山伏→大谷嶺 【ピーカン】


- GPS
- 07:10
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,675m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは駐車場出口にあります。 ・大谷嶺直下100mより上は、傾斜が急で北斜面のためアイスバーンになっており、しっかりしたアイゼンが必要。 完全に氷になっている箇所はロープが張られたルートより山側をとった方がいいでしょう。 |
写真
感想
沿面距離18.7Km 累計標高1,755m 時間7:11 マルトデキストリン0.5L
先週土曜に、山伏にスノースパイク10で登り滑って往生したので、12本爪のアイゼンを新調。効果の程を試したくて再度登る。登山口からすぐに雪が凍っていてアイゼンを付ける。12本爪はさすがに安心感がある。ところが先週は登山口からすぐに雪が出て、それ以降雪が切れなかったのに、今週はすぐに雪が無くなる。アイゼンを外して、暫くは手に持っていたが、ザラメ状態になって締まっているのでアイゼン無しで山伏の頂上まで登れてしまった。
この状態ならスノースパイク10で十分だった。同じ山でも日によってこんなにも変わるのかと思った。
山伏頂上へは一番のり。雲ひとつなく光岳、上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川三山が綺麗で気持ちいい。
当初は新窪乗越方面に様子見に1Km程度歩いて引き返す予定だった。しかし思ったより雪が溶けザラメ状態で締まっている。それに先週mamepyonさんが大谷嶺近くまで辿ったというのを山レコで見たので、大谷嶺まで行って大谷崩れから降りるコースに変更。
mamepyonさんの踏み跡があるので安心して行けたが、踏み跡が無ければ自力ではコースを辿れないだろう。雪が無い時と全く景色が違う。ワカン無しだったが、時たま膝上まで踏み抜く位でそんなに苦労せず進めた。
大谷嶺へのコースもmamepyonさんの踏み跡にお世話になった。mamepyonさんの踏み跡が無くなった先は急傾斜がアイスバーンになっていた。途中谷側にロープが張ってはり、完全に氷になっている所は怖かった。(後でいろいろ話しを聞いたYさんは、もっと山側にコースを取るとのこと。確かに無雪期のコースにこだわる必要は無いんだと納得)
大谷嶺直下100mからは上は、傾斜が急で北斜面のためアイスバーンになっており、しっかりしたアイゼンが必要。(アイゼンを新調したかいがあった)
大谷嶺頂上からは北岳、鳳凰三山、赤岳まで見えた。大谷嶺は眺望がよくて好きな山だ。
初めて12本爪のアイゼンを付けたので注意を払っていたのに、カメラを構えてバックしていて引っ掛けてしまった。カッパからCW-Xまで引き裂いてしまった。先週もウインドパンツを裂いたし、こんなことをやってたらウェアがつぎはぎだらけになってしまう。
新窪乗越からは大谷崩れを降りる。これも新調したヒップソリで滑り降りるが、思った方向に曲がれずスタックの連続。新雪だと気持ちいいんだろうけど、ザラメ状の雪だといまいち。
大谷崩の要を過ぎた当たりで追い越した人(Yさん)に声を掛けたら、いろいろ丁寧に情報を教えてもらえた。教えてもらった永野さんの「南アルプス・深南部」(バリエーションルート掲載)を早速注文してみよう。
一人で登っているので一般的なルートしか知らず、このような情報は得がたい。
舗装路に出てから駐車場までの4Kmあまりのランは長かった。最初からこのルートにするのなら、MTBをデポしておいたのだが。さすがに雪の中を歩くと体力を使っていて、駐車場へ行くまでの登りはきつかった。
コメント
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早速このルート周回されたのですね。
暖かい日が続いて雪が一気に融けてしまったようで歩きやすくなっていたようですね。
大谷嶺の手前足跡が終わってる辺りから先のロープは雪に埋もれていたのを掘り起こしておきましたが、状態によっては谷側よりも山側を歩いた方が良いかもですね。
今回は晴天に恵まれ、南アルプスの素晴らしい眺望が望めたようで良かったです
南ア深南部の本も面白いですし、南部管理人さんのブログなどもこの地域を歩く方には興味深いですよ。
南部管理人×→南部調査人でした。
>大谷嶺の手前足跡が終わってる辺りから先のロープは雪に埋もれていたのを掘り起こしておきましたが
後に登る人のことも考えて行動されているのには頭が下がります。
南部調査人さんの情報ありがとうございます。見てみます。
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