野塚峠/ポン三の沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 601m
- 下り
- 587m
コースタイム
11:20Co70011:40−12:20野塚トンネル
天候 | 晴〜曇/爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し。 |
写真
感想
ここのところ、週末に爆弾が通過のあんまりなパターン。
冬型がゆるみ始め春の兆しの天象図に期待して天馬街道へ向かう。
3週前にもアプローチしたのだが、超低温と体調不良で尻尾を巻いた。
入口までは確認したので、今回は地味にワカンラッセルのカメさん歩きで
どこまで行けるか。
自宅を5時前デッパるが半にはもう明るくなる。
広尾に入るとご来光。
南日高が真っ赤に染まる。
ちょっと出遅れた気になる。
天馬街道の森はまだまだ樹氷。
新雪も着いている。
こちらは結構降ったようだ。
野塚トンネルの駐車帯は除雪されているが、施設周りは結構な吹き溜り。
今日の足回りはプラブーツにアルミワカン。
自他ともに認めるスキー下手はついに25年前のスタイルに戻った。
やはり、しっくりくる。
ポン3ノ沢の右岸を辿る。
沢筋の沈み込みはあるが口を開けるのはまだまだ先だ。
ラッセルは足首から脛。
前後左右から風が巻く。
時折体が振られるほど。
尾根上では轟音。
地吹雪で呼吸が止められる。
足が進まない。
気持ちが行きつ戻りつしながらCo750付近。
目指す野塚は凄まじい雪煙の中。
振り向いたトヨニはつむじを巻く雲の中。
雪が締まって足が速くなるまでは、ウチらには
てっぺんまでの日帰りは難しそう。
が、黙って引き返す選択は今日はなし。
3ノ沢周回に変更する。
まともに風を受けない国境稜線側の尾根に取り付く。
稜線までの最短ルート。
Co1252を目指してみる。
ワカンで直登のドM尾根。
自身のキャパの狭さに若干ぐれながら膝上ラッセルを2時間。
ニョボ、けらけら笑いながら、バテている。
楽しいらしい。
ぜろ、頭の中で「シーハイル」。
ワカンなのに。
Co1100で再び爆風圏内に入る。
往復ビンタをくらって、人間が素直になったところで引き返し。
無駄の無い尻セードで沢筋まで30分強。
おかしいぞ。
金かけたスキーよりケツ滑りの方が倍も早い。
風を避けて山専ボトルでスープヌードル。
山鳴りに背を押されて往路を下山。
5時間前のラッセル跡はすでに強風でかき消されていた。
ニョボはコフラックのバーチカル。
ぜろは古いスカルパ。
ともにアルミワカンとのコンビは好感触。
が、帰宅後スカルパはご臨終。
加水分解ってこうゆうふうに壊れるのね。
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