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Yamareco

記録ID: 2703710
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

古い歴史を持つ信仰の里山 水晶山

2020年10月31日(土) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:36
距離
2.8km
登り
316m
下り
313m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:21
休憩
0:16
合計
1:37
7:33
51
登山口
8:24
8:40
30
9:10
登山口
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山道に至る林道は全線舗装。道幅は狭いが通行に支障はない。駐車場は10台程度は楽に停められるだろうか。万が一、登山口の駐車場が満車だった場合、少し戻って集落上の駐車場に停める。トイレは集落に近いほうの駐車場にある。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されていて危険箇所は特にない。
その他周辺情報 登山の拠点として、道の駅天童が便利。
駐車場を出発。登山道には真新しい砂利が敷かれている。里山だが放置されていない山のようで一安心。
駐車場を出発。登山道には真新しい砂利が敷かれている。里山だが放置されていない山のようで一安心。
杉木立の間を抜けていく。なんとなく厳かな気持ちになる。
杉木立の間を抜けていく。なんとなく厳かな気持ちになる。
嗽清水…だそうだ。これより神域、身を清めて登ってきなさいということか。
嗽清水…だそうだ。これより神域、身を清めて登ってきなさいということか。
嗽清水で砂利敷は終わり、登山道らしい土道となる。
七曲りという急坂が始まる。
嗽清水で砂利敷は終わり、登山道らしい土道となる。
七曲りという急坂が始まる。
今年は紅葉が微妙な感じだ。すっかり葉が落ちた木と、緑が残った木が混在している。そしてどちらも色が悪い。
今年は紅葉が微妙な感じだ。すっかり葉が落ちた木と、緑が残った木が混在している。そしてどちらも色が悪い。
七曲りの最後のカーブに「標高668m」と書かれた標識がある。え?もう668mなの?と驚いたが、山頂まであと668m…だった。水晶山の標高と同じなんだそうな。
七曲りの最後のカーブに「標高668m」と書かれた標識がある。え?もう668mなの?と驚いたが、山頂まであと668m…だった。水晶山の標高と同じなんだそうな。
広場にベンチが設置してある。七曲りで疲れた足を休めることにしよう。
広場にベンチが設置してある。七曲りで疲れた足を休めることにしよう。
木の梢越しではあるが、若干の展望も得られる。眼下に見えるのは天童の町並み。そしてその向こうに見えるのは月山かな?
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木の梢越しではあるが、若干の展望も得られる。眼下に見えるのは天童の町並み。そしてその向こうに見えるのは月山かな?
南方向に見えているのは面白山…だろうか。
南方向に見えているのは面白山…だろうか。
落ち葉の下から平たい岩が顔を出していた。その名も「滑石」という。登りはともかく下りは本当に滑りそうだ。
落ち葉の下から平たい岩が顔を出していた。その名も「滑石」という。登りはともかく下りは本当に滑りそうだ。
滑石を過ぎると、あとは穏やかな散策路となる。終わりかけの紅葉を愛でながら進む。
滑石を過ぎると、あとは穏やかな散策路となる。終わりかけの紅葉を愛でながら進む。
「おつかれさまでした」の看板の向こうに、なにやらお堂が見えてきた。
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「おつかれさまでした」の看板の向こうに、なにやらお堂が見えてきた。
水晶山神社というらしい。702年の開山。871年には大和朝廷から位を授かったのだという。なかなか由緒ある神社だった。
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水晶山神社というらしい。702年の開山。871年には大和朝廷から位を授かったのだという。なかなか由緒ある神社だった。
社殿の裏手には「御室」という岩穴がある。昔は修験者がこの穴に泊まり込んで修行したのだとか。
社殿の裏手には「御室」という岩穴がある。昔は修験者がこの穴に泊まり込んで修行したのだとか。
けっこう深い穴だ。落ちても嫌なので遠巻きに眺めるだけにしておく。
けっこう深い穴だ。落ちても嫌なので遠巻きに眺めるだけにしておく。
御室の裏手にある一段高くなった場所が山頂だ。三角点が設置されていた。
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御室の裏手にある一段高くなった場所が山頂だ。三角点が設置されていた。
山頂にある岩が御神体のようだ。この岩を陽神、さっき見た御室の穴を陰神として対になっているのだとか。
山頂にある岩が御神体のようだ。この岩を陽神、さっき見た御室の穴を陰神として対になっているのだとか。
低山ながら山頂からの眺めはなかなか良い。ちょっと雲が多いのが気にはなるが。
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低山ながら山頂からの眺めはなかなか良い。ちょっと雲が多いのが気にはなるが。
うーん、晴れ予報だったんですがねぇ。
うーん、晴れ予報だったんですがねぇ。
雲に纏わり付かれると、乏しい土地勘では山座同定は厳しい。
雲に纏わり付かれると、乏しい土地勘では山座同定は厳しい。
山頂の大岩と、社殿の間には石室造りの奥の院が鎮座している。こちらもなかなか立派なものだ。
山頂の大岩と、社殿の間には石室造りの奥の院が鎮座している。こちらもなかなか立派なものだ。
下山は同じ道を戻る。途中で何組かとすれ違った。駐車場に戻ってきたら賑やかなことになっていた。
下山は同じ道を戻る。途中で何組かとすれ違った。駐車場に戻ってきたら賑やかなことになっていた。

感想

天気予報が悪かった地元を離れて、山形まで遠征。みちのく120山ややまがた百名山に選定されている水晶山に登りました。
信仰の山ということで地元自治会の手が入り、全体的にキレイに整備されています。愛されている山という感じがしました。
標高や山行時間の割に山頂からの眺望が良く、地元に有ったら通う山になったことでしょう。危険箇所もなく、ファミリー層からシニアまで楽しめる癒やしの山でした。
昔は水晶を拾うこともできたらしいですが、簡単に拾えるようなものはもはや有りませんでした。採り尽くされたということですかね。残念。

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