晩秋の船形連峰・寒風山
- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寒風山から先のアップダウン区間で、北を向いた斜面の落ち葉が湿っていて、滑りやすかった。 |
写真
感想
ある方のお誘いを受けて、船形連峰に登ってきました。
今回の登山のポイントは3つありました。
・初めての同行者がいる登山であること
・11月末という経験したことのない時期の登山であること
・船形連峰という初めての山域であること
関山街道ルートだと、幹線道路脇からすぐ登れるので計画を立てやすかったです。
いろいろ会話しながら登ったので、写真がいつもよりテキトーです。
● 感想:寒さについて
登山中は動いているため寒さは問題にならないと、何となく分かっていました。
実際は大汗をかくほどに激しい運動になりました。気温が0℃くらいの状況でこんなに汗をかいて大丈夫なのかと不安でした。
休憩中に寒さで身体が強張ってしまうのが問題でした。そのまま休憩を終えて下山することになります。
そして急斜面を下りるような場面で、思うように身体が動かずに滑落とか、筋肉が伸び切って傷むとかが心配でした。
対策として、湯煎で何でも温かくする方法をとりました。食事は温かい汁物がいいですね。
食事後に缶コーヒーを素手で触れないくらいに温めて、身体のいろんな部分に当てました。血行をよくするためです。手足、首筋、頬、鼻の下、脇の下などなど。最後に程よく温まったコーヒーを飲み干しました。
持参したバーナーが生命線でした。幸いにも天気が好転する状況だったので、危険なことは何も起きませんでした。
● 船形連峰について
今回初めて船形連峰を訪れて、「独立したミステリアスな山域」という印象を強く持ちました。
他所では見られない形に他所では聞かない「〇〇カゴ」という名前。「髪」なのに「ひげ」と読む山。遠く離れた尾根なのに「後白髪山」。他にも「定義」と書いて「じょうげ」などなど、船形連峰は独特の山名ルールに溢れています。
そもそも船形山(宮城県)と御所山(山形県)というふうに、主峰に名前が2つ…。たぶん山岳信仰などの歴史が、共に長く深いのだと思います。
二口山塊を彷彿とさせるアップダウンの道のり、平地からは最奥部分がよく見えない山深さも相まって、何とも言えないミステリアスさをいっぱい感じました。
これまでずっとノーマークの山域だったけど、来年以降たびたび訪れたい候補に変わりました。特徴的な形の山々を、様々な方向から眺めてみたいです。季節も変えることで、もっと様々な表情を感じられるに違いありません。
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