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Yamareco

記録ID: 2766846
全員に公開
ハイキング
近畿

高野参詣道 黒河道(粉撞峠ルート)

2019年06月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:51
距離
17.1km
登り
1,469m
下り
758m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:29
休憩
0:22
合計
6:51
10:03
100
南海高野線 橋本駅
11:43
11:43
45
12:28
12:31
100
15:08
15:09
44
15:53
15:56
39
16:35
16:37
17
16:54
奥の院 中の橋駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:高野山奥の院・中の橋駐車場に車を駐車⇒南海りんかんバスと南海高野線を乗継⇒南海橋本駅へ。
帰路:奥の院到着後、車を回収し帰宅。
コース状況/
危険箇所等
特にありません。
その他周辺情報 ☆中の橋駐車場は紅葉シーズンや行事がある時には早い時間から満杯になる場合があります。その場合、車道にある駐車帯(無料)に停めるという方法もあります。
☆高野山に日帰り入浴施設はありません。紀ノ川沿いにスーパー銭湯が点在しています。おススメは高野山と橋本を結ぶ酷道371号線上にある"やどり温泉 いやしの湯"
ですが、ガードレールが無い区間もある一車線道を走ることになるので、酷道はちょっと...と思われる方には道路的にお勧めはしません。
☆高野山は観光地なので日中の食事所は困りませんが、ほとんどの飲食店が夕方には閉店します。
☆コンビニはファミリーマートとデイリーヤマザキがありますが、共に24時間営業ではありません。
車を高野山にデポして、南海橋本駅からスタートです。因みに駅前に楳図かずお氏のあんまり似てないまことちゃん像があります。
2019年06月22日 10:03撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:03
車を高野山にデポして、南海橋本駅からスタートです。因みに駅前に楳図かずお氏のあんまり似てないまことちゃん像があります。
駅前を国道まで突っ切った方が速いのですが、昭和の香りのする小路をくねくね見物しながら歩きました。
2019年06月22日 10:04撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:04
駅前を国道まで突っ切った方が速いのですが、昭和の香りのする小路をくねくね見物しながら歩きました。
橋本戎神社。敷地の片隅に、
2019年06月22日 10:09撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:09
橋本戎神社。敷地の片隅に、
石の道標があります。左 いせ 右 ???? 右 かうや
2019年06月22日 10:09撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:09
石の道標があります。左 いせ 右 ???? 右 かうや
国道を横断した先にある黒河道の案内板。
2019年06月22日 10:11撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:11
国道を横断した先にある黒河道の案内板。
その先にある紀の川を渡ります。
2019年06月22日 10:12撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:12
その先にある紀の川を渡ります。
橋上すら西方向を撮影。少し蒸し暑いけど、天気は上々。
2019年06月22日 10:13撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:13
橋上すら西方向を撮影。少し蒸し暑いけど、天気は上々。
橋を渡ると三幸ストアーがあります。柿の葉寿司やパンなども販売しているので、食料が足りない場合はここで購入しておかないと、高野山までお店はありません。
2019年06月22日 10:15撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:15
橋を渡ると三幸ストアーがあります。柿の葉寿司やパンなども販売しているので、食料が足りない場合はここで購入しておかないと、高野山までお店はありません。
三軒茶屋大常夜灯に到着。
2019年06月22日 10:32撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:32
三軒茶屋大常夜灯に到着。
ふむふむ渡し舟の為の常夜灯なのね。紀の川の流された橋の代わりの渡し船だったので、無料で乗船出来たようです。
2019年06月22日 10:29撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:29
ふむふむ渡し舟の為の常夜灯なのね。紀の川の流された橋の代わりの渡し船だったので、無料で乗船出来たようです。
賢堂の交差点を進みます。
2019年06月22日 10:34撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:34
賢堂の交差点を進みます。
渡った先に黒河道の道標。
2019年06月22日 10:35撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:35
渡った先に黒河道の道標。
絶賛売り出し中の高野参詣道です。道なりに進むと
2019年06月22日 10:36撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:36
絶賛売り出し中の高野参詣道です。道なりに進むと
黒河道の起点、道標1番がありました。その真ん前に、
2019年06月22日 10:39撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:39
黒河道の起点、道標1番がありました。その真ん前に、
定福寺。境内に高野七口のスタンプ台がある真言宗のお寺です。
2019年06月22日 10:40撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:40
定福寺。境内に高野七口のスタンプ台がある真言宗のお寺です。
お寺の周りに、色んな種類の紫陽花が咲いてました。
2019年06月22日 10:40撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:40
お寺の周りに、色んな種類の紫陽花が咲いてました。
2019年06月22日 10:41撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:41
2019年06月22日 10:41撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:41
2019年06月22日 10:44撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:44
道標どおり進み、しばらく地道⇒舗装路を繰り返します。
2019年06月22日 10:45撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:45
道標どおり進み、しばらく地道⇒舗装路を繰り返します。
2019年06月22日 10:51撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:51
2019年06月22日 10:56撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:56
びわっ!小粒でしたが色がとても美味しそうでした。
2019年06月22日 10:57撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 10:57
びわっ!小粒でしたが色がとても美味しそうでした。
五軒畑岩掛観音付近。金剛山地が見える所まで上がってきました。正面の木の向こうに見えるのは紀見峠。
2019年06月22日 11:09撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 11:09
五軒畑岩掛観音付近。金剛山地が見える所まで上がってきました。正面の木の向こうに見えるのは紀見峠。
鉢伏弘法井戸。弘法大師の加持水と伝えられている水です。
2019年06月22日 11:25撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 11:25
鉢伏弘法井戸。弘法大師の加持水と伝えられている水です。
6番道標のある、明神ヶ田和に到着しました。
2019年06月22日 11:43撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 11:43
6番道標のある、明神ヶ田和に到着しました。
ここからルートが分かれますが、今回は粉撞峠ルートを行くので、写真の舗装路を進み、市平橋まで下ります。
2019年06月22日 11:44撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 11:44
ここからルートが分かれますが、今回は粉撞峠ルートを行くので、写真の舗装路を進み、市平橋まで下ります。
途中から地道に変わります。谷筋を歩きますが、整備されているので危険はありません。
2019年06月22日 12:00撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:00
途中から地道に変わります。谷筋を歩きますが、整備されているので危険はありません。
ちょっと草が茂っているところがありましたが、ほんの一部です。
2019年06月22日 12:19撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:19
ちょっと草が茂っているところがありましたが、ほんの一部です。
途中で見た花。
2019年06月22日 12:23撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:23
途中で見た花。
舗装路に飛び出したら右折して、写真奥に見える市平橋を渡ります。
2019年06月22日 12:30撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:30
舗装路に飛び出したら右折して、写真奥に見える市平橋を渡ります。
市平の集落の中にある12番から民家の横を抜ける地道に入り、道標どおり進むと
2019年06月22日 12:43撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:43
市平の集落の中にある12番から民家の横を抜ける地道に入り、道標どおり進むと
市平の春日神社に着きます。社殿は小さいですが、カツラの木は大きい!根回り8mあるそうです。
2019年06月22日 12:49撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 12:49
市平の春日神社に着きます。社殿は小さいですが、カツラの木は大きい!根回り8mあるそうです。
道標14番付近にある、
2019年06月22日 13:26撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 13:26
道標14番付近にある、
お社。少し高くなっている所に鎮座されています。
2019年06月22日 13:25撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 13:25
お社。少し高くなっている所に鎮座されています。
林道との出会いに15番道標。熊出没!目撃情報があったんでしょうねぇ...。ここは左手の道へ。
2019年06月22日 13:33撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 13:33
林道との出会いに15番道標。熊出没!目撃情報があったんでしょうねぇ...。ここは左手の道へ。
途中の風景。小山の上にお社が。不思議な光景でした。
2019年06月22日 13:41撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 13:41
途中の風景。小山の上にお社が。不思議な光景でした。
北又の集落に入って、ポツンと一軒家。無人のようでした。
2019年06月22日 14:07撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 14:07
北又の集落に入って、ポツンと一軒家。無人のようでした。
道標19番、久保小学校跡に到着です。小学校の裏手に久保田和の石仏があって、その近くに高野七口押印帳のスタンプ台が設置されています。
2019年06月22日 14:12撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 14:12
道標19番、久保小学校跡に到着です。小学校の裏手に久保田和の石仏があって、その近くに高野七口押印帳のスタンプ台が設置されています。
小学校校庭の奥から参詣道に戻ります。
2019年06月22日 14:26撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 14:26
小学校校庭の奥から参詣道に戻ります。
ごくごく普通のハイキングコース、といった風情の道を行き、雪池山は山頂を通らずにトラバースします。
2019年06月22日 14:38撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 14:38
ごくごく普通のハイキングコース、といった風情の道を行き、雪池山は山頂を通らずにトラバースします。
子継峠に到着しました。小広い所ですが、女人堂はここでは無く、鴬谷の黒河口にあったようです。
2019年06月22日 15:52撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 15:52
子継峠に到着しました。小広い所ですが、女人堂はここでは無く、鴬谷の黒河口にあったようです。
黒河道最後の番号道標26番と、
2019年06月22日 15:52撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 15:52
黒河道最後の番号道標26番と、
案内板が建っています。祠の孚証地蔵に書かれた文字によって参詣道として使われていたことが証明され、黒河道が世界遺産認定されました。ここから一本杉、三本杉を経て、
2019年06月22日 15:52撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
6/22 15:52
案内板が建っています。祠の孚証地蔵に書かれた文字によって参詣道として使われていたことが証明され、黒河道が世界遺産認定されました。ここから一本杉、三本杉を経て、
弘法大師御廟・奥の院に参拝して奥の院入口に戻ってきました。(写真は今朝のものです)
弘法大師御廟・奥の院に参拝して奥の院入口に戻ってきました。(写真は今朝のものです)

装備

個人装備
グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

【高野参詣道 黒河道(平成28年10月に世界遺産登録)について】
豊臣秀吉が馬で駆け下った記録が残る、高野山への最短ルートです。
橋本が高野山の荘園であったことから、橋本から高野山へ物資を届ける時にこの道が使われていましたが、高野山との関係が薄くなるにつれ使われなくなっていった道のようです。
アップダウンが激しく、近代の道路からはずれていたため、高野参詣道のなかでは古道の面影が良く残されている道ですが、街道歩きというよりは高野山へ"登る"登山道といった方がしっくりくるルートです。距離は町石道より若干短いですが、エスケープが困難なので、健脚向けコースだと思います。

和歌山県発行の高野七口のルートマップに、
『古来、久保からは、仏谷を経て楊柳山東側の黒河峠に至るルートと、雪池山と楊柳山の西側を粉撞峠に至るルートがありました』と記載があります。
今回は世界遺産登録されている、粉撞峠ルートを辿りましたが、地道区間が長く500mおきに番号道標が設置され、また整備もされている道なので安心して歩くことが出来るルートです。

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