尾谷峰(尾谷ノ頭)(△898.8 点名・二ノ輪)
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 300m
- 下り
- 300m
コースタイム
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:06
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山に道はありません(今は国土地理院の地形図には別ルートの破線が記されています)。 コース図は手書きです。 |
写真
感想
予報は曇り.昨日は強制ではないが職場に顔を出した.今日も昼頃には顔を出したい.ということで,近場で距離も短いところへ.水葉山の西にある点名・二ノ輪(古い本を見ると「尾谷峰」と名前がついているようだ)あたりが候補.2008年4月6日には点名・二ノ輪(尾谷峰)〜水葉山〜点名・六郎谷峰(庄司峰)を往復しているが,両点とも積雪のため石は未確認だ.M氏が今年の秋に尾谷から北尾根経由で石を確認して来たと聞いている.
トレーニングを兼ねるなら自宅からMTBでもよいが,昼前には戻りたいので楽をして車でアプローチ.犀鶴林道が通行止めなら他へ転進の予定としたが,犀鶴林道は問題なく進めた.春に取り付いた鉄塔(標高点535mそば)を過ぎ,さらに進むと尾谷をまたぐカーブ.ここに駐車.見上げると上部はガスがかかっている.ガスのかかった東側の稜線に朝日が射し込み,幻想的なシルエットを醸し出している.
07:45【標高620m 犀鶴林道・尾谷のカーブ(駐車)発】
カーブの所には西と東の2つの小沢があるが,東側の小沢に入る.少し登ると,右に5mくらいの滑滝の沢と左に水流のほとんどない小沢状地形にわかれ,左に進む.これを登ると小沢は途切れ,適当に小尾根を登る.M氏のものと思われるピンクテープが散在しており励みになる.
所々に小沢状の地形が現れるが水はなく,適当に歩きやすい所を選んで稜線を目指す.枯れ葉で滑りやすい斜面を枝につかまりながら登りあげると稜線に到着.どのあたりかはっきりしないが標高点798mの少し北,標高780mあたりか.帰りのために目印をしっかり付けておく.
稜線は下草のうすい所とシャクナゲや笹の濃い所が適宜現れてくる感じ.急な所はないので,特に不快な感じはなく登っていける.稜線をたどるだけだが,やや広めの稜線なので下りの時は少し注意がいるかもしれない.しかしM氏のテープも散在しており,問題なさそうだ.
うすく霧が流れており眺めはないが,微妙なアップダウンをこなしながら進むと前方にピークと思われるコブがドーンとそびえるのがわかる.急なように見えるが登っても特に急ではなく,今までどおりだ.右の方から尾根が合流するのがわかる.そこが山頂のようだ.春の時は丸く木のない空間があり,そこに石はあるだろうと思ったが,はたして,木のない小さな丸いスペースがあった.笹がわずかにはえている.
08:55〜09:09【標高898.7m 点名・二ノ輪のピーク(尾谷峰)】
三等三角点の点名・二ノ輪が笹に隠れていた.M氏のテープの他に,古いピンクテープ.他に人工物はなし.記念にテープを残す.
葉を落としているとはいえ,木々のために眺めはイマイチ.2008年4月に来た時に残したテープはあるかな?M氏は見なかったと話していたが.この円形のスペースのへりの木につけたはず.探すと・・・ありました.石より水葉山への稜線側約5mくらいの木の,何と高さ3.5〜4mくらいの位置についていました.サインペンで書いた字も少しうすくなっているがまだ残っていました.
当時は庄司峰(986.5mの点名・六郎谷のピーク)までの一部の鞍部では雪も切れていたが,この山頂にそんなに積雪があったとは驚きだ.雪を掘って石を探せるかなと考えたが,今から考えるとそんなに雪があったのならまず不可能だ.
時間も早いが用事もあるので下りますか.樹間からわずかに市街地方面が見えるがうすく霧もかかってよく見えない.逆に金沢の市街地からはこのピークはよく見えているのだが.往路を忠実にたどって下る.所々にある下草のうすい箇所は,枯れ葉の絨毯にぶなが並ぶ気持ちのよい場所だ.
東の方に平たく見えるのは順尾山かな?下りはこんなに短かったかな,というくらいあっけなく稜線を離れる地点に着いた.
霧がはれて対岸の870mコブのあたりがよく見える.滑りやすい斜面を慎重に下って行く.林道が見えて来た.小さな滑滝の沢と合流すると,すぐそこだ.
09:51【標高620m 犀鶴林道・尾谷のカーブ(駐車)着】
無事に石を確認できました.往復2時間程度でちょっと物足りない感じもありますが,帰宅して片付け+シャワーでちょうど昼頃になりそうです.
懸案であった三角点の一つをゲットできました.春に来た時はとてもよい眺めでした.さすが残雪期は違いますね.
注意:今回のコースは登山道がありません.小さなものとはいえ沢状地形も進みます.道迷いや滑落の危険もあります.本報告はこのルートを推奨するコースガイドではありません.
(2020年11月17日にアップロードしました。当時公開していたホームページ(閉鎖)からの抜粋です。)
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