冬の小渋川の偵察 赤石岳への下見
- GPS
- 09:58
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,499m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
下山12:20-高山ノ滝13:40-七釜橋14:20-湯折15:00-釜沢16:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小渋川の河原は、積雪で歩きにくく股下まで埋まる所もあるので、できる限り沢を遡行する。 岩は、凍り水面下では、藻が付着しているので、フェルト底の長靴よりは、スパイク長靴の方が無難かも。 林道もツルツル。 |
写真
感想
赤石岳への最短ルートの小渋川。残雪期の赤石岳のため、小渋川の偵察に行ってみた。
冬の渡渉は、沢靴とはいかないので、急遽靴底がフェルトのウェーダー取り寄せる。
釜沢で通行止めなので、手前の駐車場らしき所に停めてウェーダーを履いて歩き始める。
林道は、この間の大雨のせいなのか所々全面結氷でツルツル。フェルト底の歩行は、危険極まりない。
湯折のゲートを間違えて右側に進んでしまい、見慣れない景色を見ながらえん堤まで歩き行き止まり。
仕方なくゲートまで戻ろうと思ったら、手前に階段がありそのまま上の林道に上がれそうな斜面があり、這い上がって正規ルートに復帰。
七釜橋を渡ると、積雪が多くなりズボズボと埋まってしまうので、ワカン装着。
これで埋もれずに歩けたが、直に入渓となりワカンを外して沢歩きとなる。
河原は、雪で埋もれていて歩くと股まで沈む所があるので、出来るだけ沢を遡行するが、水面から出ている岩は、
凍っているし水面下は、藻で滑りそうな岩が多くあり、無雪期とは別次元の難しさ。
高山ノ滝付近が一番深く、股上まで浸かってしまった。ここを過ぎればさほど厳しい所は無く河原歩きが多くなるが、
ワカン付けずに沈まぬ様に慎重に歩く。約5時間で広ヶ原小屋に到着。赤石岳方面を見ても全くのノートレース。
昼飯でラーメン作って食べて、1時間まったりと過ごして下山。
昼過ぎで日差しが強く来たときよりも雪が緩んでいたので、ワカンを付けて歩く。
直に入渓となり、ワカン外して沢を下るが、登りよりも一層厳しい下りとなる。
高山ノ滝付近のへつりで、ストック持ったままムーブしていたら、手がかりが薄くなりバランス崩して落水。
ウェーダーの中に水が入るし、デジカメの電源入らなくなったりで散々なことに。
一旦ウェーダーを脱いでひっくり返して水を出し、ズボンも絞って応急処置してみたが、歩くタブに足元がチャプチャプ。
もう仕方ないので、気を付けながら2時間下ってやっと七釜橋に付いた。
あとは、林道を1時間15分ほど歩き釜沢に到着。結構時間掛かったなと思って、GPSで確認したら往復で20キロ。良く歩きました。
まさかの落水は、無いだろうと思っていたことが現実に。ちょっと甘く考えていた。
本番までにウェーダーの中に出来る限り水が入らない対策を考えねば。
コメント
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本番の往路じゃなくて幸いでしたね
次は一眼か防水か迷い中ですか ?
脂肪が少ないのによく寒さに耐えられますね(笑)
高山の滝は一度撮影に行ってみようかと思っていましたが、水量が少ないのか意外と小さな氷瀑ですな〜
田んぼから稲藁をくすねてきて、長靴に巻きつければ氷の上でも若干滑り難いですよ。 軽いし捨てれるし燃やせるしお勧めです。
一晩寝かせたらデジカメ復活しました。
沢とかも行くので防水カメラが欲しいところ。
一眼の画質も捨てがたいが、なんせでか過ぎ。
稲藁ですか〜。一応靴底は、フェルトですからね。
凍った岩では、滑ってしまいそうな・・・。
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