櫛形山。秋、落葉松展覧会

2020年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 9.0km
• 登り: 555m
• 下り: 557m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 1:30
• 合計: 5:13

8:19 池ノ茶屋登山口
8:51 8:51 櫛形山
9:03 9:03 櫛形山
9:37 10:17 裸山
10:33 10:33 アヤメ平
11:16 11:17 裸山のコル
11:33 11:34 もみじ沢
12:05 12:07 休憩所
12:20 13:06 北岳展望デッキ
13:32 池ノ茶屋登山口

　朝、登山口へと車を走らせていると、茅ヶ岳や源氏山はすばらしいほどにすっきりと晴れわたっているというのに、向かう櫛形山の山頂部は巨大な雲におおわれていた。これはかなり怪しいと思いながらも、天気の回復を願いながら。

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/24 8:14

池の茶屋登山口の駐車場。
ここからより出発

10/24 8:14

駐車場から、もう落葉松の眺めがあり。
ちょっと待っていたら光が差し込んだ

10/24 8:15

鹿柵を開けて、ここより登る

10/24 8:22

びっしりと落葉松

10/24 8:25

しばらく上って振り返る

10/24 8:25

黄葉と青空と

10/24 8:28

天を突く落葉松群

10/24 8:30

落葉松小島にも見えたりする

10/24 8:32

すると、落葉松の樹間に雪のついた山容が見え

10/24 8:33

すばらしい眺めが広がった。展望地に到着した

10/24 8:33

とは言っても、またすぐにガスに巻かれ長続きせず。
先へ進むことに

10/24 8:34

ちょうど今が見頃のよう

10/24 8:39

落葉松にまとわりサルオガセ

10/24 8:45

歩き進むと、ちょっと靄ってきた

10/24 8:45

霧中の落葉松

10/24 8:46

まっすぐそびえる。空は青いところも

10/24 8:47

靄に差す日の光と

10/24 8:48

逆光落葉松も

10/24 9:00

さほどの労もなく櫛形山に到着

10/24 9:10

下半身にサルオガセを纏う落葉松群

10/24 9:12

また、いつ靄に巻かれるかもわからないと、青空を撮っておく

10/24 9:14

苔むす針葉樹林帯。ちょっと南アルプスっぽいかな

10/24 9:16

杉苔と落ち葉

10/24 9:25

また、落葉松林がきた。
このあたり、見ごたえあり

10/24 9:25

広がる落葉松林に光が射し込む

10/24 9:26

青空をバックに

10/24 9:28

金色乱舞

10/24 9:29

落ち葉が登山道をおおっていた場所も

10/24 9:33

落葉松林を抜けて、俯瞰する場所に到着

10/24 9:35

すすきと落葉松

10/24 9:39

落葉松斜面

10/24 9:42

裸山に到着。
富士山、北岳の方向案内板があったが、残念ながらどちらも見えず

10/24 9:57

休憩を兼ね、少々待っていたら、南アルプス南部の山が少し現れた

10/24 9:58

こちらも

10/24 10:03

すると北岳も、何とか山頂部を見せてくれました

10/24 10:09

さらに一枚。
ということで先へ進むことに

10/24 10:18

落葉松にこんなにもたくさんサルオガセが付いているの光景は初めて目にした

10/24 10:43

ふたたび落葉松林。背後の山も落葉松なので全体に黄色い

10/24 10:43

まさしく落葉松展覧会

10/24 10:44

見ごたえ十分です

10/24 11:03

黄色いカエデ類が出てきた

10/24 11:05

ハウチワカエデのアップ

10/24 11:11

カエデの雑木林も秋深し

10/24 11:12

上空に広がる赤もみじ

10/24 11:25

しばらくは雑木林の紅葉が続いた

10/24 11:29

そうか、ここはもみじ沢か。
表示板に教えられ納得

10/24 11:52

もみじ沢からしばらく登りあがると、また落葉松に出会う

10/24 11:55

休憩所なるベンチのたくさんあるところから眼下を。
なかなかいい場所

10/24 11:58

落葉松林の高いところのようだ

10/24 12:02

10/24 12:03

全面金色

10/24 12:13

そろそろ落葉松も見納めだろうか

10/24 12:17

展望台まで下りてきた

10/24 12:17

北岳が少し見えた

10/24 12:19

しばらくすると、けっこう見えるように

10/24 12:20

甲斐駒もそこそこ見えた

10/24 12:41

アップで

10/24 12:42

北岳のアップ

10/24 13:01

何とか、鳳凰山も現れた

10/24 12:53

そろそろ戻ろう

10/24 13:12

途中の展望所から悪沢岳

10/24 13:27

無事、駐車場に到着

10/24 13:44

帰りの林道から、富士山

撮影機器：

EOS M3 CANON

装備

個人装備

ザックnew R ズボンf シューズshort 長袖シャツ（青） Tシャツ（水色） 帽子（耳当て）

感想

self

　名が知れているにもかかわらず、なかなか足の向かない山というものがある。そんな山のひとつがここ櫛形山だった。往々にして、山頂部近くまで車道が通じており、登り降りの高低差が少なく、せっかく来たというのに長時間楽しめない、どうやらそんな山が念頭にあるようだ。
　そんなわけで、初めてこの山に登った次第だ。ずいぶん以前にアヤメがきれいだと聞いたが、その時点ですら、もうアヤメの数は激減していたはずだ。そんなこともあり、ずいぶんと遠ざかっていたのだが、今回登る前にちょっと調べたら、展望がかなりよい山らしい。期待は膨らんだが、当日天気が良好とは言えずに、また、萎んでしまった。
　だが、歩き始めると、なんと、この山、落葉松が無数にあり、ちょうどその黄葉の時期に巡り合え、なかなか楽しいハイキングとなった。まさしく落葉松展覧会の様相であった。