皿倉山【福岡県北九州市】
- GPS
- 03:42
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 544m
- 下り
- 465m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本日は晴天、トレッキング日和です。今日の目的地は帆柱山系最高峰の『皿倉山』です。小学生の頃、親に連れられ何度も登った記憶がございます。登山ルートは複数ある中から「国見岩コース」を選びました。『皿倉山ビジターセンター( http://www.hobashira-aigo.jp/ )』では上級者向けで紹介されています。スタート地点は『帆柱ケーブル山麓駅』、ここからまずは「煌彩の森コース」を登ります(『国見岩コース登山口』に直で行けるルートがあると思うのですが、わからなかったので…どうやら左手の住宅街を抜けるとあるらしい)。開始して間もなく、前をギャル風な娘が4人ほど歩いてました。追い抜いていくと今度は男子のグループ、さらに女の子のグループが歩いています。なんか、すでに座り込んでいる男子が数名とぶつぶつ文句垂れているのもいるし…どうやら、どこぞの専修学校の行事のようです。そんな若造を尻目に16分ほどで『県立ふれあいの家』と『国見岩コース登山口』の分岐に出ます。分岐を左に行き4分で『国見岩コース登山口』に到着です。
ここからはひたすら山道を登って行きます。途中で「山頂東ルート」と「山頂直登ルート」があります。今日はのんびり行く予定なので「東ルート」を進みます。のんびりと進んで登山口から30分過ぎ「煌彩の森横断コース」にぶつかります。ここを横切り進めば『国見岩』に向かいますが、ちょっと寄り道です。横切らずに左に行くとすぐにベンチのある広場があります。Goodなビューポイントのひとつ『洞見平』です。ここから八幡や若松の街が一望できます。ここでひと休み。
『洞見平』から東ルートを登り続けて25分、『国見岩』に到着です。この岩は、高さ15m、岩上面積100平方mあり、ロッククライミングの練習場になっていております。休日にはクライマーの姿が見られます。絶景に見とれて転落しないでくださいな。ここでの展望を楽しんだら山頂まであと一息です。
舗装道に出ると右手に電波塔が立ち並んでいるのが見えました。最後の階段を登れば山頂です。山頂にはNHKと民放各社の通信施設が立っています。『皿倉山』の名前の由来は、神功皇后が登り、遥かな国々を眺望した箇所を「国見岩」と呼び、山麓にたどり着いた時には「更に暮れた」として「更暮山」となったとか。山頂は360°の展望が広がります。北は工業地帯、東は小倉南区の街(見えてる山は鷲峯山かな?)、西は八幡西区の街と遠賀川、そして南は『福智山』をはじめとする福智山山系。ベンチに座り展望を楽しみながらお昼御飯です。休憩していたら反対側から人がどんどんやってきました。どうやらスタート時に遭遇した学生たちのようです。着くなり「もう2度と来ねえ。」とかいって座り込んでる男子が…「若いもんがけ無いのぉ」とか内心思いましたな。女の子は写メ撮りながら「ここ、夜来たら絶対キレイやけ。」とハシャいでいます。ここ、『100億ドルの夜景』っていわれてる『新日本3大夜景』の一つなんで、そりゃキレイですよ、うん(´∀`;)
なんだか騒がしくなってきました。十分休憩も取ったので下山します。下山は『東河内登山コース』を下ることにしていましたので、登ってきたのとは反対に向かいます。階段を下り、『皿倉山ビジターセンター』前を抜け『皿倉平』に出ます。ここから『薬用植物園』向かいます。左手には椿の木が並んでいるので咲く季節にも訪れてみたいものです。『皿倉平』から4分ほどで右手にログハウスに着きます。その先に登山道が姿を見せます。ここで曲がらずに真っ直ぐ進むと桜園があるのですが、今年の大雨で地滑りを起こしたようで、ロープが張られ通行止めになっていました。春までに復旧するのでしょうか(;_;)。気になりつつ、登山道を下り始めましょう。このルートは赤土が露出しているところが多いので滑り易いので慎重に進みます。2度ほど林道に出合ます(二の出合、一の出合)。一の出合を超えると川の流れる音を聞きながら進みます。水の音が心地良いのです(^o^)登山道を歩くこと40分、派出所横の登山口に到着、目の前に『河内貯水池』が広がっています。ここを左に行くと『河内桜公園』があるので、春はこちらを散策するのもいいですねぇ。
さて、ここからスタート地点の『帆柱ケーブル山麓駅』に戻らないといけないのですが、3つの手段があります。
1つ目は、バスを使う。登山口にバス停がありますね。ここからバスに乗れば1度の乗り換えで帰ることができます。が、…月曜〜土曜は1日8本、日曜祝日は1日6本しか通らないのです…Σ(´Д`ノ)ノ 事前に時刻表を調べてそれに合わせて下山すればいいんですが、なんかそういうの好きじゃないです。
2つ目は、タクシーを使う。しかし、問題があります。この辺り、ソフトバンクのケータイが圏外なんですΣ(´Д`ノ)ノ 他のキャリアはどうかわかりませんが。まあ、派出所で電話借りればいいんですが、やっぱりタクシーはお金かかりますよね。(´・ω・`|||)
3つ目。私のオススメはこれです。今回はこの方法で戻りました。それは、送迎バスを利用する!登山口から4kmぐらい離れたところに『河内温泉あじさいの湯』という温泉がございます。ここから『八幡駅』まで無料送迎バスが出ています。温泉に入って疲れを癒して帰る!これでしょう(≧∇≦*d) さらに『八幡駅』からは路線バスでも帆柱に戻れますが、金曜〜日曜、祝日は『帆柱ケーブル』の無料シャトルバスが運行されているのでこれを利用しない手はないでしょう!
そんなわけで登山口から右に行きます。『河内貯水池』沿いを歩きます。途中、無料送迎バスとすれ違いましたが、路線バスは1台も通りませんでしたね。テクテクと歩き続けると子供の声が聞こえてきました。『河内小学校』のグランドからのようです。時間的に昼休みだったのかな。小学校の先で『河内温泉あじさいの湯』の案内があります。案内に従って右へ曲がり坂を登ると左手に建物が見えてきます。登山口から32分で到着です。建物の入り口でおっちゃんおばちゃんが数名おりまして、「どこから来たね。」「どんぐらいかかったかね。」と訊ねられました。送迎バスの出発時間を確認して、中に入ります。それなりの広さがありゆったりと温泉に浸かることができました。あとは、発車時間になるまでのんびりします。
時間前に乗り場に行くとすでにバスは一杯ですよ。時間になり出発、20分で『八幡駅』に到着です。折り返しで乗車する方が待っていました。シャトルバスの乗り場に行き時刻表を確認。10分後に来るようです。座って待ちます。シャトルバスがやって来ました。乗客は私を含めて2名でした。3分で『帆柱ケーブル駅』に到着し、本日のトレッキングは無事終了です(*´∀`*)
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