日原〜鷹ノ巣山〜奥多摩

2013年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,463m
• 下り: 1,719m

コースタイム

9:15中日原登山口-10:05稲村岩分岐-11:25ヒルメシクイノタワ
11:55鷹ノ巣山山頂-12:35石尾根方面へ下山開始
15:05林道登山口-15:20奥多摩駅

天候

終日ピーカンでした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

雪は稲村岩麓のテラス直前の登りからです。自分もここからアイゼン装着です。
事前の情報から、稲村岩分岐までのトラバース道で滑落事故発生とあったので、躊躇無くアイゼンを着けて登りました。
稲村岩尾根からはほぼ100%雪道です。出会う方々皆アイゼンを装着していました。ただし、トレースはきっちり残っていてかなり踏み固められているので、アイゼンさえしていればとても歩き易い斜面でした。
鷹ノ巣山から石尾根の下りは、最初こそ雪も溶けていましたが8割程は雪道。特に、六ツ石山など、北側にコースを取っている巻き道はかなり雪も深め。麓近くの杉林の樹林帯まではアイゼンは着けていたほうが良いと思います。

写真

登山口へ向かうと稲村岩がくっきり。いい天気です。

で、登山口。今回は前回の大雪直後とは違うので、日原川までの橋付近まで雪はありません。

岩の麓のテラス直前から道は凍結です。ここからアイゼンの出番です。

自分はこのコースで、このテラスからの沢伝いが一番好きかも。

雪と岩を登っていきます。

ふぅ。。

結構雪も深めです

空も青い。

ここから稲村岩分岐までの急登＆トラバースです。今回のコースの唯一核心部ですね。確かに斜面がツルツルなんで、アイゼン無しでは即滑落です。

慎重に、爪をガッチリ氷に突き刺しながら登っていきます。

ようやく分岐。

実は稲村岩に登ったことはなく、いつもスルー。無雪期には登ってみようかな。。

あ、やっぱり先週滑落があったんだなぁ。。ヤマレコでの他の人のレポどおり。確かにあの斜面は滑落してもおかしくはないもんなぁ。。。

岩尾根に出てもこんなに雪たくさん。

でも、雪が固めで、爪が刺さる音が心地よくて、登ってても飽きない雪山です。

はぁ〜気持ちいい〜〜

ちょっと時間が掛かってようやくヒルメシクイノタワ。やっぱりここが一番雪が深い。前回出来ていた雪屁は無くなっていました。

雲取方面？

ヒルメシクイノタワからの最後の取付きはやっぱり厳しい。ヘトヘトでようやく山頂までのビクトリーロード。今日もよく登ったなぁ。。

少々ガスが多めでしたが、今日も南アルプスがくっきり！

お気に入りの山頂の白樺。

今回はチリトマトのランチです。身体が暖まりました！

のんびりした山頂。全員で10人くらいかなぁ。。

さ、今度は石尾根方面へ下山開始です。まだまだこんな雪です。

南斜面は雪も少なめですが、北側はこんな感じ。なかにはツボ足トレースもあり。

最後の北側巻き道を振り返って。雪道よばいばい！

この標識もようやくここまで姿が見えてきました。前回は殆ど顔が出ていませんでしたが。。。
汚れないうちにと自分はここでアイゼンを外しましたが、この先の杉の樹林帯はかなり凍っていたので、樹林帯を抜けるまではアイゼンは着けていたほうが良いと思います。

最後の登山口入り口。ふぅ、お疲れ様でした。

で、夕陽に包まれた奥多摩駅。電車を待つ間はいつもの通り缶ビールタイム。今日も良い山行でしたとさ。。

感想

utasan

ちょっとお疲れ気味＆寝不足での山行でした。ですが、行きの電車でグッスリと寝れたので、終始気持ちの良い雪山登山となりました。
前回は1月の東京でも大雪の降った直後の週末。お陰でラッセル地獄を味わう雪山山行でしたが、今回はきっちりと踏み固められたトレースの雪山でした。
今シーズン、もうあと何回雪山を楽しめるのか。。だんだんとカウントダウンに入ってきていて寂しい気もしますね。これから本職のトレランシーズンに入るので、機会を見つけてまたノンビリ登山へ行こうと思います。