外秩父〜皇鈴山・愛宕山ピストン(ミルクハウス経由)
- GPS
- 04:22
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 510m
- 下り
- 514m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の計画では、粥仁田峠からミルクハウスを経由する尾根づたいの山道と期待していたところ、何と何と、ミルクハウス周辺は数百台規模の駐車場を備えた、高原のドライブコースがどかんとあって、車の情報の影に山歩きの情報が埋もれており、この近辺は、つまりは車道が登山道の代わりのようで、二本木峠までは、横道にそれて道草を食べないと、退屈な道でした。注意すべきことが一つあります。車道に飽きて、山道らしきに分け入ってしまうと、なにやら鉄条の露な危険な柵がずうっと切れ目なく山の尾根に沿って張りめぐらされており、この山道は道ではないと気づいても、鉄条の柵に阻まれて、正規の道(車道)に戻れないことになります。いたずらに道草を食わないほうが無難というのは、自分でやらかした教訓からです。それ以外は、安全な道でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
●外秩父七峰3回目
外秩父七峰縦走という全コース40キロを越える山走りのイベントがあります。私の体力では無理なのですが、外秩父の七峰というキーワードには惹かれるものがありました。昨年は、笠山、堂平山、剣ヶ峰、そして大霧山をくるりと周回して、七峰中四峰(四座)を8時間ほどかけて歩きました。
後日、つい3週間ほど前の文化の日11月3日、東秩父七峰の最初の一座目、官ノ倉山ととなりの石尊山に、夕方ピストン登頂。
そして今回は、愛宕山、皇鈴山(みすずやま)、登谷山で外秩父七峰の登頂を制覇するつもりでしたが、今回のコースは、どうやって廻ったらいいのか、たくさん調べてみましたが、周回するにはかなりの距離になり、私のできる20キロ以内のコースが見あたりません。バス利用も考えましたが、バスの本数が少なく、帰路で苦労するリスクが高く、考えあぐねて寝たところ、寝坊をして出発が9時ごろになり、栗和田公衆トイレの駐車場が地図下出てくるので、とにかくそこまで車で行ってみることにしたのです。
そこに駐車できれば、そこを拠点に、登谷山までピストンするつもりでした。しかし、登山を開始できたのは、11時半、2時間以上も遅いので、行けるところまで行ってみて、なんとか今回、皇鈴山の頂上までたどり着くことができました。
●コースの失敗――粥仁田峠〜ミルクハウス〜二本木峠はほぼ車道
ミルクハウス周辺は、数百台の大駐車場がある観光施設で、車で容易に来れるところだと分かりました。登山道はこの施設を通るようになっているようで、ここには登山道というものがありまさせんでした。つまりは、車が往來する道路を歩くしかないのです。外秩父七峰縦走イベントでは、粥与田峠からはほぼ舗装された道路を、ミルクハウスの牧場を渡り、左にある二つのピークを巻いて、二本木峠まで車道を使うコースのようです。登山道らしき道は、二本木峠からで、そこまでは、アスファルトの車道なので、退屈な行程でした。ピストンだとまた帰りも舗装路となります。
●失敗ルートでの発見その1――大山祇命を祀る石碑のピーク613m
牧場の大きな駐車場からガイドルートは西側の小高いピークを巻いていきますが、そのピークには、大山祇の神を祀る石碑がありました。車道からたぶん30mくらいの直登できる参道らしき急登があり、帰りはそこから再度、大山祇命の石碑を参拝。このピークはヤマレコのガイドアナウンスで613mでした。ただし、このルート、ほとんど人が歩いた形跡がありません。縦走ルートから、はずされているのが残念です。このピーク、名前がないので、「大山祇命の頭」とかってに名づけました。
●失敗ルートでの発見その2――名無しの626mのピーク
地図には、二本木峠までに2つ〜3つのピークが確認できます。最初のピークには大山祇の石碑があり、道もとりあえずありましたが、その先に、626mのピークがあり、ガイドルートはその山を巻く車道です。私は、途中で山の尾根道らしきに分け入るところがあり、そこを登って行きました。右側にすぐに鉄条の柵が現われ、それがずうっと切れ目なく続いていて、その柵を右に見ながら登ることになりました。一つ小高いピークがあり、下って登ったところ、次の626mのピークまで10〜20mくらいの手前で、2mくらいの長いトゲトゲのツルに両足を阻まれました。激痛が走ります。なんとか取り除き、別ルートで登頂を試みましたが、今度は枯れたたくたんの小枝に阻まれ、登れません。どうも、大山祇の神様が、「登るな」と警告をしてくださったのでは? そんな気がしてしかたなく、元の分け入った道路までピストンで戻りました。たぶん、私が自衛隊員だったら強引に登頂して向こう側に下りたでしょうが、後で気づいたのですが、このエリアは、人が踏み込めないように厳重な鉄条の柵が張ってあり、向こう側に降りても、脱出できなかったかもしれません。未登頂のこの山を、私は「名無し626の頭」と呼ぶことにします。登山ルートから取り残されいつも巻かれてしまう可哀相な「名無し626の頭」でした。
●絶品濃厚のバニラソフトクリーム(300円)
ミルクハウスは「メーメーハウス」という名称でもあるようです。帰りに、ソフトクリーム(バニラ)を食べました。超濃厚のクリーム味、絶品です。さすがに高原の牧場の味、ぜひぜひ食べてみてください。
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