秩父槍ヶ岳

2020年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 4.8km
• 登り: 790m
• 下り: 703m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:56

距離 4.8km 登り 805m 下り 705m

10:08 スタート地点
12:28 12:43 秩父槍ヶ岳
14:58 中津川バス停
15:04 ゴール地点

天候

気持ちの良い秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

秩父漫遊切符利用

コース状況／危険箇所等

＜秩父槍ヶ岳直登ルート＞
末端からのルートもありますが、自分は野鳥観察小屋裏から取り付き
かつては、歩かれていた道のようで、トレースは比較的明瞭
数カ所、岩場の難所あり
全て右側から巻いた
やせ尾根や、踏み外すと一貫の終わりな箇所の連続
最後の大岩の難所には残置ザイルあり
緊張の連続が続く
標高差はさほどではないが、肉体的、及び精神的に正直消耗した
基本尾根を外さなければルートミスの懸念はないが、この手の山行に慣れていない場合、全くお勧めできない

＜秩父槍ヶ岳から中津川＞
ザレザレのガレ場の下り
地形図&コンパスで方向を確認して適当な歩きやすいところを降れば、概ね大丈夫
ただし、ガレ場は脆く、何度か足元すくわれ転倒
注意していたが、いくつか落石
先人のレコの注意勧告の文言通り、複数人で歩く事はお勧めできない
程なく左から沢と出合う
出合から50mほど沢を降るが、兎に角滑る
自分は注意していたものの、派手に2回転倒
トラバースかけるところからは、踏み跡ありで、比較的歩きやすくなった
最後の社から先は、橋がないので、川を素足でズブズブ渡渉
水が冷たかった

写真

11/1 10:08

西武秩父駅から中津川行きバス乗車すること、約1時間半強
相原橋BS下車
紅葉期で売店が出ていた

11/1 10:08

紅葉シーズン到来

11/1 10:09

西武秩父駅発のバスは激混みだったが、ほとんどは大輪で下車
ここで降りたハイカー仕様の人間は自分一人だけだった
さてさて入山

11/1 10:18

沢沿いの気持ちの良い道
自宅を出てからここまで、体力温存で眠っていた自分
一気に目覚める

11/1 10:25

この沢は夏季には気持ちよく入浴できそう

11/1 10:27

野鳥観測小屋

11/1 10:28

朝食用にメスティンで炊いた15穀米の残りをおにぎりにして持参、中身は梅干し
ひとつ頬張ってエネルギーチャージ
メスティン、最近嵌っている

11/1 10:31

野鳥観測小屋裏から
自己責任で
戦闘モードで行く💪

11/1 10:40

尾根を黙々と登る
結構大変

11/1 10:41

びっしりキノコ

11/1 10:47

ワイヤーの残置

11/1 10:59

末端からの尾根と合流
境界杭

11/1 10:59

末端方向の尾根
振り返って眺める

11/1 11:06

紅葉が綺麗

11/1 11:19

振り返ると…
良い眺め
あれは何処だろう
芋掘りドッケンだろうか？

11/1 11:23

1050m圏の岩場は右から巻いた

11/1 11:34

この岩場
左から巻くのは無理
直登しようと試みるも撤退
結果、右側から巻いた
それでもヒヤヒヤながらのトラバース

11/1 11:47

そして、なんとか尾根復帰

11/1 11:49

この岩場は右側から大きく巻いた

11/1 11:54

めぬま？
古い赤テープ、というより布のテープが数カ所

11/1 11:55

尾根復帰　先程の大岩の上部から南南西
見えるは白泰山だろうか？
紅葉に色付いており綺麗だ

11/1 12:02

気の抜けないルート続きだが、紅葉🍁に癒される

11/1 12:06

1250mで、ラスボスの最難関

11/1 12:10

右に巻く
かなり緊張を強いられるヤバイ登りの連続
三点確保の基本を思い出す
ようやく残置ザイル

11/1 12:12

残置を使う云々は色々意見あるところだが…
基本残置は使わない…とはいえ、使わないと登れない難所連続
強度をたしかめつつ、使うことにする
それも自己責任
自分は使わせてもらった

11/1 12:13

核心部攻略ナウ

11/1 12:15

まだまだ先はあるが、とりあえず落ち着ける箇所
、眺望得られる箇所で一息入れる
恐怖感で震える自分に、冷静さを取り戻す
これも大事

11/1 12:15

そして核心部
幸い残置ザイル
残置に頼るよには色々意見があるのも事実
強度を確かめて、全て預けるのではなく、進む
岩場や木の根、支点を探す
振り返って高度さに少し慄く

11/1 12:18

展望の良いところから南方向　　和名倉山か？

11/1 12:27

あと少し…💪

11/1 12:27

ここから這い上がってきた

11/1 12:29

埼玉県の最難関との謂れのある山頂、必死で辿り着いた

11/1 12:52

時間がないので、先に行く
中津川方面へ下る
先ずは山頂から北へ
持参した紙の地形図でコンパスセット

11/1 13:05

この岩場の基部を降った

11/1 13:17

だが、景色は素晴らしい
両神方面の眺め

11/1 13:21

足場はガレガレで不安定
非常に歩きにくい
数回、転けた
だが、ここらあたりは滑落とかの心配はなし

11/1 13:21

心が折れそうになるガレた下りがしばらく続く

11/1 13:25

苔むした木

11/1 13:32

紅葉は綺麗

11/1 13:48

降りにくかった箇所を振り返る

11/1 13:50

右側から沢と合流

11/1 13:51

眺めは良いのだが

11/1 13:52

沢沿いの道は凄く滑った
2回、派手に転倒

11/1 14:01

右岸から左岸へ…など、ルート取りが難しい
わずかな距離であったが、一瞬の箇所が命取り
泣きたくなるほどの滑りやすい岩場
滑落とかの懸念はないが、テンションだだ下がり

11/1 14:01

沢の出合からトラバース
ここからは若干、いやらしい箇所あったが、その後比較的歩きやすくなってきた

11/1 14:09

中津川のバス停界隈が見えてきた

11/1 14:25

神社でお参り

11/1 14:28

橋はないので…

11/1 14:31

素足でズブズブ渡渉します
冷たかった

11/1 14:37

今回使用のトレランシューズ
穴あきまくり
もう、寿命かも…

11/1 14:45

さてさて、中津川バス停方面へ
秋っぽい景観

11/1 14:45

国道沿いの趣のある景観

11/1 14:46

肝に命ずる

11/1 14:46

民家の軒先から紅葉🍁

11/1 14:52

ようやく山の紅葉🍁を愛でる余裕が出てきた

11/1 14:59

中津川バス停界隈

11/1 15:11

バス待ちの時間を過ごす
ビール350m缶、400円、豚汁200円
美味しかった

11/1 15:55

暮れゆく山並み

11/1 17:55

中津川から1時間40分
距離にして約40km

11/1 18:00

西武線で帰路に着く
西武秩父で沢山色々買った

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

machagon

中津川エリア…
公共交通機関利用者のハイカーとってはドキドキのエリア
タイムリミットが僅か6時間兎に角短い

とても魅力的で惹かれる山域なのだが尻込み…
最終バスに乗り遅れたら…
西武秩父駅まで40km弱の国道歩き必須…
そんなんで、なかなか決行に勇気のいるエリア

だが、それも逆に闘志に火がつく

本当はもっと前にやりたかった

色々、世情や、公私の事情もあり、二の足踏みまくり…
ようやく、ようやっと…

昨今、鈍ってしまったので、色々懸念もあり…

今回も、正直色々思うところありではあったが、まずは無事下山でよしとしよう

もう少し、己を精進させねば
そう感じた