【過去レコ】荒島岳 美しいブナの原生林
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 九頭竜温泉「平成の湯」 http://www.hotelfurearuizumi.com/onsen/index.html#sec22 |
写真
感想
9月18日〜20日の3連休はずっと雨の予報で,山はあきらめかけていたが,最終日が曇り/晴れの予想に変わったので,福井で唯一の百名山「荒島岳」を目指すことする.
白鳥町から油坂峠を越えて福井県に入ったところに荒島岳はある.5時前に出発し,岐阜各務原インターから油坂峠料金所へ向かった.有料道路を降りてから,勝原スキー場までは案外距離があり,時間がかかった.駐車場に着くと,先客が15台ほど停まっている.福井ナンバーが多いようだ.駐車場の隅にある電話ボックスを利用した登山ボックスに届けを提出してから登り始める.最初はスキー場のゲレンデをリフトの終点目指して登っていく.下から見たときには単調な坂道に見えたが,これがなかなかどうしてかなりの急登なのだ.この急坂には下山のときも苦しめられた.
リフトの終点からが本格的な登山道になり,見事なブナの原生林に入る.ぬかるんでいる場所も多く,たまらずスパッツを着用.ガイドブックにもブナ林が見所だと書いてあったが,本当にものすごい数のブナの大木で圧倒された.ブナの生命力を思うと,少し疲れが癒えた気がした.
9月下旬とは思えぬ暑さに苦戦しつつ,ブナ林を抜けていくとやがてシャクナゲ平に至る.ここで小休憩し,さらに歩を進めると「もちがかべ」と呼ばれる急なやせ尾根に取り付く.時折,フィックスロープもある急登は疲れた体にこたえた.なかなか足が上がらない.少し傾斜が緩くなり,笹の道に達すると,山頂をロックオンすることができる.時間的にはもう少しのはずだが,結構遠くに感じられた.
オヤマリンドウの花がちらほら見られるようになると,山頂に近い.山頂は広い台地になっていて,休憩する場所には困らない.下から見ていたとおり,山頂はガスに覆われていて展望は悪い.期待していた白山は無理で,大野盆地が微かに見えるだけだ.食事の後もガスが消えないかと少し待ったがダメであった.
下山は往路を戻る.随分遅い時間にも登っていく人がちらほらいた.誰もがしんどそうで,やはりなかなか手強い山のようだ.暑さもあって,大汗をかいた山行になった.行き帰りの車中も合わせると3リットルの水分を摂取,それだけ汗をかいたのだろう.
帰り道に和泉村の九頭竜温泉「平成の湯」で汗を流し,道の駅で山バッヂを購入.小屋がなくても,近くの施設でバッヂを販売していることもあるようだ.
帰路は時間もあったので下道で帰った.途中,大和で1時間くらい昼寝をし,関で親父ととんかつを食べた.連休最終日で高速は渋滞.結果的には下道で正解だったようだ.
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