1年ぶりの山で1年ぶりの再会!? 〜皆子山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 586m
- 下り
- 570m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 山中の気温は−4〜−5度あたり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スタート時点では他に車両はなかったのですが、下山時には5台ほどが停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平バス停に登山ポストがありますが比良山系用の用紙しかなく、ルート図の記入はせずに山名を皆子山にして提出しました。 登山口から完全に雪山です。 細かい雪が降っていたのと風の影響もあって、稜線上では往路のトレースがほとんど消えて復路で判別不能の箇所が多くありました。 |
写真
感想
3週間ほど入院していたわんこが帰ってきて、さっそく働いてもらおうと連れ出したのは先週と同じ湖西の安曇川沿いです。
京都府の最高峰、皆子山で静かな時間を過ごそうと夜明け前から家を出ました。
ちょうど1年前の2月にもこの山を歩いて、比良とは少し雰囲気の違う尾根道を好きになりました。(歩く山は必ず好きになるのですが・・・)
新たな雪の予報に待ってましたと車を走らせます。
先週の繰り返しのような天気で週末前に雪がまとまって降り、道路も屋根も木も真っ白です。
平のバス停で少し明るくなるのを待ってスタートしました。
地図で見る限り皆子山には二通りの登山道があるようです。
昨年歩いたのは、そのどちらでもない尾根歩きのルートでした。
ラッセル続きでしたが気分のいい尾根道だった記憶があって今回も同様のルートを歩きます。
(またラッセルしようと1番手を狙っていました!)
橋を渡って民家の庭先のような(でも道です)ところを抜け、積もった雪を踏んで少し登ったところに寺があります。
準備中にも間近で鐘の音を響かせていましたが、山門前にも誰の足跡もありません。
大晦日の晩には地元の人たちが三々五々雪を踏んでお参りに来るんだろうな・・・ゆく年くる年だ!
尾根に上がるまでは少し傾斜は急ですが、最初に体を温めておく方がいいだろうとペースを上げずに関節をほぐしながら登ります。
手足は軽くなり、気分は上々です!
標高を上げていきながら、いつものように周囲に視線を向け心の中には言葉が踊って・・・いません。
白い雪の中にいるからでもないのですが、心まで白くなったような時間がいつもより多かったようです。
目に入る雪の白さを見るともなく見ていたり、立ち止まって耳を澄ませる動作は同じですが、鳥の声が聞こえない静寂の中で立ち尽くしていたりと、入ってくるものが言葉に変換されないまま私の中に落ち着いています。
自分を外から見ると途方にくれているような表情をしていたのかもしれませんが、ずっと以前からそういう体験をしたい願望があって、多少なりとそれに近い状況を味わえたとしたら嬉しいことです。
突然後ろから挨拶をされて驚きましたが、私の後ろを歩いていたのは3人のハイカーです。
地形図を読みながら縦走されているような雰囲気でしたが、ラッセルのお礼を言われて二言三言言葉を交わした後は先行して進まれました。
ここまでラッセルを楽しんできたのですが、あんまり時間をかけてぶらぶらしすぎたようです(笑)
それでも先行の3人のトレースからわざとこっそり外れて山頂までのラッセルを頑固に通したのは大人気なかったかも・・・(恥)
山頂で一息つきながら地図を眺めます。
北に向かうとツボクリ谷という未踏のルートがあります。
かなり回り道になりますが、もし可能ならば下山はそっちからと思っていました。
それらしい広い尾根が延びています。
頻繁にあたりを包むガスで見通しが利かないことと大雪(でもないけど)時に谷道を歩く不安が勝ってしまい、今回は迷わずパスしてしまいました。
・・・生意気ばかり言ってても、技術と自信は「ない!」ですから・・・
霊仙でもそうでしたが、こうしてパスしたりあきらめたりしたルートは次に楽しみにしてしまうんですよね(笑)
下りは同じルートを戻ることになりました。
ところが自分でつけたはずのトレースが稜線上を吹く風でほとんど跡形もなく消されてしまってます!
地形や木の陰など所々では見えていますが、尾根の分岐でまた地図を出してみたり結局あまりピストンの楽さはなかったです。
登ってこられた一人の男性、すれ違いざまに「ムッシュさん!」と・・・(驚)
言葉を交わしてみれば、1年前にこの皆子山の山頂で出会った方でした!
その時にはあれこれ長話のなかでヤマレコの話も確かにしていましたが、まさか憶えていただいてたなんてびっくりです!!
「そのヒゲでわかりましたよ」と嬉しい言葉!
いくつかの私のレコも覗いてくれているようで、ありがたいことです。
当時ご一緒だった女性の方と初対面の若い方たちの4人で歩かれていました。
senrakuyaさんの話も出ましたよ!
その後下山中に次々とグループとすれ違い、私の二本の足跡は立派な冬道に格上げしていただきました。
この山は歩く人が少ないような印象を持っていましたが、私の歩く時間帯が早いので人に会わないだけだと理解しました。
山には失礼な思い込みでしたね・・・ごめんなさい m(__)m
昼時には車に戻ってしまいました。
翌日の出勤が早くなって夕方には就寝するために日曜日がやたらと短いのです(怒)
このばかげたシフトを早く何とかしないと・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
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膝の調子は良さそうですね。
比良方面の方が天気はよかったみたいですね
こっち(鈴鹿)は吹雪でした
Tさんと再会ですか!
前回、Tさんとご一緒した時にmonsieurさんのお話をしていたんですよ。
すっかり有名人ですね
monsieurさん、こんちわ
精力的ですね
わたしは嫁と三千院。来週の山行を画策してました。
比叡のロープウェイ駅は、小雪がぱらついて三千院もず
っと雪が降っていましたよ。中央アルプスが一段落すれ
ばまた比良山系におじゃまします
よりよき山行を でわでわ
あの時God handによって一命をとり止めた私の膝は少しずつ回復に向かっているようです
ちょっと痛みがないと大丈夫だと思って走ったり登ったり・・・で翌日また痛みが の繰り返しです
再会した"Tさん"はsennrakuyaさんのことを話していましたよ。
山の世界も狭いものですね
京都市内の北はあまりウロウロしたことがなく、山とは別にでも歩きたいスポットです。
昔は東山界隈が好きでよく歩いていました。
高槻から歩いて清水寺・・・とか
こんばんは
皆子山にも入ってみたいと思っています
レコでみなさんのルートを参照すればよいのでしょうけれど、おっしゃるとおり、地形図や高原地図ではルートが?
よく歩かれている方と、最初は歩きたいです
朝は早くても頑張ります。
よろしくお願いします。
書いちゃった
わんこ、ようやく無事に戻ってきたのですね〜
良かったです!
なんと、奇遇にも一年ぶりに登った同じ山で、
一年ぶりの再会、驚きだったのでは
山歩きの時に偶然に知っている人に会えると
ホントに嬉しいものですね〜
今週末に行きましょうか?
2週続きでも私は全く構わないんで、雪のあるうちに行きましょう。
朝は平バス停に7時でいいですか?
駐車スペースはあります
slowlifeさん、こんばんは
人の顔を憶える のが苦手な私はあちらから声をかけてもらわなければ気付かず素通りしていました。
よく気付いてもらえたものです
わんこはもうしばらく付き合ってもらいます。
無茶なご主人ですが・・・
驚きました…
てっきり湖西方面も大荒れかと…
とは言え、帰りのトレースが消えちゃう程の風…
やはり先週末は厳しい環境だったんですね…
鯖街道からお向かい…京都の山は未だ未踏であります…
何度かチャンスはあったはずなんですが、結局お向かいの比良に…
山での出会い…
我が家も比良で何度もお会いしてる方や、アルプスや大峰や白山でお会いした方など…
再開すると嬉しいですよね
utaotoさん、こんばんは!
平のバス停の標高が450mありますから、高低差は知れたものです。
坊村から武奈に登る方たちの人数と比べるとまだまだ静かな山歩きを楽しめると思っています。
ボリュームはもう少しあってもと思いますが、
山頂に至る他のルートを合わせて歩いてみたいですね
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