【北八ヶ岳】縞枯山-茶臼山

2013年01月19日(土) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 5.8km
• 登り: 324m
• 下り: 325m

コースタイム

北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅10:45ー10:55縞枯山荘ー11:15雨池峠―11:55縞枯山ー12:10展望台
12:15展望台ー12:25五辻分岐ー12:50茶臼山ー13:15五辻分岐ー13:35五辻
13:35五辻ー13:45東屋14:10ー14:15五辻ー14:30森林浴展望台ー15:00北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅

天候

晴れ時々曇り、稜線風強し

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

JR茅野駅からバスの時間が合わないのでレンタカー利用。
タクシーだと片道7000円強かかるそうです。

コース状況／危険箇所等

●ロープーウエイ山頂駅にあるもの。
登山ポスト、トイレ、レストラン、喫茶店（室？）、売店（手袋など忘れがちなグッズが手に入ります）、お土産、沢山の登山客とスキーヤー、スキー場、屋外喫煙コーナー

●全コースにトレースがくっきりとついていました。
道標も完備しているので、よほどの気のゆるみが無い限り安全なコースだと思います。
稜線に出ると強風！

●北八ヶ岳ロープーウエイはWEBサイトで割引券クーポンがあります。
印刷して持って行ったら、往復1620円になりました。（380円割引）

●ロープーウエイの最終は16時だとしきりに放送あり。遅れると1時間の下りが待っています。

写真

1/19 10:43

多数のスキーヤーと小数のハイキングの方に混じり、初めて坪庭に来ました。いい天気です！（ウレシイ）
定番の一枚！これから登る縞枯山でしょうか？

1/19 10:45

坪庭の横を進みます。帰りに時間と気力があれば見学することにしました。
雪と青空と木々の対比が美しい。

1/19 10:55

あっという間に、縞枯山荘に到着。
つぼ足は歩きにくいので、わかんを装着！

1/19 11:15

雨池峠から右に入り、山腹を直に登り始めます。

1/19 11:45

尾根に出ました。慣れないわかんでしたが、なんとか登れました。

1/19 11:45

展望台に向かって尾根を進みます。風が強く、一気に汗が冷えてきます。

1/19 11:54

展望台到着。カメラが凍り付き、アウターの中で暖めました。なんとか撮影成功。

1/19 12:00

蓼科の町が眼下に広がります。湖のようにも見えます。

1/19 12:00

天狗岳方面は雲がかかって来ているようです。

1/19 12:13

何度もカメラを懐で暖め、道標を記念に撮影。この展望台は夏に来ると大きな岩場なのですね。

1/19 12:22

寒いので、すぐに樹林帯に避難。茶臼山に向かいます。

1/19 12:25

五辻分岐まの道標

1/19 12:58

茶臼山山頂からの眺め。風が強い（痛い）。八ヶ岳核心部は雲の中。

1/19 13:00

ちびモンスター？樹林帯の中もいたるところに居ます。

1/19 13:15

再び、五辻分岐に戻りました。ここから下り道。

1/19 13:16

静かな樹林帯のなかトレースを追いかけ、

1/19 13:36

途中で動物の足跡を眺め、

1/19 13:36

五辻に到着。広いねぇ。

1/19 13:37

このまま山頂駅に戻るのでなく、

1/19 13:52

近くにあるあずまやで一休み。

1/19 13:53

麦草峠方向から回り込んで出会いの辻からも来れるのですね。

1/19 13:55

白い筋はスキー場かな？

1/19 14:10

五辻にもどり、山頂駅を目指します。

1/19 14:18

雪の八ヶ岳は静かだ。

1/19 14:27

夏は森林浴。良いですね。昼寝したい。

1/19 14:28

蓼科山から白樺湖方向の眺め。穏やかな丘のようです。

1/19 14:53

坪庭に戻ってきました。単独で行くとホッとする瞬間。正面は北横岳ですね。

1/19 14:54

ロープーウエイの駅も見えます。

1/19 14:56

青空が雲で隠れてしまった。残念。

1/19 14:58

今日の復習をして、おしまい。

撮影機器：

COOLPIX P5100 ニコン

感想

kikupapa

初めて単独で雪山ハイキング！

不安とワクワクでいっぱい！ヤマレコの他の記録をよく読んでいざ挑戦！
縞枯山・茶臼山と攻めた後戻ってきて「余裕があれば」坪庭経由で北横岳にも行きたい！と思いつつ、
出発時間10時半は遅いし、初めての雪山だし無謀な計画はだめよ〜ん。

雪山初めてなんですよ。今まではロープウエイを降りて下のスキーゲレンデへ、でも今日はお山目指します！
（大丈夫！先週の雪山講座で習ったから、復習のつもりで行けばいいんだよ、と独り言）
でも、東京から日帰りは時間短くてつらいなぁ。隊長兼隊員の私は、隊員兼隊長を励まします。無事に戻りましょう！

機材は、ワカン、アイゼン、ピッケル、ストック、行動食、サーモス、コンロ、カップラーメン、地図、コンパス
万が一に備えて、無線機（4級）、非常食、雪崩ビーコン(笑)、水1L、追加のフリース、さらに追加ダウンジャケット
ここまでいるかい？と思うほど、物欲丸出し装備をザックに詰め込みいざ出発！
11kgですね、日帰りなのに(苦笑)
登山ポストに届けを出す（北横には「行かない」と記述）。

●山頂駅出発
ツボ足で歩き始めましたが、どうにも歩きにくくなり、縞枯山荘先でワカン装着。
トレースを外れるとずっぽりと入ってしまうんですね。（ワカンつけて歩くとらくちん楽しい）
前後の人たちは、スノーシューでスイスイと進むのでうらやましい。(物欲FLG)

●雨池峠から登り始め
いい天気に汗も出てきて、雨池峠まであっけなく到着。（あれれ、なんだかコースタイム通りだよ）
そして、縞枯山(2403m)に向かってピッケルを持って登り開始！キックステップ気味に・・・
樹林帯なのに、ルートには雪が結構あるんですね。ワカンと登山靴でズンズンと上る。
実際は、なれない雪道の登りに必死！滑る！沈む！ワカンを踏んで転ぶ！転んでも痛くない。

●縞枯山山頂部
ようやく尾根筋に出るころには、体中雪だらけ。（下界は吹雪だったのですか？そんなことは無い！：独り言）
そして、「ををっ〜、風強い！さすが2000m超雪山」、気温‐10度。寒い！冷え過ぎでカメラ動かないじゃん！
記念すべき初雪山単独山行は、期待通りの展開になりました。

もうそこが山頂のはずなのに、「展望台はあっち→」の表示。
そうでした、縞枯山は山頂よりも展望台から眺望を楽しむところだったのです。
よしよしと進んでいくと、途中も眺めがいいじゃんか。（懐で暖めたカメラで撮影。）
そして、展望台では西からの風に猛烈にさらされました。再びカメラ動かず。

●茶臼山へ
寒いのが苦手だったことを改めて自覚し、早々に木々の中に逃げ込み、さっさと茶臼山(2384m)への道。
雪道の下りは膝に負担が少なくていいですね。これ楽しい。ふわふわ浮きながらあっという間に五辻分岐まで到着。
後で戻ってくることがわかっているので、小休止後すぐに出発。(お茶することも忘れている）

茶臼山山頂も「展望台はこっち←」の表示、行ってみると「素晴らしい眺め」＋「痛いほどの強風」。すごいや、立っていられない。
樹林帯と尾根ではこんなに違うのかといまさら当たり前のことでも納得。雪山じゃなくても尾根は風が強い。
ここで、今日の目標は半分は達成。あとは下山、安全帰還。五辻分岐からさらに降りて五辻を目指す。

●五辻（あずまや）へ下る
ここもふかふかの下り。楽しかった。でも、まだ気持ちは目いっぱいだったらしい。（地図見てないし）
ようやく、五辻で地図を眺め、今日初めて予定ルートの周りに目が行くようになった。
あずまやがあるじゃん！そういえば、コーヒーとか飲む準備してきたのに忘れていた。
初めての雪山で、緊張していたのでしょうね。物欲満載のザックから何も出していませんでした。

あずまやに足を延ばし（すぐでした）、今日初めてのコーヒーランチタイム。（すでに1時すぎでした）
静かな森の登山道わきのあずまやでゆっくりと。
許されるなら、こんな森の中で雪山キャンプもいいですね。時間が止まっているようだ。
地図を見ると、麦草峠も思ったより近いのか。泊もいいなぁ。

●山頂駅帰着
そして、ロープウエイ山頂駅を目指し約1時間の道のり。（先行者のつぼ足の痕跡でルートがでこぼこ歩きにくい）
今朝の緊張を忘れたかのように、「ああ雪山終わっちゃうなぁ」と感傷に浸りながら駅に帰着。
でも体は正直。坪庭散策へ行こうとは思わず、喫茶へ直行！寒かったのね。
午後3時。正味4時間半の初雪山ハイキングが終了しました。(楽しかった)

●感想
天気に恵まれてよかった。また、来ます。冬のハイキング良いですね。
今日、アイゼンは使いませんでした。