TKBは白組じゃないよってナニそれ？筑波山

2013年01月26日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 6.4km
• 登り: 838m
• 下り: 526m

コースタイム

登り：筑波山神社(11:30)→御幸ヶ原コース→男体山(13:25)　※トラブル含む
下り：女体山(14:50)→白雲橋コース〜おたつ石コース→つつじヶ丘(16:00)

筑波山登山コースマップ（筑波山ケーブルカー・ロープウェイ提供）
http://www.mt-tsukuba.com/?page_id=136

天候

晴れ（ただし雲あり、遠くは霞む）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

秋葉原よりつくばエクスプレス（TX）＋つくば駅より筑波山シャトルバス利用。
シャトルバス案内（関東鉄道バス）
http://www.kantetsu.co.jp/bus/tsukuba_shuttle/tsukuba_shuttle_index.html
つくば駅-筑波山神社 700円、つくば駅-つつじヶ丘 850円。車内ではPASMO、Suicaが使えません。
つくば駅のバスターミナルはつくばセンターと呼ばれています。

TXが販売している「筑波山きっぷ（電車・バス・ケーブル・ロープウェイのセット券）」は、
登り下りにケーブル・ロープウェイを使うと確実に元が取れますが、登山だと難しいです。
http://www.mir.co.jp/service/otoku/tukubasan.html

コース状況／危険箇所等

標高600m以上では登山道に残雪があります。
白雲橋コースの方が北面に回る箇所が多いため、残雪や凍結箇所が多いようです。

ケーブルカー・ロープウェイは冬期の点検休業期間があります。
1月21日（月）〜31日（木）ケーブルカー運休
2月4日（月）〜8日（金）ロープウェイ運休　　※いずれも2013年の日程

下山後カフェ：
Shingoster Living（つくば駅徒歩15分）
http://www.shingoster.com/

写真

TKB＝筑波、白組＝雪山。
茨城の低山の筑波山に雪が残ってる訳ないよと、雪を避け冬眠に入らんとするguraを無理やり連れ出す。

TXとバスを乗り継ぎ筑波山神社へ。参拝後、向かって左手の登山口に進みます。

今日は良子ちゃんバージョンで「山のぼり☆大好き〜」。

「雪ないね〜」と安心して登り始めるgura。

足元の石がしっかりしているので無雪では登りやすい山でした。

御幸ヶ原コース半ば、ケーブルカー中間地点が見える場所で、初めて登山道にまとまった残雪。

しかし森に戻ると雪はありません。アスレチックのような段が続きます。

随分と古くて太い檜です。この山の木は御神木として守られてきたのでしょう。

しばらくして、いよいよ雪が登山道を覆うように。まずはトレッキングポールのキャップを外します。

「これなら普段使いも出来るよ」と、guraに昨日買ったばかりの新兵器、リバーシブル・グリッパーをプレゼント。

しかし10分後に撮影したこの写真の時点で、既に左足の方が脱落してなくなっている（赤丸）。

撮影時は気づかず、100m近く登ったところで気づき、私（guru）がチェーンスパイクをつけて装着地点まで探しに下りたものの、結局見つからず。

きっと親切な方（下り）が好意で拾って下山してしまったのでしょう。二人とも意気消沈のまま山上の御幸ヶ原へ。

御幸ヶ原到着。おお、見晴らしがいい〜
山の下の周りがすべて平べったいところが面白いですね。

更にそのまま、男体山頂に向かいます。

ここからは南側の景色も見れました。ほんと真っ平、どこまでも続く関東平野！

さて男体山からの下りに際し、ここで私（guru）の方が片足だけになったリバーシブル・グリッパーを装着。

guraにチェーンスパイクを貸す。「こういうの使ったことないから怖い」

ツルツルの下り、チェーンスパイクguraに、片足グリッパーのguruはいきなり引き離される。

歯が氷に食い込む感触を確かめながらぐんぐん進むgura。

更に、無駄に斜面を登って雪山気分。何だ楽しんでるじゃないか！

お昼は見晴らしのいい茶屋で。

つくね、くろ野菜（ごぼう）、ばら肉の入った「つくばうどん」を頂きました。

食事後、山頂連絡路を経由して女体山に向かいます。

ザクザク、雪を踏みしめていきます。

「雪山みたいだね〜」

チェーンスパイクの感触が楽しいようで、ますます上機嫌に。

天気もいいね。

女体山が近づいてきました。

女体山の山頂です。こちらが筑波山の最高点ですね。

前方の岩の上に進むと、すごく景色イイ！

東京上空に浮かぶ怪しげな雲の下、スカイツリーのシルエットが。

霞ヶ浦の方は普段見ない景色で面白い〜。

さっき登ってきた男体山です。

女体山からつつじヶ丘に歩きで下山することにしました。足元の悪い道を快調に下るgura。

本当に転倒注意ですよ！（これはおふざけです）

時折り、上方をロープウエイが行き交います。

白雲橋コースは稜線の北側で凍結が激しいかも。

このあたり、奇岩が多かったですね。

なんか雪を満喫してるなあ〜。

ここ1箇所だけ鎖がありました。

聖と俗を分かつという奇岩・弁慶七戻りを抜けると、おたつ石コースへの分岐に。

分岐（弁慶茶屋跡）でティーブレイクにしましょう。筑波山は火気厳禁なので今日はテルモス。

そして新登場のX-Cup。詳しくはまた日記で。

ブレイク後は下山に向けてラストスパート。霞ヶ浦に向かって下りていくのが気持ちいいコースでした。下りにオススメ。

いよいよチェーンスパイクも要らなくなったので外します。改めて、何でグリッパーは1個なんだろ・・・

広々とした中を、つつじヶ丘まで下っていきます。

おつかれさま、今日も無事に下山できました。

バスでつくば駅に戻ったあと、徒歩でShingoster Livingへ。この地に古くからある蔵を改装した、素朴さがほっとするお洒落カフェでした。

そしてTKBからAKBはあっという間の45分。ケロケロ（終）。

感想

guru

雪山を避けているguraがここならいいと言うので向かった筑波山。実際は残雪もしっかり、滑り止めなしではツルツル滑り放題の状況でした。登山道に挑んでいる丸腰の観光客もいましたが、かなり苦戦（きっと痛い思いも）。

茶屋で常連の方に伺いましたが、近年の筑波山は雪がどんどん減って殆ど積もらなかったところ、今回の雪はやはり異例の多さとのことでした。

そしてまさかのリバーシブル・グリッパー脱落・紛失。どうやらつけてから数分以内に脱落していたようです。頻繁に雪のある山に行かないにしても、普段の長靴やブーツにもつけて使ったらいいだろうとプレゼントしたつもりだっただけに、大ショック。

しかし怪我の功名というか何と言うか、これまで私が使っていて興味を示さなかったチェーンスパイクの履き心地を、guraが大いに気に入るという結果に。

もっとも、もう1つチェーンスパイクを買うかどうか（＋誰が費用を出すか）、偶然つくば駅前にあったモンベルに入りながらも決まらなかったあたり、我が家が揃って本格的な「雪山へGO！」ということはまだ暫くなさそうです。

コメント

wasabi_o

いい天気ですね
初めまして！
よく晴れていて遠くまで見えて羨ましい限り。
山頂からよく見えるってことは下からも見えるってことで…
天気がいい日は千葉からも見えています。
そんな筑波山に登りたいと思いつつ機会を逃しているこの頃です。

まさか、筑波山も雪が残っているなんてびっくりです！
グリッパーは無くなっていなかったら購入を考えてました（笑）

guru

wasabi_oさん
こんにちは、コメントありがとうございます！
筑波山は山容が美しいので、お宅の方から見えるっていいですね〜
山からの眺望同様、きっと冬場の方がよく見えてらっしゃると思います。

筑波山はハードに攻めるというより、家族友人でワイワイというタイプの山かと思いますが（高尾山の次、みたいな山ガールや学生グループが結構いました）、この時期もし同行者が滑り止めがない場合、登りは何とかなるので下りだけケーブル・ロープウェイに逃げるというのもアリかと思います。山頂連絡路は転んでも大きな怪我をするような傾斜ではないですし

グリッパー、もし購入→１つ失くされたら、うちにある１つを差し上げますね（笑）