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Yamareco

記録ID: 2773108
全員に公開
ハイキング
東海

高樽山〜中津川市 ぎふ百85

2020年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
22.4km
登り
1,166m
下り
1,161m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
0:54
合計
7:53
7:34
180
スタート地点
10:34
10:58
93
真弓峠
12:31
12:44
74
13:58
14:15
72
真弓峠
15:27
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中津川市街から国道256号線を北上、付知町の「付知峡入口」を右折、県道486号、林道と道なりにしばらく進み、右側に看板が出たところを右折、すぐにゲートで閉ざされているのでその手前に駐車。
コース状況/
危険箇所等
駐車地から登山口まで10kmちょっとの長〜い林道歩き。
登山口から山頂までは800mくらい。最初500mくらいまでは薮道ですが踏み跡しっかりあって問題ないと思います。
そこから先、標高1650mくらい、中央アルプスの眺めがとても良くなったところから踏み跡のない背丈以上の激薮が山頂手前まで続きます。
山頂手前から最後の登り、薄い踏み跡が山頂までありました。
激薮で道はありませんが県境の尾根をずっと進み、岐阜県側は大きな真っ直ぐ伸びる木がたくさんあり、長野県側は一面の笹原ときれいに分かれており、これを目安に進めばいいので、ルートはけっこうわかりやすいです。
その他周辺情報 とても疲れたので付知町の倉屋温泉おんぼいの湯にゆっくり浸かりました。
林道をずっと進み、この看板のところを右折。
2020年11月29日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 6:53
林道をずっと進み、この看板のところを右折。
すぐにゲート。手前に駐車。今日はアシスト付電動自転車で長い林道を登るつもり。
2020年11月29日 07:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 7:28
すぐにゲート。手前に駐車。今日はアシスト付電動自転車で長い林道を登るつもり。
分岐点。左へ進みます。右は井出ノ小路山方面。いつか登らなくては。自転車はこの分岐点から数百mのところでギブアップ。2.5kmくらい乗っただけでした。脚力ないからアシスト付でも無理でした。
2020年11月29日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 7:59
分岐点。左へ進みます。右は井出ノ小路山方面。いつか登らなくては。自転車はこの分岐点から数百mのところでギブアップ。2.5kmくらい乗っただけでした。脚力ないからアシスト付でも無理でした。
長い坂道を自転車を押して登ります。でも初めての景色だし、天気もいいし、特に苦にならない。
2020年11月29日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 8:54
長い坂道を自転車を押して登ります。でも初めての景色だし、天気もいいし、特に苦にならない。
正面の山の上の方にガードレールが見える。あんなところまで登って行くんだね。
2020年11月29日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 9:17
正面の山の上の方にガードレールが見える。あんなところまで登って行くんだね。
足元がサクサクすると思ったら霜柱が。標高1350mくらい。
2020年11月29日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 9:22
足元がサクサクすると思ったら霜柱が。標高1350mくらい。
高時山が見えてきた。きれいな山容。この山も岐阜百山のひとつ。数年前に登りました。
2020年11月29日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/29 9:43
高時山が見えてきた。きれいな山容。この山も岐阜百山のひとつ。数年前に登りました。
雪。
2020年11月29日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:01
雪。
さっき見たガードレールのところまできた。
2020年11月29日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:05
さっき見たガードレールのところまできた。
登ってきた道が見える。こんなに登ってきたんだ。
2020年11月29日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:10
登ってきた道が見える。こんなに登ってきたんだ。
氷ってる。とても滑るので草の中を歩きました。
2020年11月29日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:20
氷ってる。とても滑るので草の中を歩きました。
真弓峠の手前で猿が出迎えてくれました。
2020年11月29日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:27
真弓峠の手前で猿が出迎えてくれました。
たくさんいます。こんなに近づいても逃げないよ。
2020年11月29日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:29
たくさんいます。こんなに近づいても逃げないよ。
真弓峠にようやく到着。ひとつ目のゲート。
2020年11月29日 10:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:30
真弓峠にようやく到着。ひとつ目のゲート。
すぐにふたつ目のゲート。登山口はこのゲートのすぐ向こうの右側。
2020年11月29日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:32
すぐにふたつ目のゲート。登山口はこのゲートのすぐ向こうの右側。
自転車をデポして、
2020年11月29日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:44
自転車をデポして、
登ります。ここから。
2020年11月29日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:45
登ります。ここから。
いきなり薮。しかも雪がついてる。レインウェア装着。
2020年11月29日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:55
いきなり薮。しかも雪がついてる。レインウェア装着。
薮だけどこのあたりは踏み跡しっかりあります。
2020年11月29日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 10:59
薮だけどこのあたりは踏み跡しっかりあります。
中央アルプスが見えてきた。
2020年11月29日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 11:00
中央アルプスが見えてきた。
ドーンと中央アルプス。薮山だけどこんなにきれいな眺望があるんですね。
2020年11月29日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/29 11:33
ドーンと中央アルプス。薮山だけどこんなにきれいな眺望があるんですね。
しかしこの眺望から先が激薮地獄でした。
2020年11月29日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 11:35
しかしこの眺望から先が激薮地獄でした。
こんな感じが山頂までずーーっと続きます。カメラは目の高さ。
2020年11月29日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 11:37
こんな感じが山頂までずーーっと続きます。カメラは目の高さ。
時々木の根元や倒木の上に立って笹の上に顔を出して回りを確認します。まるで水中から顔を出すような感じ。この写真はその時に見た御嶽山。ほっとするひととき。
2020年11月29日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/29 11:43
時々木の根元や倒木の上に立って笹の上に顔を出して回りを確認します。まるで水中から顔を出すような感じ。この写真はその時に見た御嶽山。ほっとするひととき。
山頂は見えてるんだけど、なかなか近づかない。何度も帰ろうかなと思うけど、山頂が見えてるので、もう少し、もう少しと自分を励まして前に進みます。
2020年11月29日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 12:11
山頂は見えてるんだけど、なかなか近づかない。何度も帰ろうかなと思うけど、山頂が見えてるので、もう少し、もう少しと自分を励まして前に進みます。
そしてようやく登頂。激薮300m進むのに1時間もかかってしまった。なんにしてもぎふ百85座め。諦めなくてよかった。
2020年11月29日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 12:30
そしてようやく登頂。激薮300m進むのに1時間もかかってしまった。なんにしてもぎふ百85座め。諦めなくてよかった。
記念に。激薮わかってたのにゴーグル、サングラス、笛を忘れてきてしまった。ゆっくりするような山頂ではないので帰ります。
2020年11月29日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/29 12:30
記念に。激薮わかってたのにゴーグル、サングラス、笛を忘れてきてしまった。ゆっくりするような山頂ではないので帰ります。
藪の中から顔を出して周囲を見回すと、激薮なのに長野県側の眺望はいいんですよ。長野県側に続く尾根上に整然と並ぶ樹木。その向こうに中央アルプス。
2020年11月29日 12:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 12:42
藪の中から顔を出して周囲を見回すと、激薮なのに長野県側の眺望はいいんですよ。長野県側に続く尾根上に整然と並ぶ樹木。その向こうに中央アルプス。
きそふくしまスキー場が見えたのは驚き。今年は雪が積もるかなあ。
2020年11月29日 13:24撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 13:24
きそふくしまスキー場が見えたのは驚き。今年は雪が積もるかなあ。
きそふくしまスキー場と中央アルプスの間に見えた雪山。何という山?八ヶ岳方面?
2020年11月29日 13:24撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/29 13:24
きそふくしまスキー場と中央アルプスの間に見えた雪山。何という山?八ヶ岳方面?
そしてどっしりと御嶽。
2020年11月29日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/29 13:25
そしてどっしりと御嶽。
中央アルプス、左から木曽駒、中岳、伊那前岳も少し見える、そして宝剣。今日は最高の天気です。
2020年11月29日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/29 13:25
中央アルプス、左から木曽駒、中岳、伊那前岳も少し見える、そして宝剣。今日は最高の天気です。
ようやく踏み跡のある所まで来ました。緊張感が一気に開放、ほっとします。
2020年11月29日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 13:32
ようやく踏み跡のある所まで来ました。緊張感が一気に開放、ほっとします。
藪だらけだけど、踏み跡しっかりあるし、胸から下の藪。さっきまでの背丈を越す激薮に比べれば普通に楽しく歩ける道。
2020年11月29日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 13:35
藪だらけだけど、踏み跡しっかりあるし、胸から下の藪。さっきまでの背丈を越す激薮に比べれば普通に楽しく歩ける道。
登山口に戻ってきました。もう2時だし、軽く食事をとって自転車で一気に駆け下りるぞ。
2020年11月29日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 13:56
登山口に戻ってきました。もう2時だし、軽く食事をとって自転車で一気に駆け下りるぞ。
「千両のぞき」で立ち止まる。行きには気づかなかった。
2020年11月29日 15:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 15:20
「千両のぞき」で立ち止まる。行きには気づかなかった。
覗いてみるけどこの時間では陰っていてよく見えませんでした。
2020年11月29日 15:19撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 15:19
覗いてみるけどこの時間では陰っていてよく見えませんでした。
駐車地到着。帰りは真弓峠から1時間ちょっとで下りてこれた。歩いてきてたら真っ暗になるところだった。でも疲れた。ありがとうございました。
2020年11月29日 15:24撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/29 15:24
駐車地到着。帰りは真弓峠から1時間ちょっとで下りてこれた。歩いてきてたら真っ暗になるところだった。でも疲れた。ありがとうございました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 虫よけスプレー マスク ヘルメット

感想

皆さんのレコを見て、長い林道そして激薮の山だということはわかっていました。でもぎふ百のひとつだからいつかは行かなければ、とずっと前から思っていて今日を迎えました。
今月は越山、釈迦嶺、オゾウゾ山とずっと藪山で慣れてきたし、数年前に唐塩山の激薮も経験しているし。
自転車も用意したし、天気もよさそうだし(藪山へは天気のいい日しか絶対に行かない、天気が悪いと悲しくなってくるし怖くなってくる)。
でも思った以上にハードでした。長い林道は気にならないけど、約300mの激薮を進むのに1時間。ほぼ平坦地なのに。何度も帰ろうかなあ、と思ったけれど、山頂がずっと見えているのと眺望が良かったのが救いで、何とか登頂できました。
山腹がずっと笹でおおわれている山を遠くから眺めるととても綺麗でその中を歩くと気持ち良さそうに思ってしまうのですが、あれは眺めているだけがいいということを改めて思い知りました。実際にその中に入ってしまうと地獄の歩みです。
直立している笹はかき分けるのにさほど苦労はないけれど、横に倒れていたり、こちらに向かってくるような笹、体にまとわりついてくるような笹には、もう勘弁してください、ってなります。
未踏のぎふ百、こんなハードな山ばかりが残っていそうだけど、藪山の歩き方、どなたか教えていただきたいです。
でも無事下山してお風呂に浸かっているときには達成感でいっぱいになりました。
もう数日たてば激藪のつらさをほとんど忘れて楽しい思い出がいっぱいになることでしょう。
そうしたらまたハードなぎふ百に出かけましょう。

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コメント

お疲れさまです
諦めずに登頂。お疲れ様です。
アシスト付電動自転車は、うらやましいです。眺望も良かったようですね。
2020/12/4 15:44
Re: お疲れさまです
ありがとうございます。
今回もeizさんはじめ諸先輩方のレコのおかげで登ることができました。
アシスト付自転車でもほとんど押してたので役立ったのかどうか...。
しかも私はアシスト付使ってますがeizさんの方が山行時間1時間も短い。パワーの違いを感じます。
これからもぎふ百、続ぎふ百のレコを参考にさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
2020/12/4 19:49
Re[2]: お疲れさまです
お互いさまです。今週は、myhomeさんのレポを参考に中津川方面に出かけようと思っています。いつか類似車両が並ぶときが来ることを期待しています。
2020/12/4 22:14
Re[3]: お疲れさまです
恐縮です。こちらこそ、その時を楽しみにしております。その時はよろしくお願いいたします。
2020/12/5 16:45
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