歴史ロマン薫る土佐北街道で『笹ヶ峰・三傍示山』へ

2020年11月25日(水) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,369m
• 下り: 1,364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:27

7:11 スタート地点
9:42 9:51 笹ヶ峰峠
10:46 10:58 三傍示山
13:12 13:37 笹ヶ峰峠
15:38 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

土佐北街道の石畳は苔で滑りやすいので要注意

写真

11/25 7:26

県道5号総野橋手前の分岐
この道路の少し広い所に駐車しました。

11/25 7:26

土佐北街道

11/25 7:32

民家を過ぎると「下り付登山口」

11/25 7:35

街道沿いの石垣は昔は田んぼだったのでしょうか？

11/25 7:36

苔むした石畳

11/25 7:58

この辺りの街道沿いは植林地

11/25 8:06

腹包丁

11/25 8:29

つづら折りの道は想像していた以上の急坂、結構荒れていました

11/25 8:36

尾根まで上り切ると
「樫のやすば」

11/25 8:36

休場は段々に作られていたそうです。

11/25 8:39

尾根まで来ると気持ちの良い道が続きます。

11/25 8:45

徒武

11/25 8:47

道幅も広く快適です。

11/25 8:51

所々石畳を敷いています。
これで道が流れていないのでしょうね。

11/25 8:52

笠取峠の説明
標示は、笠取峠より少し手前に置かれていました。

11/25 8:55

笠取峠はもう少し先の鞍部です。
せっかく上ったのをまた下ります。

11/25 8:57

この辺りが笠取峠

11/25 14:21

消えかけた道標。
笠取峠の説明板に書かれている「犬の墓」「新瀬川」への道標みたいです。

11/25 14:26

切株の手前に消えかけた道標の示す、分岐の道らしき踏み跡がありました。
今は滅多に通る人はいないのでしょうね？

11/25 9:12

水無峠に向かう途中に立派な石畳

11/25 9:17

水無峠
昔茶屋があり周辺に水は無いので、旅人が憩うためのお茶の水を、水のある所から運び上げていたそうです。

11/25 9:28

急坂でつづら折りの七曲

11/25 9:33

つづら折りの七曲を上から見ます。

11/25 9:43

杖立地蔵

11/25 9:47

笹ヶ峰の山頂が見えて来ました。

11/25 9:48

『県境標』
「是ヨリ南　高知県」
反対側には
「是ヨリ北　愛媛県」
と書かれています。

11/25 9:52

1週間前にも来た
笹ヶ峰の山頂

11/25 10:04

三傍示山へ向かいます

11/25 10:06

途中、木々の間に見える三傍示山

11/25 10:29

途中で振り返り見える橡尾山・カガマシ山方面

11/25 10:38

行く手を遮る倒木の枝

11/25 10:46

笹は一面枯れています。

11/25 10:49

徳島・高知・愛媛の『三県境』
北へ行くと三傍示山へ
南へ行くと野鹿池山方面の林道出会へ

11/25 10:49

まずは北方向、三傍示山へ向かいます。

11/25 10:54

三傍示山山頂

11/25 11:00

もう少し先のピークへ行ってみる。

11/25 11:01

カガマシ山方面が見えます。

11/25 12:28

三県境から南側の林道出会方向（徳島・高知の県境）へ行ってみます。
ここも一面に笹が枯れています。

11/25 11:21

結構険しそう

11/25 11:30

踏み跡はあります。

11/25 11:48

11/25 11:51

激下りを下りて、此処まで行って引き返しました。

11/25 11:51

激下りを上り返します。
激上りです。(笑)

11/25 12:48

笹ヶ峰に帰る途中に見える、笹ヶ峰（中央）・橡尾山（左）・カガマシ山（その右）
間違っていたらごめんなさい。(笑)

11/25 13:43

笹ヶ峰の県境標まで帰って来ました。

11/25 13:28

尾根を吹き抜けて来る北風が寒いので、風邪を避けて南側の斜面で昼食です。
一気に汗が引いて寒いのでフリースを羽織ります。

11/25 15:40

登山口がある集落まで帰って来ました。限界集落？

11/25 15:45

駐車場所の軽トラが見えて来ました。
登山靴のまま霧が森温泉へ直行です。

感想

sea1020

❝ 歴史ロマン薫る参勤の交代の山越え道 ❞ を歩きたくて、県境の分水嶺繋ぎを兼ねて『笹ヶ峰・三傍示山』へ行って来ました。
❝ 土佐北街道と称される笹ヶ峰越えは、古代の太政官道以来、予土往還の中心的役割を担ってきた由緒ある古道だ。とりわけ150年にわたって用いられた土佐藩参勤交代の面影が今も色濃く、訪れる人のロマンを誘ってやまない。（分県登山ガイド・愛媛県の山より）❞　とあります。
旧街道と決してなめていたわけでもありませんが、想像していた以上の急坂が続きハードです。往時の旅人の苦労が偲ばれました。
旧街道は一部荒れている所もありましたが、石畳等も残り街道の盛衰を感じさせられました。
次回、機会があれば高知県側から土佐北街道を笹ヶ峰まで歩きたいと思います。
笹ヶ峰からは分水嶺繋ぎで三傍示山へ向かいます。
山頂手前に南からの尾根と合流する、高知・愛媛・徳島の三県境があります。
三県境から5分ほど北に行くと三傍示山へ、南に行くと分水嶺繋ぎの林道出会（野鹿池山方面）に下ります。
時間があれば、分水嶺繋ぎで林道出合までと思っていたのですが、この時期は日が短いので諦めて、途中まで偵察をして引き返しました。

下山後は「霧の森温泉」で汗を流して帰りました。

コメント

koshioresan

なかなかいいところです
さすが旧土佐街道、これはねうちありますね。四国遍路でも旧街道に出会いましたね。こういうところは、いいですね。こういうところを歩くと元気がでますね。コンクリートの道は嫌ですが、旧街道に入ったとたんに元気になったのを思い出しました。この街道は、現在人があまり通ってないので、歩く価値はありますね。ただところどころ崩壊してわかりにくいところがあるかも。いずれにしても、値打ちは、あります。もうすぐ吉野川ですね。ついに、ゴールが見えてきましたね。吉野川に出会う感動は素晴らしいと思います。気を付けて行って下さい。