十里木から越前岳〜富士山はチラ見だけ〜
- GPS
- 08:08
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り.時々雲が切れて富士山. |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
十里木駐車場は.トイレあり.テントを張っていたひともいました. 十里木から越前岳までは土が流れているところも多かったけれど普通に歩ける程度. 越前岳ー呼子岳間も切り立った崖のそばを通ることになるけれど問題なし. 呼子岳から先は通行禁止になっていました.石割峠を経て直接沢沿いを山神社へ降りるルートの分岐は注意して見ていなかったからか分かりませんでした. 越前岳-黒岳間も問題なし,途中崩落で登山道が付け変わっていた場所は生々しかったです(通行止めロープの先がスパンと切れ落ちていた).黒岳−山神社も問題なし. 全般的に崩落しやすい地盤なのでしょう.また土が流れて掘れている所も多かったです. |
写真
感想
そろそろ杉花粉が収まってきたかなぁ...ちょっと心配しつつ花粉症ブレーク開けは愛鷹山を選んでみました.富士山が見える山はやっぱり気になってしまう.
早朝に埼玉を出発.空が白んでくる中,途中の山道の桜などを楽しみつつ富士山の麓へ.良い天気です.だんだん雪を蓄えた富士山が大きく迫ってきました.
7時前に十里木の駐車場着.
当初の予定は十里木のバス停から御殿場駅行きのバスに乗って愛鷹登山口へ向かいそこから越前岳に登り車まで戻ってこようと予定していたのだけれど,バス停に着くと...乗ろうと思っていた7時発のバスは平日しか運行していないようです.下調べの時に早合点していました.う〜ん.分かりづらい表記です→富士急バスさん.
周辺の頼朝の井戸とやらを見て駐車場に戻り,気を取り直して出発です.幸いなことに富士山はきれい.
駐車場からでも十分ダイナミックさが味わえる富士山でしたが,展望台まで上がるとさらに懐が広く広がっているのを実感します.
といい気になっていたら,すぐ雲の中突入です.さっきは全く雲なんかなかったのに.結局この日はずっとこのまま曇りでした.
雲の中を2時間弱,所々土が流れている所もある道を登って越前岳着.雲の中からでは富士山は望めません.雲が切れるのを期待しつつ早めの補給休憩.待っていただけあってほんの一瞬だけ富士山が拝めました.でも,もともと周辺の木々で大展望とはならないポイントのようです.
まだ時間が早いのでとりあえず呼子岳へ行ってみよう.
歩を進めると所々右側だったり左側だったり落ちたら最後だなぁ...という崖.
高所恐怖症の気がわき上がってくるのを押さえつつ呼子岳着.やはり雲の中.
今日はしょうがないね.
高所に緊張しながら歩いていたせいか石割峠方面の分岐は見逃してしまいました.
呼子岳山頂のところにあったはずですが...
引き返していると左手に一瞬だけ麓の方の雲が切れました.富士の市街地でしょうね.駿河湾も少しだけ見えます.
越前岳まで戻って,まだ11時.このまま車に戻るのは早いな.
バスで戻ってくればいいやと山神社へ降りる尾根づたいのルートを取ることにしました.
富士見台着.休憩しているひととお話.
「富士山見えませんねぇ」,「残念ですねぇ」
お願いして看板の前で記念撮影のシャッターを押してもらい先へ進みます.
ところがその10分後!雲が切れて富士山が見えてきたじゃないですか.
あとほんの少し待っていれば五十銭紙幣の富士山が拝めたのに!
鋸岳展望台着.
ギザギザの尾根道が見えますね.なるほど鋸.
崩落で通行止めになっているようなのでまぁ拝むだけで.
Webで調べる限り今歩いている尾根道も鋸岳の尾根も太古の噴火口の縁らしい.
写真には撮らなかったけれど,ついこの前まで登山道だったらしきルートに通行止めのロープが張ってあり,その先は真っ直ぐ崖になっているポイントがありました.新しいルートは反対側に迂回.
このあたりは一帯は崩れやすい地質みたいですね.
富士見峠着.バスの時間を考えても黒岳往復できるなと黒岳へ.
あまり上っている感もなく山頂.山頂も山頂っぽくなくなだらかな丘の上って感じ.広々としているのも良いですね.
引き返して富士見峠を折れ下り始めてすぐに愛鷹山荘.無人で避難小屋も兼ねているとの表示有り.水場もちょろちょろだけれどありました.
山神社着.結構車が止まっています.こちらから上る人の方が多いのかな?
トイレを済ませてバス停へ.
10分ほど待って終点サファリパークへ.ここから先は歩きです.
バスを降りてサファリパークの入場ゲートの方に向かわないので車を誘導する方に「入口はこっちですよ.」と声を掛けられました.そうだよね.変な人だよね.
事情を説明して国道へ降りる道を尋ねると快く教えてくれました.ありがとう.
ほぼ真っ直ぐで単調な国道歩き.
途中「この何もないところで誰が乗り降りするのだろう?」というバス停を過ぎ,
30分ほど歩いて駐車場着でした.
おまけで静岡県民には有名らしいさわやかのげんこつハンバーグを食し,
開通したばかりの新東名を使って帰ってきました.
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