谷川／一ノ倉沢烏帽子沢奥壁 南稜
群馬県
kamog
その他1人 - GPS
- 06:15
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 247m
- 下り
- 232m
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5:39テールリッヂ末端
6:57南稜テラス7:20
8:20南稜２Ｐ目終了点
（雷雨懸念のためここで懸垂）
南稜テラス9:20
11:20一ノ倉駐車場
| 天候 | 曇り一時晴れ（赤城方面は午後雷雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2008年07月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■雪渓の状態 ・下部は次第に崩壊してきたが、まだ何とか雪渓どおしに テールリッジへ取り付けた。 |
| ファイル |
（更新時刻：2008/07/18 13:31）
|
写真
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50ｍ２本だとテラスまであと５ｍ足りないがクライムダウン可能
感想
先々週のリベンジということで、前回谷川山岳指導センターで変更手続きに従い
再び南稜を目指す。
が、梅雨明けしたというのに、スポット天気予報だと昼から大気は非常に不安定
だという。代替案もいろいろ検討してみたが、早出をしてせめて南稜テラスまで
ということで現地入り。深夜の一ノ倉駐車場はもう１台停まっている。雲の間に
間におぼろ月。
翌朝４時起き。烏帽子岩辺りまでガスは立ち込めている。予報に変化はない。
南稜テラスまでで判断。登っても２Ｐ目までと申し合わせ出発。
この10日間で雪渓末端部はやや後退していたが、テールリッジの末端まで行けた。
テールリッジ末端部のシュルンドも10日前より空いてきてはいたが、残置ロープ
を使い難なく取り付けた。荒天を危惧し先を急ぐ。中間部まではアプローチシュ
ーズ、上部スラブは念のためクライミングシューズに履き替える。確保はなし。
衝立岩基部から南稜テラスのバンドを問題なく左上し、個人的には７年ぶりの
南稜テラス（計8畳くらいか）に立つ。天候に変化はまだ見られなかったので
２Ｐ目まで登り出す。
１Ｐ目は南稜初めてのＨちゃんにリードを任せる。25ｍほど登ると１Ｐ目核心の
ルンゼ状。出だしがやや被り気味だが、少し右側を登っていく。
２Ｐ目はツルベでkamogリード。最初はやや右上し、10ｍほど登ったところの
バンド状を左へトラバースし上部へ抜ける。ランアウト気味だが、１Ｐ目の核心
よりは簡単（�卦蕁砲覆里婆簑蠅呂覆ぁ�
２Ｐ目終了点で、次回のために３Ｐ目？の草付き、馬ノ背などを確認してから
ロープ２本で懸垂下降。50ｍだと南稜テラスまでは5ｍほど足りなかったが
クライムダウンで対応した。
雪渓の下降は前回よりもスプーンカットがしっかり刻まれており楽であった。
最後の右岸巻き道から沢へ降りると、大勢の観光客の視線が降り注ぐ。
恥ずかしいやら何やら。
帰りに谷川ロープウェイ山麓駅上部の山岳資料館を訪ねてみる。
昔懐かしの装備や昭和35年の衝立岩遭難者射撃回収事件のスクラップなどを
しみじみと拝見させてもらった。
関越に乗ったら赤城高原手前辺りからもの凄い雷雨と突風に襲われる。
赤城高原ＳＡに避難すると、軽食コーナーは改修中？？・・・ではなく
突然の浸水に従業員の方々総出でその対応に追われていたのであった。
帰宅後、群馬県邑楽で竜巻被害のニュースを知る。
梅雨が空けても大気状態は本当に不安定。これも温暖化の影響かな。
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