三ッ石山・栗木ヶ原・松沢遡行

2007年07月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.5km
• 登り: 845m
• 下り: 835m

コースタイム

　　8時00分　登山開始
　　8時36分　F1
　　9時12分　F2
　　9時23分　F3
　10時50分　平坦部
　11時14分　栗木ケ原到着＋大休止
　12時12分　栗木ケ原出発
　13時05分　沢を離れヤブ漕ぎ
　14時00分　お花畑に出る＋大休止
　14時30分　登山道に出る
　14時50分　三ツ石山＋小休止
　15時16分　三ツ石山荘
　16時45分　滝ノ上温泉に下山

写真

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撮影機器：

Optio WPi ペンタックス

感想

ゲスト

　昨年までは年2回程度だった沢登りですが、今年は快調に回数を重ねています。
　まだまだ沢登りの計画があり、今年の夏は沢登りで終わりそうです。

　滝ノ上温泉からさらに県道を行き止まりまで進み、ゲート前に車を停め、いよいよ出発です。
　葛根田地熱発電所の配管の横を道なりに10分ほど進み、松沢に取り付きます。
　沢に足を入れると、生ぬるい水にまずビックリ。
　どうやら温泉が沢に流れ込み、沢の水をぬるくしているようです。
　しばらく沢に沿って進むと、なだらかな3段のナメ滝が現われます。
　ナメ滝を登り、沢沿いで勢い良く蒸気を吹き上げている箇所にでると、最初の滝が現われます。
　ここは時間を掛けてゆっくり登りました。
　すぐさま2段の大滝が現われますが、ここは右岸をすんなり登ります。
　続く最後の滝を登ると、しばらく流れは穏やかになりました。
　右岸から小さな沢が流れ込む場所で、蒸気が噴出す場所を最後に、沢の水は冷たくなり、沢は大きな石が積み重なり、斜度がきつくなり始めます。
　岩場の沢を上りきると、いきなり沢は穏やかになり、笹に覆われた折れ曲がった沢をクネクネ進みます。
　倒木を何本か乗り越え、沢に沿って進むと、沢沿いに小さなお花畑が現われました。
　そこから沢を離れ、少しだけ西に進むと、眼前に大きな草地が現われました。
　栗木ケ原です。
　ここでお昼を食べ、しばらく栗木ケ原を散策しました。
　正直なところ、湿原をイメージしていたのですが、どちらかといえばもう草地化が進んでいました。
　周辺部には木々が伸び始めており、将来はここもなくなってしまうのかなと考えてしまいました。
　20年前にここを訪れたというメンバーは、「前に来たときはもっと池塘の数も多かったなあ」と感想をもらしていました。
　しばらく休憩した後、ふたたび松沢に戻り、ふたたび遡行を始めました。
　沢はどんどん狭くなり、水量もかなり減ってきました。
　沢を登りきってから尾根に取り付くとヤブがひどい、ということで、沢の途中から左岸に取り付き、笹ヤブをこぎ始めました。
　なだらかな尾根の頂上部に差し掛かると、笹は細くなり、比較的用意にかき分けることができるようになりました。
　ふと正面には三ツ石山の頂上が見えてきました。
　そのまま尾根を横断したところで、眼下に広がるお花畑まで下がり休憩です。
　ニッコウキスゲが咲き乱れるお花畑から、登山道方面に向かって進み、合流したところで、三ツ石山を目指します。
　まだ数人の登山客がいましたが、結局自分たちが最後になったところで下山開始です。
　三ツ石山荘まで降り、滝ノ上温泉方面に向かいます。
　三ツ石山荘そばの水場は枯れていましたので、雨でも降らないと水の確保は難しいかもしれません。
　奥産道に通じる分岐を過ぎ、なおも高度を下げていきますが、とても長く感じられます。
　やっとのことで滝ノ上温泉にたどり着いたときには、もうへとへとでした。
　いつもなら温泉に入って帰るところですが、下山が遅くなったことから、そのまま帰路につきました。