秩父鉄道武甲線(廃線)跡

2020年10月17日(土) [日帰り]

• GPS: 00:52
• 距離: 3.3km
• 登り: 25m
• 下り: 26m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:47
• 休憩: 0:02
• 合計: 0:49

距離 3.3km 登り 36m 下り 28m

9:21 影森駅
9:29 9:31 札所27番大渕寺
10:10 影森駅

雨の週末、秩父鉄道武甲線跡を散策しますた。

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

秩父鉄道三峰口駅の有料駐車場にマイカーを駐車（1日：530円）。
（往路）三峰口駅 → 影森駅（390円・IC不可）
（復路）影森駅 → 三峰口駅（390円・IC不可）

※ 影森駅にも日貸駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

全行程ロード（一部ダートあり）につき、交通ルールを遵守されたい。また、私有地への立ち入りの無いよう注意したい。

その他周辺情報

きのこの里 鈴加園
https://suzukaen.com/detail/

国民宿舎「両神荘」
https://www.qkamura-s.com/ryokamiso/onsen

写真

10/17 8:40

秩父鉄道三峰口駅から本日の目的地である影森駅に向かいます。

10/17 8:42

三峰口駅は、同線の長瀞駅と共に「関東の駅百選」に選抜されています。

10/17 8:50

秩父鉄道7800系電車。元は東急8090系電車であります。

10/17 9:17

影森駅に到着。ひろ〜い構内に萌え〜。

10/17 9:21

ではでは、影森駅から武甲線廃線探訪を開始します。

10/17 9:26

デキ105電気機関車が牽引する貨物列車が太平洋セメント三輪鉱業所に向けて出発します。

10/17 9:27

影森第一踏切から貨物列車を見送りました。線路は左から三輪線、中央が武甲線跡、右が秩父本線となっています。

10/17 9:31

秩父札所27番の大渕寺には、お手洗いがあります。

10/17 9:32

大渕寺から影森第三踏切へ。踏切から三峰口方面を撮影。左から三輪線、中央の藪が武甲線跡、右が秩父本線。

10/17 9:36

遅ればせながら、本日は奥様＆息子くんが同行します。

10/17 9:38

三輪線はなんと19.5‰の急勾配を登ります。第4種踏切を渡り秩父本線を跨ぐ跨線橋を渡ります。

10/17 9:39

跨線橋から三峰口方面を撮影。秩父本線の軌道の左側の藪が武甲線跡のようです。

10/17 9:42

藪の中から軌道が現れました。萌え〜。

10/17 9:43

軌道が切れた辺りから秩父鉱業所方面を撮影。

10/17 9:44

廃線跡の一部は琴平ハイキングコースとなっております。

10/17 9:44

ハイキングコースには、レールを再利用した架線柱が残っていました。

10/17 9:45

レールの刻印を見ると「C A HUTTE 1880 N H C」と読める。1880年製のレールなのだろうか？
秩父鉄道の開業（熊谷〜寄居）は1901年なので、他社線の廃材だろうか。。。

10/17 9:46

いずれにしても架線柱の遺構には萌える。

10/17 9:47

およよ。レールやら枕木やらの廃材が放置されていました。

10/17 9:48

廃線跡はハイキングコースを離れます。

10/17 9:50

秩父鉱業所手前で廃線跡は途切れます。当時は工場内のホッパー設備に線路が延びていたのでしょう。

10/17 9:56

「なんだ？もう終わりなのか？短いなぁ！これじゃぁ運動にならないぞ！」等々、いつもとは違う前向きなクレームを宣う親子。

10/17 9:56

跨線橋から影森駅方面を撮影。写真右から左へ伸びる武甲線の廃線跡が分かる。

10/17 10:03

今回の配線探訪は距離が短すぎたということで、午後は公園を歩き回ってポケ活することになりました。

10/17 10:07

影森駅に戻って来ました。広い構内には6000系電車（旧西武鉄道新101系）がいます。通勤型電車を急行型に魔改造した車輌として有名だす。

10/17 10:11

三輪鉱業所から武甲山の石灰石を満載した貨物列車が戻ってきました。

10/17 10:13

武甲山のカケラが沢山積まれています。これがビルやマンション、道路などの材料になって我々の便利な生活を支えているのです。

10/17 10:24

帰路は、4両編成のジオパークトレインに乗車しますた。写真はヒグマの前に座った奥様。今から数万年前までは秩父にもヒグマが生息していたそうです。

10/17 10:24

携帯をいじる息子くんの後ろにはアナグマ。

10/17 10:41

三峰口駅に戻ってきました。

10/17 12:43

本日のランチはきのこの里鈴加園にてジビエ焼肉！

10/17 11:00

店内は古き良き観光地の雰囲気。

10/17 11:08

奥様は大ジョッキ、息子くんは中ジョッキ、私はコーラ、、、これが我家の序列である。

10/17 11:17

アケビやバナナと桃の中間のような味の珍しい果物「ポポ」や栗など秋の味覚満載の前菜。

10/17 11:38

椎茸塩焼きのサービスもありました。ウマウマでした！

10/17 11:35

秩父で狩猟したイノシシやシカと鶏肉のBBQです。

10/17 11:41

これはタマラン！

10/17 12:35

デザートは自家製の梅シャーベット。

10/17 14:20

もっと歩きたいとの奥様と息子くんのご意見を尊重し、秩父ミューズパークにてポケ活しました。なお、銀杏並木の紅葉は見頃を向かえております。

10/17 16:25

雨で冷えた体を温泉で温めて終了。お疲れさまでした〜。

撮影機器：

Canon IXY 200 Canon

感想

kazu5000R

秩父鉄道武甲線は、武甲山に良質な石灰席の鉱床があることに着目した秩父鉄道2代目社長 柿原定吉氏によって、大正6(1917)年に秩父本線の秩父〜影森間を延伸と合わせて、大正7年(1918)年9月に影森駅から秩父鉱業秩父鉱業所までを結ぶ貨物専用として開通しました。
そして、昭和59(1984)年に廃止となり、現在、秩父鉱業所からの石灰石の搬出はベルトコンベアおよびトラックによって行われています。
なお、影森駅からは、現在でも三輪線が太平洋セメント三輪鉱業所へと繋がっており、三ヶ尻線三ヶ尻駅にある太平洋セメント熊谷工場まで間で貨物輸送が行われています（熊谷貨物ターミナルから三ヶ尻駅間は今年9月30日にて廃止）。

さて、本日は雨降りで山歩きが出来ないことから、ジビエ焼肉をエサに奥様と息子くんを誘ったところ、ホイホイと廃線探訪に付いてきました。へへっチョロいもんです。
しかしながら、いつもだと「長い！ツマラナイ！」等々不平不満を言われる廃線探訪ですが、本日に限っては「短すぎる！これでは運動にならない！」等々前向きなご意見を賜りました。

本日も同行してくれた奥様＆息子くんに感謝です。