好天すぎる赤岳との暴風・地蔵尾根&アンザイレン訓練
- GPS
- 27:51
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
美濃戸・赤岳山荘 8:06
北沢ルート
赤岳鉱泉 10:00-10:15
行者小屋 11:44-12:04
地蔵の頭 13:51
赤岳展望荘 14:00
2日目目
赤岳展望荘 8:50
行者小屋 10:13-10:30
南沢ルート
美濃戸・赤岳山荘 11:57
天候 | 1日目 2日目 美濃戸口 気温 展望荘記載 最高気温-14度 最低気温-17度 風速 1日目 5m 2日目 8〜15m 最大25m |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※美濃戸口手前から凍結箇所があります。 美濃戸口から美濃戸・赤岳山荘まではアイスバーンで路面はカリンカリンです。 4WDでスタットレス&チェーンを使用しないと林道はスリップして進めません。 山岳ガイド 福田浩道さん 初心者から上級者登山まで http://www.go.tvm.ne.jp/~fhiro216/index.html 赤岳展望荘 softbank、docomoは問題無く使用可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸〜赤岳鉱泉〜行者小屋 トレースしっかりあり、とくに危険箇所もありません。アイゼンナシで行けました。 地蔵尾根 トレースもあり、雪山経験者にはとくに難しい箇所はありませんが、鎖は梯が雪で 埋まっている場所もありました。稜線直下はナイフリッジですが、難しいものではありませんでした。 ※初心者の方には高度感あり、リスクがかなり高いように見受けられましたので 経験者やカイドさんの同行が良いかと思います。 最近でも数件の事故や不明者が発生していると山荘で伺いました。 地蔵尾根〜展望荘 とくに難所はありませんが、慎重に。風が強ければ難易度はまったく変わります。 展望荘〜赤岳(今回は行けませんでしたが、登山者情報) 展望荘からの登り下りは高度感があるが、トレースもしっかりあり 慎重に行けばとくに問題なし。 帰宅し同日に遭難事故が起きていました。 24日横岳で4名が遭難し1名がお亡くなりになったようです。 地蔵尾根か行者ですれ違ったかと思います。 ご冥福をお祈り致します。 |
写真
感想
今回は難関ルートや登山技術を教えて頂いてる山岳ガイド福田さんチームで赤岳を目指します。
まだまだ登山レベルは 初心者級なので、教えて頂く事は沢山あり、アンザイレン・・・2名以上でロープを使いビレイするテクニックやロープワークを学習しました。様々な技術を身につけて、ファミリー山岳ガイドとして安全な山旅が家族で行きたいと学習登山ですね
さて八ヶ岳は美濃戸・赤岳山荘からスタート。
天候は 素晴らしく、風弱し、今までの赤岳は最高レベルかと思います。
初日は赤岳鉱泉経由で、下から硫黄岳や大同心などキレイな稜線を見る事ができましたよ〜
鉱泉ではアルペンメーカーのテントが沢山あり、アイスキャンディー周辺では
お祭りムード。翌日にアイスクライミングの大会があるようです。
アイスクリームの大会なら戻って来たかもよ〜
行者小屋で軽めのランチをしてから地蔵尾根を登って、展望荘に泊まり早朝に赤岳を目指す計画でした。
地蔵の登りはナイフリッジの手前がパフパフしていて少し大変でしたが、
それより 天気が良すぎて景色が最高 楽しく登ることができました。地蔵の途中で、ロープを付けて登りは最後尾でしたが、前の人との感覚やペースを保つの難しいもんですね。
地蔵の頭で稜線にでるとやや風はあるものの、赤岳稜線にしては穏やかな
部類かと思います。
そして赤岳展望荘に到着。
翌日に赤岳に行く予定でしだ、天候は解らないのでチェックインする前に
絶景を撮影しまくり
展望荘に入り、部屋に向かう途中に見た事がある装備・・・・
もしかすると
談話室を除いたら居た
teku姉さん 早い到着してましたね〜
なに。まだ山頂行ってないの〜早く行けと言われてましたが
装備外して落ち着くと、なかなか・・・夏ならすぐに行ったかも。
展望荘での夕焼けも食事も文句なし、良かったな〜
バイキングはお肉が沢山飲み放題。
朝はご来光が楽しみだ〜
朝、食事前にご来光・外に出ようと扉を開けたら・・・・・
暴風で雪が横に流れてる〜風速は25m ぎゃ〜
山頂に行くよりも下山ができるのか
福田さんから8時頃を目処に天候の様子をみて、地蔵から下山する予定で準備をして下さいと言われました。もちろん山頂はナシ。何回も踏んでるからさほどガッカリは無かったです。
稜線は福田さんがトップを行きますが、地蔵からの下りは私がトップで下るので・・・・下りはもちろん最後尾がもっともリスクが高くビレイしなければなりませんが、トップを行くのも緊張しますよ〜
この暴風で雪が舞い、ルートを間違えないように行かなければならず・・・
昨年の夏、奥穂から槍に縦走出発直前の緊張感でした。
出発前に初心者かと思った山ガール二人がかなり困っていた様子。
私たちのパーティーは山岳ガイドさんが居るので、ルートは安心だから後から来ればと言いました。私もソロだったら びびって誰かの後に続いたと思います。
助ける事は無理でも目印にして進めれば少しは役立つかと。
出発寸前にteku姉さんに挨拶して、お先行きます〜
無事に行者で姉さんに会える事を祈って出発。
扉を開ける瞬間は緊張がピーク。スゴイ暴風だけど、早朝より少し弱い。
行けるぞ なんとか進める風の強さでした。20は無かったかと・・
ロープでビレイしているのも少し安心できたね〜
ソロだったらビビリは倍増する。
そして地蔵の頭。
ここから私がトップで下ります。ルートは見えるのか・・・・
ステップは・・・と心配しましたが、先行者がだいぶ前に行ってたので
トレースはしっかりありました。
ヨッシャ・・・これなら行けるぞ。慎重に進みます。
2番手のiさんが、かなり怖がっていたのが伝わって来ました。
後を見ながら、怖くないようにロープを張り、ナイフリッジでは声をかける、
ピッケルを縦に刺して〜真っ直ぐで−す。 後方の福田さんの動きやシグナルにも注意して振り返る。
後方にはteku姉さんが来ているのも見えました。姉さんの前はかなり渋滞していた様子。
なんて進んでいると、私達も先行していた人たちに追いついた。
大渋滞で進まない〜 先頭が動いてない・・・・登りが来る。
吹雪く急な下りで止まる方が数倍危険で、恐怖感も感じます。
ゆっくりでも止まらずに進んだ方がリスクは低いかと思いました。
しかも動いてないと寒いしゴーグルの中が氷ってくるし〜大変。
2番手のiさんもたいぶ恐怖感を感じていたと思います。
基本的には最後尾の福田さんにビレイされていますが、トップも柔軟・慎重に
行動でき、前と後を考えて動く難しさは本当に勉強させて頂きました。 ワンツーマンなら簡単でリーダーと呼吸を会わせやすいけど、3人となれば、かなり違ってくる。しかも急斜面の雪山下りでリスクも高い。
基調な体験でした。
地蔵尾根を安全圏まで下り、ロープを外してホットした。
行者まで下り、teku姉さんも無事ゴール。良かったね〜
生々しいドキュメンタリーでした。
行者から見上げると赤岳が少し見え隠れしていますが、天候は悪いと
思いますが、里は な感じでした。
赤岳山荘でいつもの肉うどんを食べて無事に帰宅です。
行く前はソロで横岳から硫黄まで縦走したいな〜とおバカな事を
ちっと考えて居ましたが、やはり安全を考えて登山しないとダメだと
思いました。
リスクの低い時期に編笠山〜キレット経由で赤岳〜硫黄まで縦走してみたいなと思ってしまう〜 さて3月は・・・
だから、私と一緒にこたつでくつろいでないで山頂行っておでん買って来いって言ったのに〜〜
最高の土曜日と、恐怖の日曜でしたよね〜〜〜
ビレイの訓練お疲れ様。
今度、ビレイしてもらおうかな〜〜〜
(わざとザイル切って落とされそう )
福田さんを交えてのよもやま話、楽しかったです。
続きは苗場で・・・・
teku姉さん お疲れさまです。
ガスっても山頂は踏めると思ってたけど・・・
予報とズレすぎ・・・寒気。
でも山頂行くよりスゴイ経験ができましたよ。
焼き肉ビレイは喜んで、ハーネスではなく飛騨牛で宜しくお願いします。
苗場楽しみに
土曜日の地蔵のちょっと急なところを登られていらっしゃるところでお会いしている気がします。
(諸事情により詳細は記載いたしませんが、私はヘルメットかぶっていて同行者が1名いました。)
安全確保のためとはいえ、支点とっていただいたり、ロープ出したりしまったりしてる時間が冬はとにかく寒くて一番つらいです。
懸垂下降はすでに体験済みでしょうか?おもしろいですよ
s3214さん こんにちは。
急登を登っていく途中で、すれ違いを待ってくれた
2名の方でしたか・・・・
たしか、その男性と天気が良くて〜なんて会話したキオクがあります。 解らなかった。それは失礼しました
八に来ているのはteku姉さんから聞いてましたよ。
レコ楽しみにしています。
懸垂下降はやりました〜昨年の夏に剱の八つ峰で・・ここ降りますって言われて、未経験の時は一瞬ビビリましたが、やると面白いですね
夏にまたやると思いますよ。
なぜこんな、今世紀最大の寒波襲来の日にヤマレコ組赤岳大集合!?
でも無事に下りていらして良かったです
横岳でお亡くなりになった方もいたそうなので…
carolさんは経験も豊富なのにガイドさんとかからきちんと技術も学ばれているのはすごいと思います
うちも一度きちんと教えていただきたいのですが、ガイドさんってとてもお金がかかるイメージがあるので薄給だとなかなか…(-_-;)
予報では晴れの土日予定でしたので、carolさんも姐さんもhanaさんも行くなら赤岳と思っていたのですが、ツクヅク行かなくて良かった
我々も朝起きて雪が降っているのを見た途端、目がテンになりました!
福田さんは、この前北横でお写真撮って頂いた方ですよね?こういうガイドさんと一緒ですと、心強いですね。
本当にご無事で何よりでした。
それにしても、前日のお写真はとても綺麗ですね〜
SOULdCATさん こんにちは。
たしかに山岳ガイドさんはランクによっては高いです。
しかし私のように山のベテランが身近には居ないので、
基礎知識をしっかり学んで、雪山で滑落してもピッケルで止められる。子供や妻をロープでビレイして穂高に登りたいとか・・・知人と北アルプス縦走したいとか思っています。
人を連れていくにはリーダーとして一般登山者以上の知識や技術を備えてないと冷静に行動ができず、人は連れていけないので、微力ながらコツコツ修行しています。
SOULdCATさんご夫婦のように、私もいつか妻を連れて北アルプスの稜線を歩きたいです
Pengin22さん こんにちは。
どの予報も天気図など見ても、あの天気は予測できなかったですね。風は強いけど だと確信していました。寒気が停滞・パワーアップするとは・・
とても良い経験ができました。
カイドさんは北横で出合った福田さんです。
teku姉さんと談話室で盛り上がってました〜
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