初アイゼンの子供達・・・・快晴の『塔ノ岳』


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
12:38塔ノ岳山頂13:53-14:24花立山荘-15:09堀山の家-15:27駒止茶屋-15:57見晴らし茶屋-16:32大倉登山口
天候 | 快晴! 山頂6℃位無風。去年の4/1より暖かかった〜 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜見晴らし茶屋】 雪なし。地面は乾いており歩きやすい。 【見晴らし茶屋〜駒止茶屋】 途中雪が出てくる。 急斜面を上がってベンチのあるところで子供たちはアイゼンそ装着。 平な道を進み、最後駒止茶屋へ上がる階段のところで「俺もアイゼンつけるかな」 と思う。 【駒止茶屋〜堀山の家】 自分もアイゼンを装着したが、結果としてはいらない。 帰りはだいぶ雪が溶け、堀山の家より下はアイゼンいらないと思う。 【堀山の家〜花立山荘】 階段が消えているところはまだあり。 場所により雪が消えているところもあるが、ほとんどの部分は大分雪が 残っている。今日のコンディションであればアイゼンなしでも行ける人も いると思うが、基本は付けた方が事故がなく良いのではと思う。 【花立山荘〜山頂】 金冷し以降はかなり雪がある。夏道(登山道)でないところにトレースが 出来ている箇所もあり。子供は楽しそうだった。 長男はチェーンスパイクを付けてたが、急斜面ではよく滑っていた。 すれ違う大人も滑りながら歩いているところあり、6本爪の軽アイゼンが ベストチョイスかなと感じた。 (4本爪も滑り気味に見えた) |
写真
感想
雪山へ行きたい!
家族とも遊びたい!
よし、一緒に雪山へ行こう〜!!!!
ということで、子供達を連れ、雪山となっている塔ノ岳へ行ってきました。
今回の目標は、
●安全に山を歩く
●子供達を楽しませる
の2点!
当然、自分が一番装備が良いわけで・・・・、
子供が山の中でピンチにならないように準備をしっかりする事を目指す。
1.服装
下着も中間着も「綿」しかない!化繊の山用は買えない!
→なら、着替えを持ってく!
2.防寒
俺の暖かいダウンを貸す!
3.防水
着替えで対応。上半身は俺のレインウェアを貸す!
4.靴
長男は俺の靴を貸し・・・・次男の靴だけは購入。
絶対染みない靴を。
そしてスパッツは俺のを貸し、準備万端で山へ。
色々心配はしましたが、予想通り非常に良い天気。
風もほぼなく、春スキーの頃の天気のようで、雪の上を半袖で歩けそう♪
でしたー。
【登り】
とにかく『飽きさせない。雪がくるまで話で楽しませよう』と。
「山の整備はボランティアがやってるんだよ」
「ゴアテックスてね・・・・」
「冬の富士山は転んだら何百メートルも一気に滑り落ちてしまう・・・・。
だからそれを止める為にピッケルがあるんだよ」
そんな山に関する話を色々してあげました。
子供は『へぇ、そうなんだ』と結構興味を持って聞いてくれます。
そして、雪が出てくると「もっと真っ直ぐ歩いてくれ〜。日が暮れる」
とボヤキが出るくらい雪と戯れ・・・・。『濡れると死ぬぞ』と脅かします。
バタバタしながら、十分な時間(?)をかけ山頂へ。
途中次男は、
「パパが山が好きで良かった。雪山が好きで良かった。だから俺も
今日雪で遊べる♪楽しいね〜」
て、嬉しい事を言ってくれる!それでこそ俺の息子!!!!
【山頂で】
嘘のように暖かい。ダウンは必要であるが、全く寒くない。
ラーメン作り、食べ、帰り用の紅茶をいれ・・・・子供達は滑り台を作り(笑)
充実した楽しい時間を過ごす。
「よし、日が暮れる前に車まで行くぞ!」と声かけ出発です。
【下り】
もう、トレースを外れまくりです。
足あとのない雪の上を、時に滑り、時に転びながら・・・・本当に楽しそうに
歩いている。本当に「来て良かったね」。
そして、コースで転んだ長男がそのままケツで滑り降りていく。
『それってシリセードて言うんだよ』と言うと、その後はチャンスがあると
「シリセード」。『おいおい、君たちのズボンは防水ないんだよ(サッカーのピステ)』
ま、どうにもならなくなったらズボンを履き替えさせよう。
ビチョビチョになりながら、楽しそうに下山が続きます。
駒止茶屋過ぎでアイゼンを脱がせました。
そこからは、「(靴が)滑って楽しい〜」と今度はグリセードもどき。
子供達の適用能力は凄い。勝手に一番楽ちんな方法を見つけます。
そんなこんなで雪がなくなり・・・・
次男は大分お疲れ。最後30分は励ましながら一緒に下山しました。
次男が途中でなんとなく言った、
「あともう少しだから頑張れ、て言われると頑張れるんだよね〜」
という言葉。ちょっと心に来ました。『そんなもんなんだな』て。
「励まし」て大事なんだなぁ。子供に教えてもらいました。
【帰り】
温泉により、ご飯を食べ・・・・本当に大満喫な一日でした!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する