MKT 摩周・屈斜路トレイル
533m
体力度について
- GPS
- 31:58
- 距離
- 46.3km
- 登り
- 271m
- 下り
- 686m
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- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:49
| 天候 | 2日間とも晴天！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
16日(金) 23：35 札幌駅前BT ↓ 北海道バス 5,200円 17日(土) 05：30 釧路駅前BT 06：03 JR釧路駅 ↓ JR 1,890円 07：25 JR摩周駅 07：40 JR摩周駅 ↓ 摩周ハイヤー 3,600円 08：10 摩周湖第一展望台 ※摩周駅から第一展望台までは、10：30発→10：55着のバスもあります。 時間に余裕を持って歩きたかったのでハイヤーを利用しましたが、 次回、日の長い時期に歩くならバスを利用しようと思います。 【復 路】 18日(日) 16：15 和琴半島 ↓ 摩周ハイヤー 4,320円 16：30 JR美留和駅 17：09 JR美留和駅 ↓ JR 1,890円 18：45 JR釧路駅 23：45 釧路駅前BT ↓ 北海道バス 5,200円 19日(月) 05：30 札幌駅前BT ※和琴半島〜美留和までは13km、JRはもう1本遅い便(18：23発）もあるので 夏なら歩けるかな〜と思っています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
「川湯温泉」と「川湯温泉駅」は4kmほど離れています。 今回は直前に予約をしたので温泉駅前しか空いていませんでしたが、コースを堪能するためには公式サイトのルート通り「川湯温泉」に泊まった方が、2日間をバランスよく歩けたかな、と思います。 でも次回は、暖かい季節に湖畔に張りたいです＾＾ |
写真
5：30の到着予定より少し早めに着いて、駅が開くまで少し待ちました。
油断した〜
ずっと晴れていましたが、釧路湿原の辺りだけはもやっていました。
幻想的な雰囲気で、これはこれで素敵＾＾
宿に泊まるし食事は行動食のみなので軽装です。
今日はKIRAWAYバッジをつけてきました＾＾
雲一つない晴れ。
まさに摩周ブルー＾＾
隣接のトイレは使用できると思います。
コーンが置いてあってわかりやすくなってました。
シンプルだけど意図が伝わる素敵デザイン。
愛してます。
夏に歩いた時は、空が見えないほど頭上いっぱいに葉っぱだったな。木がすくすく伸びていて葉が大きくて、生命力を感じる大好きな森です。
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木がすくすく伸びていて葉が大きくて、生命力を感じる大好きな森です。
ただそれだけで、とても価値ある道に変わる。
少なくとも私にとっては。
ありがとう、良い道でした。
道は続く。
ここにトレイルサインが着くのかな？
ストリートビューでは歩けなくて、ルート中で一番心配だった道。
疑似ヘビの太ベルトを持って行ったけど出番ナシ。
公式サイトからgoogleマップのルートを保存して、要所要所でチェックしながら歩きましたが、電波が悪い場所だと赤線が消えたり途切れたり、ちょっとドキドキしました。
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いろいろ食べ比べに持ってきたけど、結局一個しか食べれなかった。トレイルバターはパンにも合うらしいので、試食して美味しかったら次回以降のトレイルに持っていこうと思います。
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トレイルバターはパンにも合うらしいので、試食して美味しかったら次回以降のトレイルに持っていこうと思います。
今日は川湯駅前に泊まるので、宿のチェックインまで時間がありのんびりのんびり歩きました。
夕方入浴後から膝の横が急に痛み出し、硫黄山までの1km位の道のりが長かった。。
お世話になったお宿をあとにし、2日目スタート！前夜の時点では2日目は無理だと思いのんびり起床したので、当初予定より1時間以上遅れてスタートしました。
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前夜の時点では2日目は無理だと思いのんびり起床したので、当初予定より1時間以上遅れてスタートしました。
6月にはイソツツジが咲き乱れるそうです。
川湯エコミュージアムセンターを通り過ぎます。少し右側に並行してはしる国道沿いは川湯温泉街ですが、今回は立ち寄りませんでした。
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少し右側に並行してはしる国道沿いは川湯温泉街ですが、今回は立ち寄りませんでした。
カサカサふかふか♪
ビックリした！笑
気づくとすぐ左側に屈斜路湖。気持ち良い道だけど、ガードレールから伸びる蜘蛛の糸がすごい〜！トレポで振り切りながら歩きました。
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気持ち良い道だけど、ガードレールから伸びる蜘蛛の糸がすごい〜！トレポで振り切りながら歩きました。
困った顔しつつ、ドーンと体当たり？なついて？きて可愛い♡
今回は時間に余裕がなく、どのポイントでも湖畔には立ち寄りませんでした。
ここで、今回の旅のしおりを紛失した事に気が付きました。1日目になんとなくカメラに収めていた写真から、メモに転記しました。
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1日目になんとなくカメラに収めていた写真から、メモに転記しました。
当初、早朝スタートで和琴半島で折り返し美留和をゴールに設定していましたが、全然間に合わなかったので、タイムスケジュールを組みなおし。
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トレイル歩きは「コップ半分の水」に似ていると思う。まだこれだけ、なのか、もうこんなに、なのか。
違うのは、もうこんなに、を寂しく感じるということ。
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まだこれだけ、なのか、もうこんなに、なのか。
違うのは、もうこんなに、を寂しく感じるということ。
今回楽しみにしていた道。
入口からすでに、うっとりな景色。
またしても、夏休み明けの小学生みたいに日焼けしてしまう。。
膝横に鈍痛、歩いているうちに股関節も重くなり、途中で小指の水ぶくれが潰れたけど、どれも気にはならない。まだまだ歩けるけど、タイムリミットは迫る！
帰りのハイヤーの予約は16:15分。ちょっと迷ったけど、沈みかけた夕日がきらめく湖面が綺麗で、駆け足でも良いから歩きたくてGo ahead！
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ちょっと迷ったけど、沈みかけた夕日がきらめく湖面が綺麗で、駆け足でも良いから歩きたくてGo ahead！
朝靄も夕焼けも夜空も、最高だろうな。
トレイルの公式HPで見て、ここで足湯に浸かりたいと思っていましたが、時間も無かったし、本気入浴をされている方がいて、遠目に偵察してきました。
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予約していたハイヤーがちょうど到着。ギリギリセーフ！ゴールを噛みしめてしみじみしたかったけど、このドタバタ感、まぁ私らしいか＾＾
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ゴールを噛みしめてしみじみしたかったけど、このドタバタ感、まぁ私らしいか＾＾
この旅のゴールは美留和、と決めていました。北根室ランチウェイのゴール標柱に、お別れの挨拶を。
道をありがとう。
歌は終わった。
しかしメロディーはまだ鳴り響いている。
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北根室ランチウェイのゴール標柱に、お別れの挨拶を。
道をありがとう。
歌は終わった。
しかしメロディーはまだ鳴り響いている。
これから、こういうハイカーさん増えますよ、と予告しておきました＾＾
うん、大丈夫。
道は続く。
感想
摩周・屈斜路トレイル（MKT）が、10月1日に開通しました。
そしてその一週間後、北根室ランチウェイの完全閉鎖が発表されました。
行かなくちゃ。
今すぐに。
と思い立ち、でもスケジュール的に仕事は休めず。
スタート地点もゴール地点も微妙な位置にあるから、ちょっと簡単ではないぞ。。
さすがに無理かな〜と思いつつ色々調べたら、何とかなりそう！
何もないとこはタクシーだ！
あれこれ調べて予約して準備して、肝心のトレイルについては最後にざっくりスケジュールを作り、googleマップをおとして、バスに飛び乗りました。
開通したばかりなので事前情報もあまりなく、どのくらいトレイルサインがあるのか、迷いそうな箇所はないか、ランチウェイを初めて歩いた時のようにルートロスするんじゃないか…、不安もありましたが、トレイルについて調べすぎるのはもったいないという気持ちもあり、とにかく時間だけは長く確保しました。
宿泊地を探した時に、「川湯温泉駅」と「川湯温泉街」が離れていることをあまり気にせず、
どっちでも良いか〜＾＾と最安で取れた宿に宿泊しましたが、そのことで1日目は15.9km、2日目は27.6km(プリンスHは行かず和琴半島一周）になりました。
1日目は時間が余るだろうけど、夜行バス移動で疲労してる分、ゆっくり休めばいっか＾＾
旅のゴールは美留和駅にすることを決めていて、時間があれば(そして元気だったら）歩けるかな〜と欲張り、そのプランだと2日目は38.5kmの計算でした。
あちこちより道はできないけど、今回はとにかく歩きたいし、
こんな弾丸スケジュールで晴れの日の紅葉トレイルを歩けるだけで十分でした。
そう、本当に十分すぎるくらいの極上トレイルでした！
春も夏も冬も好きだ、でも何よりも、秋が好きです。
一番良い季節、青く青く晴れて、日に透ける黄葉が綺麗で、時に金茶色に染まり、
万物が自身の一番の自慢色を発揮しているのではないかと思えるような景色の中、
ただ歩くこと、それだけに重きを置き、楽しませてもらいました。
足音、葉擦れの音、鼓動。
はらりと落ちる葉、太陽が傾き陽があたりじわっとする瞬間、
キラキラする波、変わらず在るトレイルサイン。
耳では聞こえない無音の音が、歩いているとたくさん聞こえるようになる。
道は続く、そう道は続くんだ…
何度も何度も、自分の中でそのフレーズを繰り返しながら歩きました。
それを確かめたくて、体感しなくてはいけないと思った。
無茶して行って、本当に良かった。
次回、暖かくて日が長い季節なら、湖畔に張って砂湯を掘って、
夕陽が沈む湖を見ながらちびちびお酒が飲みたい。
このトレイルはどんどん延伸するだろうから、その過程を一緒に楽しみたい。
たくさんの人の情熱と愛と労力とお金をかけ道ができて、
あとはそれを発展させるのは私たちの役目。
役目、なんて言うとおおげさだけど、
私だからできる、私にしかできないことを、ささやかにできたらと思う。
このトレイルに、たくさんの人が集まりますように。
「いつか」も「また今度」も、未来はわからないから
思い立ったら今、行かなくちゃ。
そう今！今です！
こんな落ち葉ふかふかトレイルを歩けるのは、今しかありません！
Go straight ahead！
道は続く。
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最後にランチウェイを歩いてから、3年が経過していました。
歩くのはMKTなのに、気持ちはどうしてもランチウェイへの惜別が大きく、
その事をMKTに対して申し訳ない、という妙な後ろめたさを感じながらスタートしました。
一番大好きな黄葉の季節、これでもかと言わんばかりの秋晴れの中、KIRAWAYカラーのトレイルサインが景色にどっぷり馴染んでいて、やがてはこれが撤去されてしまうのかと思うと、仕方がないとはわかっていても、やっぱりとてもとても悲しかった。
報せを聞いた時、佐伯さんにご連絡したら、
「今までモヤモヤ感でいっぱいだったので発表してスッキリした。
佐伯農場は次のステージに進みます。」
と力強い返信が返ってきました。
構想し、交渉し、切り拓き、知恵を絞り、戦い、維持し、発展させ。
歩いて歩いて歩いて。
その情熱と葛藤を思うと胸が熱くなる。どころではない。
私はまだ歩いていない道だらけだけれど、おそらくここは唯一無二のトレイルだと思う。
一本道を歩き、牧場を抜け、丘を越え、湿原を通り、山に登ったら世界一透明な湖が見える。
最後に樹木がぐんぐん聳え立つ森を抜けたら、素敵な名前の田舎駅にゴールする。
牛に通せんぼされ、熊にも遭遇し、NHKの密着取材を受け、雨が降り暴風雪にあい、時にはルートを逸れて長く長く歩いた。
随所にある素敵なトレイルサイン、遊び心のあるマンパス。
シンプルだけど意図が伝わる素敵デザイン。
こんな素敵なルート、他にあるだろうか。
まぁあるかもしれない、きっとあるだろう。
だけど間違いなくここは、私にとって原点であり、特別であり、唯一無二だった。
一生、歩きたかった。
お婆ちゃんになっても歩きたかった。
本当に本当に、大好きでした。
素敵な道をありがとうございました。
感謝と愛をこめて、これからも歩きます。
そう、道は続く＾＾
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533mさん、こんばんは^^
いい道ですね〜^^
新しいトレイルは気になってはいたのですが、歩いた後のアクセスを考えると二の足を踏んでいました。
でもあそこのT字路から逆に行けば美留和は意外に近いんですね。いろいろ夢は広がって、妄想爆発中です（笑）
さらにトレイルは伸びてくようですし、これからに期待ですね。
kirawayのためにもっとできることはなかったのかと考えてしまいます。限界が近いのは知っていたのに佐伯さんの情熱に頼り切ってしまってました。でも後悔もありますが、何よりもたくさんの感謝があります。
あの道を歩けたことは一生の思い出です。
僕らも近いうちに佐伯農場に行ってお礼を伝えることができればと思います。
kawakenp さん、こんにちは^^
いい道でした〜^^
勢いだけで行きましたが、季節も天気も色々がちょうど良かったみたいです。
そう、美留和まで歩けるんですよ！
トレイルが伸びるとしたら美幌峠の方かな？と勝手に想像してますが、現状だと、
1日目砂湯泊、2日目美留和ゴール、がベストかな〜と思いました。
来夏行けたら実行したいと思っています^^
私も、もう一度歩きたかったです。
きっと何度歩いてもそう思うのでしょうが。
でもおっしゃるように、歩けた事だけでも心から幸せに思います。
行きたいと思う時に行く！というシンプルだけど難しい事が
この道に限って言えば実行できたと思えるので、悔いはありません。
うん。ありません！（自分に言い聞かせてます。笑）
これからも、何らかのカタチで関わっていけたら良いなと思っています。
次回、は残念でしたが、いつの日かどこかでご一緒しましょう〜^^
533mさん、こんにちは。
先日のからしガールズの旅、もとい、大人女子二人旅レコで、
摩周・屈斜路トレイルのことに触れていたので、
もしかしたら歩かれるのでは、と思っていました。
自分もこの川湯地域はとても好きで、何度も訪れています。
ぜひ自分も歩いてみたいものです^^
ランチウェイですが、自分は結局歩けなかったので軽々しくコメントは出来ませんが、仲間内でも歩きたいねと話をしていたこともあり、今回の事はとても残念です。
以前歩かれたレコも何度も拝見しておりました。
また歩ける日が来ることを願うばかりです。
お疲れさまでした。
nishiyan6さん、こんにちは。
からし婆やずになっても旅ができると良いなと思っている533mです。
当初は来シーズンにと思っていましたが、思い立って行ってしまいました^^
もっと良く調べていけば違う歩き方もあったかな〜と思いますが、
次はまた違う季節に違う楽しみ方をしたいと妄想を膨らませて帰ってきました。
私も、自分のランチウェイのレコを何度も読み返していました。
結局は一度もきれいなスルーハイクをできず「出来損ない3部作」で終了してしまった事を残念に思うような、完結できずに終える事で「永遠の憧れ」になるのが気持ち良いような、不思議な感じです。
北根室RANCHWAYとしては閉鎖されてしまったとしても、
私の中にできた道も足跡もレコもずっと残り続けるので、
「道は変化しながらも続いていく」と捉えたいと思っています。
あまりおセンチになっても、何も始まらないですしね^^
今は何よりも、佐伯さんに感謝と労いの気持ちをお伝えしたいです。
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