霧氷パラダイス富士見台(新しい兼用靴の足慣らしとプチBC)
- GPS
- 05:27
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 652m
- 下り
- 645m
コースタイム
−10:20〜25富士見台山頂まで3.3kmポイント−10:57〜11:00神坂峠−11:15〜23萬岳荘
−11:51神坂小屋−12:07〜10富士見台山頂−12:30萬岳荘−12:40〜45神坂峠
−13:23〜28ヘブンス山頂まで1.5kmポイント−13:38ヘブンス山頂まで1.0kmポイント
−14:00ヘブンスそのはら展望台
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
県道477号線を左折してしばらく進むと、右手に「ヘブンスそのはらスキー場」の案内板 があるので、道なりに進むと終点が駐車場。 ゴンドラ(往復2000円)からセンターハウスまで滑り降り、第2リフト(400円)に 乗って展望台へ。下山時は、スキーで滑り降りて第4リフト(200円)に乗ってゴンドラ で駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト券売り場にて登山届を提出。(下山届は不要とのことでした。) 登山道は、展望台から少し下ると林道に出合うので、林道をそのまま進むと御坂峠 に到着する。その先も道標がしっかりとあるので、林道をそのまま進むと萬岳荘に 到着する。萬岳荘は冬季閉鎖中ですが、2Fの一部が冬季避難小屋として開放されて いる。ここからは登山道となるが、この日は踏み跡もしっかりとあったので、迷うこと なく富士見台山頂へ。 下山後の温泉は、県道を出て左折して少し進んだ所にある「月川」へ。日帰り入浴 は600円ですが、疲れた身体には大変いいお湯です。 |
写真
感想
今年買った兼用靴の試し履きとシール登行の練習を兼ねて良い場所はないかと
調べていると、スノーシューハイキングに最近多くの方が訪れている富士見台が、
バックカントリーの入門コースとなっているとの情報があったので、林道歩きも
長いことからここを選択。
週末に新雪が降ったということもあり、期待に胸を膨らませて6時に家を出発。
高速を走行していても、路肩には雪が残っているところもある。中央自動車道園原IC
で降り、県道477号線を左折したとたんに道路は真っ白。8時にスキー場駐車場に到着
すると、まだ第1駐車場に余裕で止めることができた。ゴンドラが動きだすのは8時半
からのため、のんびりと準備をする。今回、下山してからもゲレンデで遊ぼうと思い、
1日券を購入。事前に『ヘブンスクラブ』というモバイルメンバーに登録しておいた
ため、本来4000円の1日券を3500円で購入、他にも色々な特典があるようだ。ゴンドラ
とリフトを乗り継いで、まずは展望台に向かう。先行する2名の方がトレースを付け
られたようだが、ツボ足では腰ぐらいまで埋まることも。ここからは雲ひとつない
状態で南アルプス全体がきれいに見渡すことができ、さらに期待が膨らむ。一旦、
林道に降りてスキー板を装着する。先行者のトレースしかないのでかなり埋まるが、
スノーシューよりも浮力は十分にある。林道はアップダウンもあり、この間をスキー
板で移動することによる時間短縮は期待できそうにない。(こまめにシールの脱着を
繰り返せば効果はあるだろうが、コースを把握していないと余分に時間がかかること
にもなる。)この林道区間、霧氷を楽しむには良い場所であり、所々から見える南
アルプスの絶景は、疲れた身体を癒すには最高だ。この林道、ほとんどが山の陰に
なっているので、風もなく気持ちが良い。
予定よりもだいぶ遅れて萬岳荘に到着。建物の陰の風のあたらない場所で軽く昼食を
摂ってから富士見台山頂を目指す。ここからはやっと登山道を歩くことになるが、
トレースもしっかりとあり、夏道をたどっている。そのままトレースしてもジグザグに
登っていくだけなので、少し急な斜面を登ってシール登行の練習もする。稜線に出ると
雪は飛ばされていて、岩が出ているので、雪の残っている斜面を選んで進む。神坂小屋
からの急斜面を登って行く途中で、先行者1名とすれ違う。この辺りまで来ると、
山頂方面は黒い雲がかかりだし、かなりやばそうだ。状況を見ながら進み、山頂にたどり
着くとかなりの強風のためじっとしていられない。南アルプス方面だけは良く見えていた
ので、とりあえず写真だけ撮って下山することに。この途中から斜面をトラバース気味に
ショートカットした部分はフカフカの新雪を楽しめたが、その先の笹原の斜面は、最中状の
雪質でかなり滑りにくかった。萬岳荘まで滑り降り、その先の神坂峠まで板を付けたまま
進む。これ以降、シールを付けて歩き出すが、林道終点までの間でシールを外して滑れ
そうな区間は、ヘブンス山頂まで1.5kmポイントから1kmくらいの区間だけか?結局、
シールの付け外しの煩わしさから、最後までシールをつけたまま歩き通した。行きに
見えた霧氷が所々でなくなっている場所もあったが、かなり冷え込んでいるためか、
この時間でもしっかりと残っている。富士見台まで行くのであれば、スノーシューの
方がお勧めだと思う。林道終点でお会いした方から、その手間への山の斜面が最高
だったとのこと。確かに、所々にシュプールがあったので、次回はこちらを楽しんで
みようと思う。
当初、スキー場に戻ってきてからゲレンデを数本滑るつもりでいたが、かなりの
疲労もあったのと、下山して温泉に浸かる時間と帰宅時間のことも考え、一気に下山
することに。ゴンドラでいっしょになった浜松からこられたグループの方とBCの面白さ
についてお話しながら駐車場に戻る。後は、すぐ近くにある温泉『月川』に浸かり、
帰路に着く。
新しい兼用靴の感触もよく、シール登行も何とか感を取り戻すことができた上、
林道区間の霧氷はまさにパラダイスと言っても過言ではない状態を満喫することができ、
大満足の山行となった。
コメント
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美しい霧氷に、うっとり見とれて
しまいます。
ヘブンス山頂から、富士見台までは
案外距離もアップダウンもありますよね。
昨年末に、ツボ足で歩いて、バテバテでした。
1時間半で歩かれるkameさんは、さすがです。
青空のもと、大展望と、サンゴみたいな
霧氷が、とても美しいです。
霧氷は、山肌が白いと、より、きれいですね。
いや〜、komakiさんが歩かれた広河原登山口からヘブンス
山頂まではかなりの登りですので、ここまででかなりバテて
しまうのでは?
私は、その区間を省略して歩いていますのでかなり楽な上、
スキーの板って本当に沈みませんので、体力的にもすごく楽
だと思います。実際、スノーシューの方の半分も埋まって
なかったですよ。
スノーシューは足を上にあげなけがら進みますが、スキー
の板はかかとを上げて前にずらすだけなので、本当に楽です
よ。
この季節、どうしても霧氷を求めて走ってしまいますよね。
kame さんのレコで、この日の富士見台の様子を
見ることができて、ホントに嬉しいです〜
下から見上げたときに、上のほうが真っ白だったので
どんな様子なのかずっと気になっていたのです。
ヘブンス園原からだと林道区間の
霧氷パラダイスが見られるんですね〜。
青空&霧氷が、とても綺麗です
やっぱり雪の降った後の富士見台良いですね〜
この日、強清水方面から登ってこられた方とはお会いしません
でしたが、踏み跡は見ましたので、数パーティーは入っていたと
思います。
ヘンブンス側からは、山頂から1.5kmの道標のある展望ポイント
か千両山で引き返す方が多いようですね。皆さん、しっかりと
見るポイントを捕らえられているようですね。
今回、元々スキーに来る予定だったのですが、天気図を見て
いるとかなり期待できそうだったので、家をでる前にBC用の板
に変更しました。結局、林道歩きで疲れてしまい、肝心のスキーは
ほとんど滑らずに帰ってきてしまいました。
本当に、この季節の中央南部(南沢から蛇峠)辺りって最高
ですね。
素晴らしい霧氷です。
写真通り富士見台周辺は、霧氷パラダイスなんですね。ピークハントも良いけど、こんな景色に出逢えるなら山麓を周遊する価値は充分有りそうです。
参考にさせてもらいます。
このヘブンス山頂から富士見台を越えて南沢山辺りまでは、
タイミングが合えば霧氷は最高な上、特に富士見台においては
南から中央、北までの眺望も最高ですね。
私もこの日はピークハントにこだわって富士見台まで行き
ましたが、霧氷は萬岳荘まででした。
(特に、帰りに出会ったBCスキーヤーに聞いたところ、
私のこの日のもう一つの目的だったBCは、千両山辺りが
フカフカの新雪だったそうで、富士見台まで行かない方が
良いと、アドバイスをいただきました。)
この林道歩きなら、北風が吹いていてもかなり防いで
くれるので、のんびりとするには最高ですね。
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