には最適。
ユガテからも道は基本的に樹林の中。
一度舗装路を横断し、しばらくしてエビガ坂。
さらに進んで一旦舗装路に出て、再び山道に入って高度を上げる。
標高が400mくらいになると、局所的に雪が積もっているところが出てくる。
鉄塔の下を通って、舗装路を掠めて、杉だらけの一本杉峠を過ぎると再び舗装路を横断。
だんだんと道の脇に巨岩が目立つようになると、そのうちに越上山への分岐がある。
ここから急坂をジグザグに登って10分足らずで越上山の山頂に到着。
越上山の山頂は展望なし。ただ山頂の少し手前で筑波山方向の関東平野が見渡せる。
木の隙間からだが富士山も見える。
分岐まで戻って先に進む。
道は相変わらず樹林の道で展望はないが、薄く積もった雪の道に日が差し込んでいて、なかなか心地よい。
そのうちに開けた場所に出ると、諏訪神社。
なぜかこのあたりは局所的に雪が多い。といっても15cmくらいだが。
諏訪神社を過ぎて平坦な道をしばらく行くと舗装路に出る。
そのまま舗装路を進むと茶屋などが見え始め、顔振峠に着く。ユガテから約2時間。
顔振峠からは秩父の山々が見渡せ、今日のコースで一番の展望。富士山も見える。
すぐ近くの平九郎茶屋で腹ごしらえ。店内からも良い眺め。
顔振峠から舗装路を離れて10分ほど登ると、雨乞塚。
ここからは、日光方面から筑波山にかけての関東平野が見渡せる。
再び顔振峠に戻り、舗装路を傘杉峠の方に向かって緩やかに登って行く。
進むにつれて、路面が凍っている場所が多くなっていき、そのうち路面全体が雪と氷に覆われる。
できるだけ氷を踏まないように気を付けつつ、道が下り坂に変わり始めると、舗装路を離れる分岐がある。
舗装路を離れてすぐに傘杉峠と「役の行者」を分ける分岐があり「役の行者」の方に向かう。
しばらく雪と氷の混じった細い道を行く。けっこうな急斜面に付けられた道で、危ない場所には手すりがつけてある。
日当たりが悪い場所は凍っていて滑りやすく、要注意。
黒山バス停に下る道を分け、さらに進むと広場に出て、その片隅に「役の行者」がある。顔振峠から約40分。
「役の行者」は思いのほか大きな石像。
しばらく「役の行者」を見物したら、黒山三滝に下る。
急斜面をジグザグに一気に下って、沢沿いの道になるとすぐに黒山三滝。
まずは男滝・女滝を見物して、売店の前を通って天狗滝を見物。
舗装路に出たら、黒山バス停に向かって下って行く。
途中に黒山鉱泉館があったが、先にバスの時間を確認してから、と思って通過。
黒山バス停で時刻を確認したら、バス停の目の前に東上閣があったので、ここで入浴することにした。
(ちなみにバスはおおよそ1時間に1本)
貸しタオル付きで1300円。タオルなしだと1050円。
この日はなぜか露天が使えなかったのが少し残念。
食事もできたようだが、風呂に長く入りすぎて食事する時間がなくなってしまった。
バスで越生駅に着き、次の八高線の電車は・・・1時間後!
仕方ないので近くの法恩寺までぶらぶらしたり、酒まんじゅうを買って食べたりしつつ時間を潰した。
で、今回のコースは、
全般的に案内板が随所にあり、道は狭めだが基本的に歩きやすく、全体的に傾斜は緩め。
また、階段地獄もなく、この「整備され過ぎていない」ところがとても良い。
そのせいか、緩やかながらもアップダウンを繰り返す、(自分にしては)長めの歩きだったが、疲労感はあまりなかった。
展望は総じて少なめなので、今回のような冬の晴れた日、それから春先に花を見ながら、というのが良さそうに思う。
○コース参考
山と渓谷社 新・分県登山ガイド10 埼玉県の山 「49 越上山・顔振峠」
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/J74syFv5zPsMTUJi9
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