記録ID: 2733396
全員に公開
ハイキング
東海
九里半街道2（乙坂・牧田・平井・今須）と中山道と壬申の乱
2020年11月15日(日) [日帰り]
岐阜県
cielo-azul
- GPS
- 04:58
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 201m
- 下り
- 147m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:48
距離 20.9km
登り 215m
下り 153m
9:57
23分
牧田上野バス停
10:20
0:00
40分
乙坂集落
11:00
0:00
20分
山村・林正寺
11:20
0:00
35分
二又・津島神社
11:55
0:00
15分
上野・旧牧田郵便局
12:10
0:00
30分
牧田一色・56号
12:40
0:00
30分
平井集落
13:10
0:00
30分
今須・平井・若宮八幡
13:40
0:00
10分
今須宿
13:50
0:00
25分
今須峠
14:15
0:00
20分
自害峰
14:35
0:00
10分
不破関跡
14:45
JR関ヶ原・伊勢街道起点
| 天候 | 曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に問題なし |
| その他周辺情報 | 参考図書： ●鈴鹿の山と谷１ 西尾寿一著 ナカニシヤ出版 ●九里半街道・牧田宿 九里半歴史文化回廊 ●養老の古街道「九里半街道」養老町教育委員会 |
写真
九里半街道歩き前回1年前の続き。九里半街道とは養老の濃州三湊（船附・栗笠・烏江）より牧田宿経由で中山道・関ヶ原や今須宿を結び、番場宿から西進して琵琶湖朝妻湊（米原）に至る陸運街道。38km（約九里半）
九里半街道歩き前回1年前の続き。九里半街道とは養老の濃州三湊（船附・栗笠・烏江）より牧田宿経由で中山道・関ヶ原や今須宿を結び、番場宿から西進して琵琶湖朝妻湊（米原）に至る陸運街道。38km（約九里半）
＜沢田下町＞入口の地蔵。沢田と次の乙坂の間は牧田川板橋や渡し船。信州・尾張・三河・伊勢方面から濃州三湊へ水運された荷物・物産を「安く速く楽に」関西・北陸へ運ぶ流通路として江戸期に尾張藩庇護下で発展。
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＜沢田下町＞入口の地蔵。沢田と次の乙坂の間は牧田川板橋や渡し船。信州・尾張・三河・伊勢方面から濃州三湊へ水運された荷物・物産を「安く速く楽に」関西・北陸へ運ぶ流通路として江戸期に尾張藩庇護下で発展。
＜沢田集落・太神宮常夜灯(1817)＞街道の木造常夜灯では最大で彫刻豪華。沢田は伊勢・養老・九里半等の街道が合流。九里半街道と濃州三湊の詳細については昨年の私の「九里半街道を歩く」を見てください。
＜沢田集落・太神宮常夜灯(1817)＞街道の木造常夜灯では最大で彫刻豪華。沢田は伊勢・養老・九里半等の街道が合流。九里半街道と濃州三湊の詳細については昨年の私の「九里半街道を歩く」を見てください。
＜関ヶ原駅よりバス＞牧田川渡渉不可能。まず関ヶ原駅に駐車して牧田上野までバス。乗客一人。約十分で到着。関ヶ原と牧田間は昔は中山道と関ヶ原駅前で分岐する旧伊勢東街道を使い「烏頭坂峠」を越えた。
＜関ヶ原駅よりバス＞牧田川渡渉不可能。まず関ヶ原駅に駐車して牧田上野までバス。乗客一人。約十分で到着。関ヶ原と牧田間は昔は中山道と関ヶ原駅前で分岐する旧伊勢東街道を使い「烏頭坂峠」を越えた。
バス停より川沿いで乙坂まで約4�辧９掌祐�の濃尾地域は大中小河川が網の目状に流れ大小の島点在。多くの要衝の港ができ、水運が発達し、木曽材・各地物産・年貢米等を船で運搬。陸路より運搬が楽で時間短縮。
バス停より川沿いで乙坂まで約4�辧９掌祐�の濃尾地域は大中小河川が網の目状に流れ大小の島点在。多くの要衝の港ができ、水運が発達し、木曽材・各地物産・年貢米等を船で運搬。陸路より運搬が楽で時間短縮。
＜広瀬橋・山村集落＞牧田上野〜乙坂間バスは一日数本。街道は重量のある荷物（材木や陶器や穀物）を大八車の載せて牛馬に曳かせたり、背負らせたりして輸送。広瀬橋には土橋、仮橋。洪水時は渡し船。
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＜広瀬橋・山村集落＞牧田上野〜乙坂間バスは一日数本。街道は重量のある荷物（材木や陶器や穀物）を大八車の載せて牛馬に曳かせたり、背負らせたりして輸送。広瀬橋には土橋、仮橋。洪水時は渡し船。
＜九里半街道標識＞運搬荷物。関西・北陸方面へ＝木曽材・三河茶・海産物・塩・常滑陶器・年貢米。江戸・尾張・伊勢への荷物＝大和綿・穀物・畳表・藍・木炭・菜種油等・近江の大砲など。
＜九里半街道標識＞運搬荷物。関西・北陸方面へ＝木曽材・三河茶・海産物・塩・常滑陶器・年貢米。江戸・尾張・伊勢への荷物＝大和綿・穀物・畳表・藍・木炭・菜種油等・近江の大砲など。
路側帯や歩道がない227号線。南は牧田川と養老山地最北。北は南宮山・名神高速。小一時間で乙坂到着。1525年牧田合戦。江州・浅井氏と美濃・土岐氏合戦。浅井氏が乙坂から山村の谷で奇襲作戦で美濃兵士大勢戦死。
路側帯や歩道がない227号線。南は牧田川と養老山地最北。北は南宮山・名神高速。小一時間で乙坂到着。1525年牧田合戦。江州・浅井氏と美濃・土岐氏合戦。浅井氏が乙坂から山村の谷で奇襲作戦で美濃兵士大勢戦死。
＜乙坂バス停＞朝に車で通過した沢田集落が川向こう。木造橋はこの辺りにあった。渇水期は渡渉可能？後ろは威徳山（養老最北）山麓を養老街道（伊勢東街道）が通り、九里半街道は牧田川沿いで養老高田へ繋ぐ。
＜乙坂バス停＞朝に車で通過した沢田集落が川向こう。木造橋はこの辺りにあった。渇水期は渡渉可能？後ろは威徳山（養老最北）山麓を養老街道（伊勢東街道）が通り、九里半街道は牧田川沿いで養老高田へ繋ぐ。
＜乙坂集落入口＞この辺りが運搬人や旅人の休憩地？馬頭観音祠前は広い広場公園。街道はまっすぐ坂をこの坂を少し上がった。
＜馬頭観音祠＞美しい観音様。九里半街道重要遺産。顔立ちに気品。強い意志。江戸期、乙坂は石津郡時山村に属す。多良に陣屋を構えた交代寄合・美濃衆旗本・高木家領土。明治30年養老郡からは牧田村に合併。
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＜馬頭観音祠＞美しい観音様。九里半街道重要遺産。顔立ちに気品。強い意志。江戸期、乙坂は石津郡時山村に属す。多良に陣屋を構えた交代寄合・美濃衆旗本・高木家領土。明治30年養老郡からは牧田村に合併。
＜乙坂・大神宮常夜燈＞訪れ参拝できない神社・寺院に献灯・祈願するための常夜灯。個人寄進で辻や路傍に奉納。九里半街道沿いは多く存在。ここで左折れ。右上には八幡神社や寺院、その上を名神高速が通る。
＜乙坂・大神宮常夜燈＞訪れ参拝できない神社・寺院に献灯・祈願するための常夜灯。個人寄進で辻や路傍に奉納。九里半街道沿いは多く存在。ここで左折れ。右上には八幡神社や寺院、その上を名神高速が通る。
乙坂集落内より牧田川と威徳山や養老笙ヶ岳への尾根。ここで右折して旧街道は「境谷」と呼ばれた今は名神高速が走る山麓へ上がった。高速道路建設のために旧街道は破壊。曲り角付近に地蔵祠。
乙坂集落内より牧田川と威徳山や養老笙ヶ岳への尾根。ここで右折して旧街道は「境谷」と呼ばれた今は名神高速が走る山麓へ上がった。高速道路建設のために旧街道は破壊。曲り角付近に地蔵祠。
牛馬が曳く大八車を操り、背負子の人夫にとっては、川沿いを歩く方が楽だと思うが、街道はここでは南宮山山麓山道を通った。その理由は・・？
名神が牧田川に近づく大阪砕石工業付近。土砂置場。写真中央の白く角張った倉庫辺りが旧九里半街道で、青く見えるのが地蔵堂。名神はその上を通過。この辺に「乳くれ地蔵」が移転しているらしいが・・。墓地内か？
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名神が牧田川に近づく大阪砕石工業付近。土砂置場。写真中央の白く角張った倉庫辺りが旧九里半街道で、青く見えるのが地蔵堂。名神はその上を通過。この辺に「乳くれ地蔵」が移転しているらしいが・・。墓地内か？
＜山村集落東外れ＞ぐるっと大きく廻って前の写真で見た旧街道へ来た。乙坂方面への道は先の白い倉庫付近で消滅していた。
＜地蔵祠＞青ビニルで屋根が補強された地蔵祠を覗くと聡明そうな地蔵が合掌。この祠の前を多くの人夫や大八車や旅人が通過していったのだろう。
長閑な畑道を通過して「山村」集落へ入る。菊の花が美しく咲く。集落内分岐を右で高台の「林正寺」。立派な大寺院。集落内家屋も古民家が多い。
＜山村集落内道標＞「右 大かき道」大垣への石標。乙坂から東へ牧田川左岸沿いに象鼻山古墳群丘を経て大垣まで多良街道（美濃中道？）があった。大垣藩と多良・高木家への連絡路として定期的に使われたようだ。
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＜山村集落内道標＞「右 大かき道」大垣への石標。乙坂から東へ牧田川左岸沿いに象鼻山古墳群丘を経て大垣まで多良街道（美濃中道？）があった。大垣藩と多良・高木家への連絡路として定期的に使われたようだ。
＜山村・四方四里神社＞右折する曲り角。祭神・由緒不明。「牛の観音さま」と地元で呼ぶ。1814年に近江長岡より勧請した小社。九里半（中山道）街道を通して米原や番場・醒井や北国街道・琵琶湖東岸と交流あり。
＜山村・四方四里神社＞右折する曲り角。祭神・由緒不明。「牛の観音さま」と地元で呼ぶ。1814年に近江長岡より勧請した小社。九里半（中山道）街道を通して米原や番場・醒井や北国街道・琵琶湖東岸と交流あり。
＜山村・素戔嗚神社＞巨木が数本。由緒由来. 創祀不詳。南には朝に通過した56号と広瀬橋。南に広瀬橋を渡ると東は養老への伊勢東街道（養老街道）や東海自然歩道に繋がる。
＜山村・素戔嗚神社＞巨木が数本。由緒由来. 創祀不詳。南には朝に通過した56号と広瀬橋。南に広瀬橋を渡ると東は養老への伊勢東街道（養老街道）や東海自然歩道に繋がる。
＜大神宮常夜灯(1780)＞早川酒店前あたり。近くに「おたすけ地蔵」もある。この先の石垣の分岐を北に上がると「二又古墳（桂谷古墳群）」南宮山山腹に6世紀後半〜7世紀前半築造？美濃地域最古横穴式石室など。
＜大神宮常夜灯(1780)＞早川酒店前あたり。近くに「おたすけ地蔵」もある。この先の石垣の分岐を北に上がると「二又古墳（桂谷古墳群）」南宮山山腹に6世紀後半〜7世紀前半築造？美濃地域最古横穴式石室など。
＜法泉寺前にある地蔵尊＞「二又（二俣）」の名称は関ヶ原への九里半街道（伊勢東街道）と多良・上石津・員弁への伊勢西街道（巡見道）の分岐点による。
＜二又・長い生け垣＞法泉寺西を左折すぐに右折。桝形。津島神社北を通過。ここが地名発生地「二又の辻」道標「右たら、左たか多」「右京道」と分岐点だが、残念ながら道標が見つからず。
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＜二又・長い生け垣＞法泉寺西を左折すぐに右折。桝形。津島神社北を通過。ここが地名発生地「二又の辻」道標「右たら、左たか多」「右京道」と分岐点だが、残念ながら道標が見つからず。
＜桂谷（二又）古墳群への標識＞前述の南宮山麓の古墳群10基円墳。古墳では豊富な副葬品（馬具や鉄鏃などの金属製品や須恵器）が出土。出土品は上石津郷土資料館に展示。
＜桂谷（二又）古墳群への標識＞前述の南宮山麓の古墳群10基円墳。古墳では豊富な副葬品（馬具や鉄鏃などの金属製品や須恵器）が出土。出土品は上石津郷土資料館に展示。
＜二又・津島神社＞大きな神社。大木多数。多数の五輪塔が残る参道入口前に「忠重墓」等の石碑があるが・。果たして「忠重」とは？明治〜昭和の島津30代当主？
＜二又・津島神社＞大きな神社。大木多数。多数の五輪塔が残る参道入口前に「忠重墓」等の石碑があるが・。果たして「忠重」とは？明治〜昭和の島津30代当主？
＜二又・津島神社南＞数が半端でない五輪塔群。この辺りが伊勢西街道（巡見道）への分岐点。伊勢西街道は真っ直ぐ南に下り、藤古川〜萩原〜殿垣内で勝地峠へ向かった。
＜二又・津島神社南＞数が半端でない五輪塔群。この辺りが伊勢西街道（巡見道）への分岐点。伊勢西街道は真っ直ぐ南に下り、藤古川〜萩原〜殿垣内で勝地峠へ向かった。
＜二又西外れ＞津島神社裏を進む街道。旧街道の雰囲気が色濃く残る。伊勢西街道は関ヶ原合戦後の島津の敗戦路として知られる。時〜時山〜五僧峠道は鈴鹿山中を通る山間路・保月越え。島津の伝承がこの地域に残る。
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＜二又西外れ＞津島神社裏を進む街道。旧街道の雰囲気が色濃く残る。伊勢西街道は関ヶ原合戦後の島津の敗戦路として知られる。時〜時山〜五僧峠道は鈴鹿山中を通る山間路・保月越え。島津の伝承がこの地域に残る。
＜出屋敷・馬頭観音祠＞「牛の観音さん」1852年以前の創建。御神体は当地谷川の青石で彫った三体の観音さんの一体。残り二体は近江長岡の満願寺、川向こうの沢田の観音さん。南宮山麓〜牧田川は青石が多い。
＜出屋敷・馬頭観音祠＞「牛の観音さん」1852年以前の創建。御神体は当地谷川の青石で彫った三体の観音さんの一体。残り二体は近江長岡の満願寺、川向こうの沢田の観音さん。南宮山麓〜牧田川は青石が多い。
＜馬頭観音祠＞昭和55年迄は写真の前の空き地に四本柱の柵「牛の爪切り場」と呼称。春大祭では本山の近江長岡に代表者が参拝（代参）「柳木の枝に餅をつけたお供え」を受賜る。荷物運搬牛馬への感謝と祈り。
＜馬頭観音祠＞昭和55年迄は写真の前の空き地に四本柱の柵「牛の爪切り場」と呼称。春大祭では本山の近江長岡に代表者が参拝（代参）「柳木の枝に餅をつけたお供え」を受賜る。荷物運搬牛馬への感謝と祈り。
＜一ノ瀬〜勝地峠＞南方向には一ノ瀬・上石津・烏帽子岳・藤原岳などの鈴鹿尾根。伊勢西街道（巡見道）は細長い盆地を進む。上石津村は1955年に牧田・一之瀬・多良・時が合併。後に町になり2006年に大垣市に編入。
＜一ノ瀬〜勝地峠＞南方向には一ノ瀬・上石津・烏帽子岳・藤原岳などの鈴鹿尾根。伊勢西街道（巡見道）は細長い盆地を進む。上石津村は1955年に牧田・一之瀬・多良・時が合併。後に町になり2006年に大垣市に編入。
＜出屋敷・神明宮常夜灯(1854)＞多良・高木家は関ヶ原で戦功をあげ、家康に認められた。美濃・近江・伊勢の三国国境の警備役、木曽三川の川通御用・水行奉行として広い範囲で幕府の治水行政や河川管理役として活躍。
＜出屋敷・神明宮常夜灯(1854)＞多良・高木家は関ヶ原で戦功をあげ、家康に認められた。美濃・近江・伊勢の三国国境の警備役、木曽三川の川通御用・水行奉行として広い範囲で幕府の治水行政や河川管理役として活躍。
＜上野・郵便局〜駐在所＞牧田宿中心の上野へ。江戸期、関ヶ原から牧田への荷物は下りで7454駄(1駄=150kg)で上りはこれ以上。商業荷物以外に大坂への年貢米輸送などもあり、人足・伝馬は常に不足状態。
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＜上野・郵便局〜駐在所＞牧田宿中心の上野へ。江戸期、関ヶ原から牧田への荷物は下りで7454駄(1駄=150kg)で上りはこれ以上。商業荷物以外に大坂への年貢米輸送などもあり、人足・伝馬は常に不足状態。
＜秋葉山常夜灯と九里半街道＞人足・伝馬不足を補うために「助郷制度(1637年)」運用。牧田12ヶ村にさらなる労力提供か金納を選択義務化。他に街道整備なども要求。農民は農業以外の役務で常に苦しんでいた。
＜秋葉山常夜灯と九里半街道＞人足・伝馬不足を補うために「助郷制度(1637年)」運用。牧田12ヶ村にさらなる労力提供か金納を選択義務化。他に街道整備なども要求。農民は農業以外の役務で常に苦しんでいた。
＜上野・金比羅大権現常夜灯(1841)＞琳光寺への曲り角。牧田には「平井、門前、一色、上野、二又、山村、萩原、和田、乙坂」などの集落。面積は約33.65?、人口は約二千五百人。
＜上野・金比羅大権現常夜灯(1841)＞琳光寺への曲り角。牧田には「平井、門前、一色、上野、二又、山村、萩原、和田、乙坂」などの集落。面積は約33.65?、人口は約二千五百人。
＜琳光寺石標＞関ヶ原決戦後、取り残された薩摩・島津義久以下兵三百余は撤退時に家康本陣かすめて伊勢西街道へ逃走。東軍追撃。義久甥「豊久」が「捨て奸（すてがまり）」戦法で食い止め、本隊は脱出。
＜琳光寺石標＞関ヶ原決戦後、取り残された薩摩・島津義久以下兵三百余は撤退時に家康本陣かすめて伊勢西街道へ逃走。東軍追撃。義久甥「豊久」が「捨て奸（すてがまり）」戦法で食い止め、本隊は脱出。
＜琳光寺＞「あぐらかき、銃を構え、敵を待ち伏せ」豊久は討ち死か自刃？義久弟・義弘の家老・長寿院盛淳も次いで捨て奸。義弘陣羽織を着、身代わり討ち死。琳光寺に宝暦治水の薩摩藩士が刻んだ五輪塔や墓前碑残る。
＜琳光寺＞「あぐらかき、銃を構え、敵を待ち伏せ」豊久は討ち死か自刃？義久弟・義弘の家老・長寿院盛淳も次いで捨て奸。義弘陣羽織を着、身代わり討ち死。琳光寺に宝暦治水の薩摩藩士が刻んだ五輪塔や墓前碑残る。
＜大神宮常夜灯(1854)＞右後ろは「杉田家」屋敷。常夜灯東前から大垣方面への美濃中道（中山道と東海道を結ぶ）や谷汲山への巡礼街道にも繋がったよう。
＜大神宮常夜灯(1854)＞右後ろは「杉田家」屋敷。常夜灯東前から大垣方面への美濃中道（中山道と東海道を結ぶ）や谷汲山への巡礼街道にも繋がったよう。
＜東五井家屋敷＞付近には五井家（牧田宿問屋）関連の大屋敷や長い黒塀。江戸期の雰囲気が濃い。九里半街道の荷物運搬などで活躍。
＜馬つなぎ石＞上り荷物を巡り関ヶ原宿と今須・牧田宿間で1611年紛争。三湊荷物は関ヶ原へ継立の取決めが守られず、平坦で近い脇道の牧田〜平井〜今須の平井道へ継立が増加。上り荷は平井道、下り荷は関ヶ原で決着。
＜馬つなぎ石＞上り荷物を巡り関ヶ原宿と今須・牧田宿間で1611年紛争。三湊荷物は関ヶ原へ継立の取決めが守られず、平坦で近い脇道の牧田〜平井〜今須の平井道へ継立が増加。上り荷は平井道、下り荷は関ヶ原で決着。
＜五井家＞東五井家(五井五兵衛)と西五井家(五井勘右衛門)が問屋場を仕切る。宿中心枡形付近に西五井家、東五井家、杉田家屋敷が建ち並ぶ。問屋が村役（庄屋）を兼務。「五兵衛新田」開発。三湊問屋より年貢受ける繁栄
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＜五井家＞東五井家(五井五兵衛)と西五井家(五井勘右衛門)が問屋場を仕切る。宿中心枡形付近に西五井家、東五井家、杉田家屋敷が建ち並ぶ。問屋が村役（庄屋）を兼務。「五兵衛新田」開発。三湊問屋より年貢受ける繁栄
＜東五井家・郵便局跡＞明治時代三代に渡り郵便局長。昭和40年代使用の局舎跡。「街道に付しければ、村立よき所にて長屋門など構えたる百姓など四、五軒。街道筋、牛馬諸荷物の付け送りを以て渡世の助けとせり」
＜東五井家・郵便局跡＞明治時代三代に渡り郵便局長。昭和40年代使用の局舎跡。「街道に付しければ、村立よき所にて長屋門など構えたる百姓など四、五軒。街道筋、牛馬諸荷物の付け送りを以て渡世の助けとせり」
＜麦房神社＞進むと右に麦房神社への鳥居。古い神社で農耕・豊作の神。関ヶ原時には存在焼失。街道より名神を潜り約150mの参道。この神社前が九里半街道平井道の分岐点で、善性寺横から藤古川に南下した。
＜麦房神社＞進むと右に麦房神社への鳥居。古い神社で農耕・豊作の神。関ヶ原時には存在焼失。街道より名神を潜り約150mの参道。この神社前が九里半街道平井道の分岐点で、善性寺横から藤古川に南下した。
＜善性寺＞1736年に現在地移転。境内の建物塀（山門・鐘堂・庫裏など）当時のままに残る。牧田地域の集落景観の核。
＜一色・門前集落へ続く街道＞集落街道沿いの北台地上に馬頭観音祠があり、数体の石仏が並んでいた。また秋葉神社の祠あり。
＜一色集落で南に下りて、平井道へ＞台地に上がり南の365号(56号)線へ坂道を下る途中、墓地と多くの古い石仏群あり。やや寂しい雰囲気の場所。
＜九里半街道平井道＞右丘陵前を通過、藤古川橋〜今須川左岸を歩く。藤古川は中山道・不破関横を流れる川。鈴鹿山系最北・左手前の尾根は平井(231）〜市之瀬(419)。中央尾根はナガムネ(532)〜勢州峠(565)。
＜九里半街道平井道＞右丘陵前を通過、藤古川橋〜今須川左岸を歩く。藤古川は中山道・不破関横を流れる川。鈴鹿山系最北・左手前の尾根は平井(231）〜市之瀬(419)。中央尾根はナガムネ(532)〜勢州峠(565)。
平井橋の手前右に不思議な形をした石標があり「藤古川橋 平井十八丁」と刻んである。裏に「韓国京城 施主 高木徳弥」高さ115cmで平井集落まで約870mを示す。
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平井橋の手前右に不思議な形をした石標があり「藤古川橋 平井十八丁」と刻んである。裏に「韓国京城 施主 高木徳弥」高さ115cmで平井集落まで約870mを示す。
＜平井橋or藤古川橋＞昔の雰囲気を残す。藤古川に架かる橋。先程の石標の高木さんは平井の人で、明治に京城（ソウル）総督府（日本の植民地時代役所）に勤務。
＜平井橋or藤古川橋＞昔の雰囲気を残す。藤古川に架かる橋。先程の石標の高木さんは平井の人で、明治に京城（ソウル）総督府（日本の植民地時代役所）に勤務。
＜地蔵＞左胸に小地蔵を抱いているのか？錫杖の描写など野性味に溢れる。東海自然歩道の道標があり、平井まで2km40分、養老まで9km140分とある。
＜九里半街道平井道＞229号線（牧田関ヶ原線）の側道を歩く。左を流れる川は今須川（平井川）。車やバイクは思っていたほど通過せず。こんな所で熊や猪が出てきたら・・・。
＜九里半街道平井道＞229号線（牧田関ヶ原線）の側道を歩く。左を流れる川は今須川（平井川）。車やバイクは思っていたほど通過せず。こんな所で熊や猪が出てきたら・・・。
＜平井＞新道は右へ行くが、旧道は左の集落内を通過。東海自然歩道の読めなくなった道標には関ヶ原や不破関などの文字。
＜平井＞右手に八幡神社を見て進むと、平井・金比羅大権現常夜灯(1841)と鐘撞き堂があり、広場状。村の中心地だったことが分かる。
＜平井＞寺にあった「聖人御腰掛石」見真大師関係のものか？「見真」は浄土真宗開祖・親鸞の諡号(貴人に死後おくる名)
＜大量の石仏と五輪塔群＞後ろに蛇行する今須川が流れる。平井集落南裏の平井(248m)は「城山」という呼び名もあり、平井集落北西の「松尾山」との戦国期の関連も？平井集落は主に畑作・山林業・炭焼きなどに従事。
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＜大量の石仏と五輪塔群＞後ろに蛇行する今須川が流れる。平井集落南裏の平井(248m)は「城山」という呼び名もあり、平井集落北西の「松尾山」との戦国期の関連も？平井集落は主に畑作・山林業・炭焼きなどに従事。
＜平井＞獣除けフェンスに囲まれた畑。街道はその左端を通過。山あいの自然に包まれた村。獣害が多いのか、どこもかしこもフェンスだらけ。ここから地道に。
＜今須川沿いの石積み堤防＞耕作地を守るための段状石垣。建設年代は不明。村人は常に里山や自然を守って生活してきたのがよくわかる。
＜従是西 不破郡今須・・・＞森の中の石標。ここから西が不破郡今須になる地域境。しばらく行くと229号の新道に出て東海自然歩道の標識。
＜地蔵堂＞少し進むと229号の新道と旧道に分岐。右を取ると地蔵堂があり、中に4〜5体の古いレリーフ状の地蔵。「関ヶ原の地蔵堂」と呼ぶ。北上は松尾山の尾根になる。
＜地蔵堂＞少し進むと229号の新道と旧道に分岐。右を取ると地蔵堂があり、中に4〜5体の古いレリーフ状の地蔵。「関ヶ原の地蔵堂」と呼ぶ。北上は松尾山の尾根になる。
＜喫茶ANDANTE＞少し先にモダンな喫茶店かレストランがありANDANTEというらしい。地元の野菜や肉を使ったメニューでハンバーグが美味しいよう。もうここは関ヶ原町今須。
＜喫茶ANDANTE＞少し先にモダンな喫茶店かレストランがありANDANTEというらしい。地元の野菜や肉を使ったメニューでハンバーグが美味しいよう。もうここは関ヶ原町今須。
今須川の流れを見る。懐かしい里山の風景だ。左は新道で右は旧道分岐。右の旧道の向こうに集落が見える。松尾山への登り口がある今須の平井集落？
＜今須・平井・松尾山登り口＞松尾山山頂の小早川秀明陣跡へは約1時間くらい。この集落は公民館にも「平井公民館」と書かれている、住所は関ヶ原町今須。今須の平井でいいのだろうか？
＜今須・平井・松尾山登り口＞松尾山山頂の小早川秀明陣跡へは約1時間くらい。この集落は公民館にも「平井公民館」と書かれている、住所は関ヶ原町今須。今須の平井でいいのだろうか？
＜今須・平井・聖蓮寺＞今須の長江氏と同時代の豪族・富嶋氏館がこの寺近くに存在した？「八房ウメ」が有名で親鸞聖人が立ち寄った歴史。若宮八幡西に「見真大師」の石碑あり。
＜今須・平井・聖蓮寺＞今須の長江氏と同時代の豪族・富嶋氏館がこの寺近くに存在した？「八房ウメ」が有名で親鸞聖人が立ち寄った歴史。若宮八幡西に「見真大師」の石碑あり。
＜今須・平井・若宮八幡宮＞南の祖父谷川沿いには中世後期〜戦国期の真言宗の廃寺跡石垣と祠があるらしい。
＜旧「今須カーブ」への分岐＞名神高速廃道区間。下り勾配で急カーブの道路形状で事故が多く発生。「魔のカーブ」難所に。1978年に今須トンネル開通で廃道に。
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＜旧「今須カーブ」への分岐＞名神高速廃道区間。下り勾配で急カーブの道路形状で事故が多く発生。「魔のカーブ」難所に。1978年に今須トンネル開通で廃道に。
＜今須南より＞鈴鹿山系の最北部のナガムネ(532)、タカンジョ(573)、ボンテン(617)方面の尾根。名神高速の下を潜って中山道・今須宿へ向かう。
＜今須南より＞鈴鹿山系の最北部のナガムネ(532)、タカンジョ(573)、ボンテン(617)方面の尾根。名神高速の下を潜って中山道・今須宿へ向かう。
＜今須宿＞1602年中山道今須宿設置天領。1804年幕府領（大垣藩預）。1889年今須村。1954年関ヶ原町編入。街道は今須川左岸に沿うが、右岸道を使い田畑中や石仏群を見て本陣等があった今須小の南に出るも可能。
＜今須宿＞1602年中山道今須宿設置天領。1804年幕府領（大垣藩預）。1889年今須村。1954年関ヶ原町編入。街道は今須川左岸に沿うが、右岸道を使い田畑中や石仏群を見て本陣等があった今須小の南に出るも可能。
＜今須・寂光院＞九里半街道平井道が中山道と合流する付近にある常夜灯や祠。寂光院という寺院の裏手らしい。常夜灯の両脇は馬頭観音か？
中へ入ると「白山神社」「馬頭観音」など祠が並ぶ。九里半街道と濃州三湊は江戸後期にかけて、内陸輸送の減少、牧田川の天井川化、大垣湊の発達などの理由で、幕府・尾張藩の弱体化と共に衰えていった。
中へ入ると「白山神社」「馬頭観音」など祠が並ぶ。九里半街道と濃州三湊は江戸後期にかけて、内陸輸送の減少、牧田川の天井川化、大垣湊の発達などの理由で、幕府・尾張藩の弱体化と共に衰えていった。
＜馬頭観音祠＞幕末以降〜昭和まで牧田川水系と近江の天野川を運河で結び、琵琶湖に繋げる計画が何度か持ち上がったらしい塩津や若狭・九里半街道（小浜市〜今津町）を使えば日本海まで結べる夢もあったのか？
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＜馬頭観音祠＞幕末以降〜昭和まで牧田川水系と近江の天野川を運河で結び、琵琶湖に繋げる計画が何度か持ち上がったらしい塩津や若狭・九里半街道（小浜市〜今津町）を使えば日本海まで結べる夢もあったのか？
＜今須宿＞妙応寺（1360年）今須領主・長江重景創建。後に斎藤道三に敗れたが、今須はこの寺の門前町として発展。青坂神社に家康が腰掛けた石。関ヶ原後、近江佐和山へ行軍途中に今須宿本陣・伊藤家で休憩した石？
＜今須宿＞妙応寺（1360年）今須領主・長江重景創建。後に斎藤道三に敗れたが、今須はこの寺の門前町として発展。青坂神社に家康が腰掛けた石。関ヶ原後、近江佐和山へ行軍途中に今須宿本陣・伊藤家で休憩した石？
＜今須宿＞美濃十六宿中で現存する唯一の問屋場（山崎家）がある。本陣跡や脇本陣は今須小学校付近に。九里半街道と中山道が合流して、物資運搬量が多く、問屋場も他の宿の二倍以上活気に溢れる所だったのか？
＜今須宿＞美濃十六宿中で現存する唯一の問屋場（山崎家）がある。本陣跡や脇本陣は今須小学校付近に。九里半街道と中山道が合流して、物資運搬量が多く、問屋場も他の宿の二倍以上活気に溢れる所だったのか？
＜今須一里塚＞中山道五十九番目宿場。百十四里目。1843年。家数464、本陣1、脇本陣2、旅籠13。
＜中山道今須峠＞この付近きっての険要の地。茶屋があった。「従是東 不破郡山中村」
＜今須から山中＞壬申の乱復習：7月2日。村国連男依・書首根麻呂らを遣わし数万の兵で不破から出撃させ近江に進入。見分けのための赤いきれを付ける。
＜山中・道標＞近江方は、山部王・蘇賀臣果安・臣勢臣比等らに命じ数万の兵を率い、不破を襲おうと犬上川ほとりに軍勢集結。だが、山部王が殺され混乱し軍を進めず、蘇賀臣果安は犬上から引き返し自害。
＜山中・道標＞近江方は、山部王・蘇賀臣果安・臣勢臣比等らに命じ数万の兵を率い、不破を襲おうと犬上川ほとりに軍勢集結。だが、山部王が殺され混乱し軍を進めず、蘇賀臣果安は犬上から引き返し自害。
＜伊吹山が顔をだした＞近江方・将軍羽田公矢国らが投降。これより先、近江方は精兵を放ち、玉倉部邑を急襲するが、出雲臣狛を遣わして撃退。壬申の乱復習終了。
＜伊吹山が顔をだした＞近江方・将軍羽田公矢国らが投降。これより先、近江方は精兵を放ち、玉倉部邑を急襲するが、出雲臣狛を遣わして撃退。壬申の乱復習終了。
＜鶯の滝＞山中村は旅人も泊まる宿駅として栄える関ヶ原と今須の間の村。立場や商家や古手屋などが軒を揃えた。
＜黒血川＞壬申の乱で初めての両軍衝突場所。7月1日、大友軍は精兵を放ち玉倉部邑（関ケ原町玉）を経て、大海人軍側面を衝く急襲戦法に出た。大海人軍はこれを撃退、不破道を通り、近江へ出撃。
＜黒血川＞壬申の乱で初めての両軍衝突場所。7月1日、大友軍は精兵を放ち玉倉部邑（関ケ原町玉）を経て、大海人軍側面を衝く急襲戦法に出た。大海人軍はこれを撃退、不破道を通り、近江へ出撃。
＜山中・高札場＞山中は旗本・竹中氏の知行地。千足橋に高札場。石垣や土盛り。近くに高台の若宮八幡宮や問屋場跡などがある。
＜石標と自害峰の森＞21号線歩道橋より自害峰の森。石標「従是西 不破郡山中村」壬申の乱7月23日：大友皇子は逃げ入る所なく立ち戻り山前に隠れ、みずから首をくくり死んだ。左右大臣や郡臣は散り散りに。
＜石標と自害峰の森＞21号線歩道橋より自害峰の森。石標「従是西 不破郡山中村」壬申の乱7月23日：大友皇子は逃げ入る所なく立ち戻り山前に隠れ、みずから首をくくり死んだ。左右大臣や郡臣は散り散りに。
＜自害峰＞近江・瀬田で大海人皇子軍が大友軍を破る。自害した大友皇子の頭部が葬られた伝承。三本の杉。弘文天皇御陵候補地。横には黒血川が流れ松尾山北で藤古川合流。川は蛍で有名。大友皇子は生き延び説も多い。
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＜自害峰＞近江・瀬田で大海人皇子軍が大友軍を破る。自害した大友皇子の頭部が葬られた伝承。三本の杉。弘文天皇御陵候補地。横には黒血川が流れ松尾山北で藤古川合流。川は蛍で有名。大友皇子は生き延び説も多い。
＜矢尻の池（井）＞壬申の乱の戦闘時に大友軍の兵士が水を求めて、矢尻で窪み掘った場所。歌枕。
＜不破関＞壬申の乱では両軍が藤古川を挟んで開戦。軍事上の要塞。関ヶ原合戦でも大谷吉継が上流右岸に布陣。歌枕
＜藤古川＝関の藤川＞川挟み東が大海人皇子軍、西が大友皇子軍陣。東の松尾地区は大海人皇子支援、西の藤下・山中地区は大友皇子支援。後も松尾は井上神社に天武天皇を、藤下・山中は若宮八幡に弘文天皇祀る。
＜藤古川＝関の藤川＞川挟み東が大海人皇子軍、西が大友皇子軍陣。東の松尾地区は大海人皇子支援、西の藤下・山中地区は大友皇子支援。後も松尾は井上神社に天武天皇を、藤下・山中は若宮八幡に弘文天皇祀る。
＜不破関跡＞古代律令制三関の1つ。壬申の乱後に建設？関・藤川より大木戸坂を登り切った辺り。関守は789年の関の停廃以降に任命された？付近に不破関資料館。関は代々三輪家が守る。
＜不破関跡＞古代律令制三関の1つ。壬申の乱後に建設？関・藤川より大木戸坂を登り切った辺り。関守は789年の関の停廃以降に任命された？付近に不破関資料館。関は代々三輪家が守る。
＜大海人皇子（天武天皇）沓脱石付近＞不破関関庁跡。中央を東西にわたり東山道。その北側に瓦屋根塀で囲まれた一町(108m)四方の関庁。敷地内に多くの建物。大海人皇子が兜や沓を置いた石？
＜大海人皇子（天武天皇）沓脱石付近＞不破関関庁跡。中央を東西にわたり東山道。その北側に瓦屋根塀で囲まれた一町(108m)四方の関庁。敷地内に多くの建物。大海人皇子が兜や沓を置いた石？
＜関ヶ原宿・常夜灯＞中山道58番目宿場。1843年、人口1389人、家269軒、本陣・脇本陣1、宿33軒。美濃十六宿で最も賑わった宿場だった。
感想
1年ぶりに九里半街道後半を歩く。鈴鹿山脈最北地域の平井周辺は里山の雰囲気だがやや寂しい。
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