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Yamareco

記録ID: 2720676
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山滑走
北陸

別所岳(358m)能登の低山で山スキー?

2011年01月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.5km
登り
257m
下り
249m

コースタイム

日帰り
山行
2:43
休憩
1:00
合計
3:43
12:07
103
スタート地点(林道分岐)
13:50
14:50
60
15:50
ゴール地点(林道分岐)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
穴水町河内集落南西の別所岳への林道分岐に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
雪で通行止めの林道を歩いています。
コース図は手書きです。
林道を振り返ります。刻んだトレースとウサギの足跡が並びます。
林道を振り返ります。刻んだトレースとウサギの足跡が並びます。
真っ白な山頂です。
真っ白な山頂です。
お楽しみタイムは一瞬です。
お楽しみタイムは一瞬です。

感想

 山スキーの報告も相次いでいる.年末には寒波も来た.しかし近場の道なき山ではまだ山スキーには不十分だろう.それでは林道でも使える所へ.ちょうど奥能登へ出かける用事があり,ついでに珍しく能登の山で遊んでみよう.
 アマチュア無線などで幾度も訪れたことのある別所岳(穴水町と七尾市の境にある)にしよう.延々緩い林道の歩きになり,滑りは山頂直下の急な林道のみになるだろう.が年末年始のごろごろでなまったカラダにカツをいれる意味で...
 能登有料道路を北上し,越の原ICでおり,鹿路集落から河内集落へと向かい,山王川に沿った道を進む.集落を過ぎても除雪されており,しばらく行くと川を渡り広場となる.ここから左へ林道が分岐する.林道はもちろん除雪されていない.この広場に駐車した.

12:07【標高110m・林道分岐(駐車)発】
 林道は雪がたっぷり.数日前のものと思われるツボ足の足跡がわずかに窪みとして認識できるが,きれいな雪で道は覆われている.新しくトレースを刻んでいく感触.久しぶりだ.ここ1,2日の積雪も15cmくらいのようで,足首程度のラッセル.振り返ると自分のトレースだけがのびている.所々倒木があるが,問題なく進める.
 送電線や右へのカーブ,右への分岐,など場所を確認しながら,平坦〜緩い登りの林道を進む.所々に動物の足跡が賑やかだ.今年は卯年.ウサギの足跡とも並んで進んでみた.途中でシールが濡れてしまったのか,下駄のように雪がついて足が重い.
 標高250mくらいから緩いながらも少しはマトモな登りとなるが,これも一瞬.七尾市の看板が見えて来て,市町境となる.これを過ぎると,道はY字にわかれるが,いつものとおり左へと進む.
 しばらく進み,前方に別所岳の北西峰(アンテナがいくつかたっているピーク)が見える頃,何と林道に除雪の跡.ちょうど標高300mあたりのよう.除雪は今回の寒波の前にされたようで,15cm程度の積雪があり,シールでも問題なく進んでいける.ほどなく山頂への急な道の分岐となる.
 さすがにここから上は除雪されていない.古いトレースの窪みが上へと続いている.これを使いながら,相かわらずの足首程度のラッセルで登っていく.トレースはアンテナピークの方へと続いており,山頂までの最後の部分にはなかった.真っ白な雪面にトレースを残しながら進んでいくと,山頂に出た.

13:50〜14:50【標高358.0m・別所岳山頂】
 何の足跡もない雪面.まずは山頂標識で記念撮影.雲のため遠望はイマイチ.それでも能登島などは見下ろせる.穴水湾の方には虹もかかっていた.
 三角点の場所は知っているが,そばにわずかに雪面の膨らんだ箇所があり,ストックで雪をどかしてみると,国土地理院の白杭であった.ちょうどそれが埋まるくらいの積雪なので,決して多いとは言えない.
 先日糊を塗り替えてみたシールだがはたして...はがしてみるとガッカリ.糊のカスがごそっとスキーのソールに残ってしまう.糊の塗り替えの仕方が悪いのか,スキーのソールが悪いのか,シールじたいがもうダメなのか.シールも経年劣化しているだろうし,スキーの手入れもあまりしていない.もちろん糊の塗り替えの仕方も正しいのかわからない.新しいシールにした方が良いかも...カスを取り除くのに少々手間取ってしまった.
 さてそれではお楽しみタイムといきましょう.マトモに滑れるのはごくわずかのみ.雪は既に重くなっているが,新雪にシュプールを刻む.あっという間の楽しみだった.
 あとは林道を戻るだけ.何もしなくても下っていく箇所はほとんどない.ステップで進んでいける所はまだ良い.手でこいだり,歩いたりする箇所も多い.もちろんそれをわかって来ているので,これも楽しみと考えよう.
 市町境を過ぎてしばらくの所で,唯一トレースからはずれてシュプールを刻むことができたが,それ以外は登りのトレースを忠実にたどって戻るのみであった.送電線をくぐるともう少し.

15:50【標高110m・林道分岐(駐車)着】
 もっと滑りを楽しみたいところだが,まあ今日歩き主体と割り切って...すぐに片付ける.車を出してすぐに雨が降り出して来た.ナイスタイミング.
 こういうコースを楽しむためのウロコ板も欲しいですね.滑りにも対応できるウロコ板ってあるのでしょうかね.パウダー時期用の太めの板も欲しいですし...

(2020年11月11日にアップロードしました。当時公開していたホームページ(閉鎖)からの抜粋です。)

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