伏姫ゆかりの富山（2013）

2013年02月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.9km
• 登り: 421m
• 下り: 413m

コースタイム

南房総市富山登山口無料駐車場9:01-9:09福満寺入口-10:05観音堂（富山南峰）10:12-10:19里見八剣士終焉の地10:20-10:25富山北峰10:35-11:10伏姫龍穴11:23-11:36無料駐車場

天候

晴れのち曇り

写真

南房総市富山登山口無料駐車場

登山口に向う道には，まだスイセンが見頃で咲いています。

富山への登山口標識がある，福満寺入口

仁王門があります。
かつては観音堂（後掲）にあったもの。
平成8年の台風で倒壊し，この場所に移築，復元されました。
※現・皇太子ご夫妻もこの門を通られたそうです。

石仏が福満寺への道に並びます。

福満寺

富山登山者への杖が用意されています。

「富山」と「山」の標識

倒木によるフェンス

開墾された畑でしょう。水仙が一面に咲いていました。

登山道脇の石仏

仁王門の礎石
前記しましたが，福満寺の仁王門として再建されています。

山門跡から上に伸びる，観音堂への階段

登り切ったところの右手には手水

左手には灯篭？

正面には観音堂です。

観音堂に向って右手の石仏

左手の石仏

石碑もあります。

観音堂の左手の土手の上にあるアンテナ

富山南峰：展望台

右端に342Mの標高標識と富山展望図（視界は樹木に遮られていました。）
観音峰：342.0m

境内の石祠

登山道に現われた石碑

金と読めますが・・・？

ボタンスギの巨木
別名：縁結びの杉の木
樹高：28m
幹周り：3.43m
樹齢：300年以上と推定
※普通よりも葉が丸みを帯びていることから「ボタンスギ」と呼ばれているそうです。

「八剣士終焉の地」の広場

里見八剣士終焉の地の標識

富山双耳峰見取図

またまた，石碑が出てきました。

紀元2600年の碑の奥が山頂です。

富山北峰

三等三角点
金毘羅峰：349.5m

傍らにはアンテナも建っています。

皇太子　皇太子妃　両殿下御散策記念の碑

平成11年2月5日に両殿下が散策されたことの説明板

展望台があります。
眺めは，ほぼ360度と，絶景です。

展望案内図

もう一つの展望案内図

展望台からの景色

下山道にあった「タブノキ」の巨木

根を顕わにする倒木が随所に見られました。

殆どの木々に蔦が蒔き付く林

竹林も，かなりの竹が折れていました。

伏姫籠穴への入口

伏姫籠穴の説明板

門を入った右手には，八房を葬ったとされる「犬塚」があります。

伏姫籠穴への階段を登ったところの八角形の踊り場（欄干の柱には，八犬士の名前，床にはそれぞれの「仁義礼智忠信孝悌」が刻まれています。）から，階段を振り返ったところ

「伏姫籠穴について」の説明板

梅が咲いています。

八角形の踊り場の全景

またまた「伏姫籠穴の説明板」

伏姫籠穴への道

伏姫籠穴

穴の内部には，白い大きな玉と「仁義礼智忠信孝悌」の玉が並びます。

向って反対側の崖のくぼみには塔のようなものがありました。

下山道の山中には，ハランが栽培されているようです。

駐車場ちかくから望む，富山の南峰（右のピーク）と北峰

麓に咲く白梅

駐車場の道路を挟んだ反対側にある「県立富山自然公園」の説明板

同「伏姫籠穴」への道標

アリドオシ（蟻通）
アカネ科アリドオシ属

ヘラシダ（箆羊歯）
イワデンダ科ヘラシダ属

キヅタ（木蔦）
ウコギ科キヅタ属

マメヅタ（豆蔦）
ウラボシ科マメヅタ属

リョウメンシダ？（両面羊歯）
オシダ科カナワラビ属

ツワブキ（石蕗、艶蕗）
キク科ツワブキ属

フキ（蕗，苳，款冬，菜蕗）
キク科フキ属

キッコウハグマ？(亀甲白熊)
キク科モミジハグマ属

ウチワゴケ（団扇苔）
コケシノブ科アオホラゴケ属
※「日本に産するコケシノブのなかではウチワゴケが最も小さい。」とありました。

フウトウカズラ？（風藤葛）
コショウ科コショウ属

ハナミョウガ？（花茗荷）
ショウガ科ハナミョウガ属

トラノオシダ（虎の尾羊歯）
チャセンシダ科チャセンシダ属

ヤブツバキ(薮椿)
ツバキ科ツバキ属

フユイチゴ（冬苺）
バラ科キイチゴ属

ヤマブキ（山吹）
バラ科ヤマブキ属

ハコネシダ（箱根羊歯）
ホウライシダ科ホウライシダ属

ヤブコウジ（藪柑子）
ヤブコウジ科ヤブコウジ属