西穂独標まで雪山講習♪

コースタイム
24日 山小屋停滞
25日 8:00西穂山荘−9:30西穂独標9:45−11:00西穂山荘12:30−13:20ロープウェイ新穂高口
※コースタイムはおおよそです。また講習を受けながらの歩行です。
天候 | 1日目:晴れ 2日目:強風(停滞) 3日目:晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※東海北陸道白鳥付近で6kmの渋滞。 車:ロータリー下の登山者用駐車場に駐車。無料でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口〜山荘までは危険箇所なし。 山荘〜丸山までは危険箇所ないが、強風でした。 丸山からは風にあおられながら進みました。 途中でガイドさんにロープでつないでもらいました。 独標直下の岩場は一歩間違えるとえらいことになりそうなんで緊張しました。 |
写真
感想
山岳ガイドさんの雪山講習に参加しました。
天気予報では寒波到来、強風とのことで、ある程度覚悟はしていきましたが、
まさかロープウェイが止まるとは・・
23日
早朝6時に東大阪の自宅を出発し、12時に新穂高温泉口へ到着。
ガイドさんともう1人のメンバーと合流し、ロープウェイで新穂高口へ。
第二ロープウェイの途中から晴れ出し、槍や西穂が綺麗に見えてテンションあがります。
この日は山荘までゆっくり歩き、山荘前の斜面で日没まで雪上訓練。
ピッケルアイゼンワークと、半雪洞作成、手の指が冷えたときの暖め方を習いました。
この指先の暖め方、3日目の稜線上ですげー役立ちました。
24日
夜中から凄い風の音で、朝起きてはみたものの、とても外に出れる感じでない。
山荘でコーヒーとか飲みながら待機してると、ロープウェイが強風で止まってるとの事。な、なんと。。
朝から下山してった人もいたけど大丈夫だったのでしょうか。
(ガイドさん曰くロープウェイの道は雪崩の危険があり通行禁止。)
結局1日中ロープウェイは動かず、山荘でロープワークを習ったり、20世紀少年を読んだりして1日過ごしました。
西穂山荘は本が豊富で、全く退屈することなく楽しい1日を過ごすことが出来ました。
25日
朝から晴れ間あり、風もましな気が。しかしガイドさん曰く
「相当寒いと思われるので、なるべく暖かくしていきましょう」との事。
その通り、稜線に出た瞬間吹き飛ばされるかと思うほどの強風。
ピッケルを突き刺しながら慎重に進みます。
独標や西穂高の美しい姿に勇気付けられながら、独標直下の岩場に緊張しながら
進みます。(登りより下りのほうが10倍怖かったけど。)
山頂からの景色は感動のひとこと。来れてよかった。
この日の気温−17℃〜−20℃、風速 15m/s〜20m/s、体感温度−35℃くらいでしょう、とのことでした。
このようなコンディションでの雪山経験はガイドさんがいたから出来たと思うので
連れていってくださったガイドさんと一緒に行けたメンバーに感謝です。
この日は実は西穂高で1件遭難があり、要救者は無事救助されたようですが、
捜索ヘリの飛ぶ姿に明日はわが身と感じました。
山に対して謙虚でありたいと思ってはいますが、
自分でも気づかず無茶な行動や準備装備不足になっていることはあると思います。
そういうことがなるべくないように、これからも学んでいこうと思いました。
てか、
ガイドさんにしっかり教わりながら行く山はすげ−楽しかった!
また行きたいなー。
あと、予備日は必要ですね。
今回のようにロープウェイが止まったらなす術ないし。
今までカツカツの予定で行くことが多かったんで、気をつけようと思います。。
厳冬期の独標登頂、おめでとう!
強風下での登山や吹雪による停滞等、すごい大変やったみたいやね〜。
けど、その分貴重な経験を積んだようで、とてもうらやましい限りです。
また山でご一緒しましょう!
厳冬期冬山の厳しさを少しでも知れたかな?
またよろしくお願いします!
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