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記録ID: 2757213
全員に公開
ハイキング
甲信越

櫛形山

2020年11月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
7.6km
登り
715m
下り
719m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
1:10
合計
6:03
9:51
145
12:16
12:16
14
12:30
12:46
3
12:49
12:50
36
13:26
14:12
22
14:34
14:35
73
15:48
15:54
0
15:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊奈ヶ湖で紅葉撮影。対岸に見える紅葉の中には大勢のカメラマンがいました。
2020年11月08日 08:08撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 8:08
伊奈ヶ湖で紅葉撮影。対岸に見える紅葉の中には大勢のカメラマンがいました。
カメラマンのリクエストに応えて、白鳥が紅葉に花を添えます
2020年11月08日 08:44撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 8:44
カメラマンのリクエストに応えて、白鳥が紅葉に花を添えます
見晴らし台まで移動すると、雲海が残っていました。
幸先良い。
2020年11月08日 09:11撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 9:11
見晴らし台まで移動すると、雲海が残っていました。
幸先良い。
車止めの先の林道は、枯葉の絨毯が敷かれていた。
2020年11月08日 09:47撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 9:47
車止めの先の林道は、枯葉の絨毯が敷かれていた。
さあ、出発。1年半振りの山歩きです。
2020年11月08日 09:52撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 9:52
さあ、出発。1年半振りの山歩きです。
木々の影が落ち葉が積もる登山道に影を落とし、下を見て歩いていても楽しめる
2020年11月08日 10:00撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 10:00
木々の影が落ち葉が積もる登山道に影を落とし、下を見て歩いていても楽しめる
こんな感じや
2020年11月08日 10:01撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 10:01
こんな感じや
こんな風に
2020年11月08日 10:34撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 10:34
こんな風に
2020年11月08日 10:42撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 10:42
もみじ平への分岐まで来たけど、とても疲れました。帰ったらビールを飲むことばかり考えいた。やはり悪い方の足が疲れている。
2020年11月08日 11:24撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 11:24
もみじ平への分岐まで来たけど、とても疲れました。帰ったらビールを飲むことばかり考えいた。やはり悪い方の足が疲れている。
分岐のそばに大きな木が青空に映える
2020年11月08日 11:10撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 11:10
分岐のそばに大きな木が青空に映える
アヤメ平までもう少し
2020年11月08日 12:03撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 12:03
アヤメ平までもう少し
夏のお花畑は秋枯れている。でも美しいと思った。
2020年11月08日 12:13撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 12:13
夏のお花畑は秋枯れている。でも美しいと思った。
東屋で腹ごしらえ
2020年11月08日 12:17撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 12:17
東屋で腹ごしらえ
さて、裸山で向かう
2020年11月08日 12:49撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 12:49
さて、裸山で向かう
前夜は雨だったけど、森はもう乾いていた。少し残念
2020年11月08日 13:09撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:09
前夜は雨だったけど、森はもう乾いていた。少し残念
2020年11月08日 13:17撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:17
2020年11月08日 13:22撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:22
甲斐駒ケ岳を発見、その手前は鳳凰三山の薬師岳。
2020年11月08日 13:31撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:31
甲斐駒ケ岳を発見、その手前は鳳凰三山の薬師岳。
数年前より展望が良くなっていた。
2020年11月08日 13:45撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 13:45
数年前より展望が良くなっていた。
北岳
2020年11月08日 13:56撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:56
北岳
間ノ岳。中腹の森、山頂付近の岩稜、そして薄く積もった雪の風景は山の季節の節目を見ているように思えた
2020年11月08日 13:57撮影 by  DSC-RX10M4, SONY
11/8 13:57
間ノ岳。中腹の森、山頂付近の岩稜、そして薄く積もった雪の風景は山の季節の節目を見ているように思えた
無事、下山。足がスムースに動かない分、体力も消耗して、慎重になるため時間もかかったが、再出発ができて感無量。
見晴らし台からの帰り道は深沢川の渓谷美を撮影
2020年11月08日 16:34撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 16:34
無事、下山。足がスムースに動かない分、体力も消耗して、慎重になるため時間もかかったが、再出発ができて感無量。
見晴らし台からの帰り道は深沢川の渓谷美を撮影
2020年11月08日 16:36撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 16:36
2020年11月08日 16:40撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
11/8 16:40

感想

1年前は4度の手術で立つことが出来ず、ベットの上で動かない右足を見て「どうしてこんなことになったのか?」と答えのない問いを繰り返していた。3ヶ月経ち退院し、5ヶ月経ち杖無しで歩くことが出来た。「また山に戻ることが出来る」と期待してリハビリに励んできた。
足の違和感はなくならないけれど、力強く歩けるようになったので、見晴らし台からアヤメ平へ、そしてその先の裸山まで行こうと決意した。しかし、前日の準備は身が入らず、なんとなく登山を中止する理由を探している自分がいた。何度も歩いた山道だけど、正直言って怖くなっていた。当日目が覚めても昔のようなワクワク感が湧いてこない。でも、一歩を踏み出さないと何も始まらないと考え直し、支度を整えて家を出た。
車は伊奈ヶ湖を過ぎて林道を上り始める。一本道だと思っていたら分岐が現れて驚きながらも、以前に来た時の記憶が蘇る。そして、初めて通る道のようにとても長く感じ、「やっと」という感じで見晴らし台に着いた。
見晴らし台からは、富士山が見え、下界に雲海が広がっていた。「来てよかった」という思いと、山に登った先に見える北岳の姿に思いを馳せた。富士山と雲海に勇気を与えられて、恐怖感が薄らぎ期待感が膨らんできた。気持ちも高まってきて気持ち良く歩き始めることができた。
登り始めたが、やはり右足の不自由さは否めない。事故にならないように、急がず焦らず歩いて行こうと決めた。すぐに脹脛に張りを感じた。ゆっくり歩いていても、右足には疲労感がすぐに表れる。足首も動かしづらい。一歩一歩を慎重に運ぶ。
ペースは以前の半分くらいだろうか。ウチに帰ったらお楽しみのビールを飲もうと思いながら必死に歩いていた。しかし、トラバースの登山道を曲がる度に期待するもみじ平との分岐は見えてこない。「これほど遠かったのか、もう引き返そうか」と頭をよぎった。体力は想像以上に衰えていた。
見晴らし台を出発して90分、やっと分岐に着いた。ここまで来れば登りはあと少し。ザックを下ろして、どかっと座り込んだ。
再び歩き出したが、思ったほど容易ではなかった。それでも、登山道の勾配が緩んで来て、サルオガセを纏った木々が目立ってきた。アヤメ平に着いた。ゲートを開けて、夏なら花々が賑やかに咲き誇るが、枯れた物悲しいお花畑だった。
小休止して北岳の姿を求めて裸山へ向かった。櫛形山の原生林を南に進むと裸山まではすぐである。ピークからは西向きの灌木が伐採されていて、白峰三山の山容が目の前に広がっていた。街では見ることが出来ない光景に「山に戻って来た」と実感した。そして、時間が許すまで一人の時間を楽しんだ。
また、山登りを始めることが出来て嬉しかった。もう健脚コースは無理かも知れないが、稜線に登り威厳ある山稜を間近に望むことは出来るようなりたい。そのために、次の一歩を踏み出して行こう。
裸山からの眺望タイムラプス動画
https://acafe.msc.sony.jp/movie/detail/item/000037297412jO

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コメント

おかえりなさい!
ゆっくり進んでくださいね
これからも応援しています^_^
2020/12/28 23:49
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