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Yamareco

記録ID: 2788064
全員に公開
沢登り
比良山系

白滝谷 夫婦滝登攀

2020年12月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
Daaisk その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:32
距離
11.4km
登り
985m
下り
983m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:04
休憩
4:26
合計
8:30
8:13
8:13
5
8:18
8:25
14
8:39
8:39
8
8:47
8:47
5
8:52
8:53
29
9:22
9:22
8
9:30
9:33
28
10:01
10:44
66
11:50
15:16
14
15:30
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6
15:36
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23
15:59
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5
16:04
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6
16:10
16:10
4
16:14
16:14
14
16:28
16:35
5
16:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛川市民センター駐車場へ車を止めれます。
コース状況/
危険箇所等
夫婦滝まで登山道あり
夫婦滝までは登山道を進みます
夫婦滝までは登山道を進みます
夫婦滝に到着。なぜか急に増水…これじゃあ登れない…
2020年12月06日 10:32撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 10:32
夫婦滝に到着。なぜか急に増水…これじゃあ登れない…
1時間ほど待つと水量が減ってきたので登攀開始!
2020年12月06日 12:00撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:00
1時間ほど待つと水量が減ってきたので登攀開始!
右側のテラスから登り始めました
2020年12月06日 12:12撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:12
右側のテラスから登り始めました
2020年12月06日 12:15撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:15
12月の水は冷たかった…
2020年12月06日 12:17撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:17
12月の水は冷たかった…
この写真の左手のあたりに残置ハーケンあり
2020年12月06日 12:18撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:18
この写真の左手のあたりに残置ハーケンあり
2020年12月06日 12:24撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:24
左の水線へトラバースを試みる
2020年12月06日 12:27撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:27
左の水線へトラバースを試みる
ヌメリが酷く足掛かりがないのでスカイフックにアブミをかけ突破
2020年12月06日 12:32撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:32
ヌメリが酷く足掛かりがないのでスカイフックにアブミをかけ突破
慎重にトラバースします
2020年12月06日 12:34撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:34
慎重にトラバースします
2020年12月06日 12:38撮影 by  SC-03L, samsung
1
12/6 12:38
ここで一休み。立っている所の奥にハーケンで支点が取れます。
2020年12月06日 12:42撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:42
ここで一休み。立っている所の奥にハーケンで支点が取れます。
ここからは水流直撃ですがホールドが豊富です。
2020年12月06日 12:56撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 12:56
ここからは水流直撃ですがホールドが豊富です。
2020年12月06日 12:57撮影 by  SC-03L, samsung
1
12/6 12:57
リード登攀完了!
2020年12月06日 13:11撮影 by  SC-03L, samsung
1
12/6 13:11
リード登攀完了!
後続はアッセンダーで登りました
2020年12月06日 13:39撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 13:39
後続はアッセンダーで登りました
左側の水線上部。ここまでくれば傾斜も緩く落口まで容易に行けます
2020年12月06日 14:20撮影 by  SC-03L, samsung
12/6 14:20
左側の水線上部。ここまでくれば傾斜も緩く落口まで容易に行けます

感想

比良の沢登り人気ルートである白滝谷。その最後に待ち構えているのが今回登攀した夫婦滝だ。ガイドブックなどでは登攀対象とされていないが登攀の記録があり、登攀不可能ではないことは証明されている。今回はリードを引き受けてくれたW氏のお誘いで同行させて頂く事になった。

夫婦滝の登攀が目的の為、白滝谷は遡行せず登山道を利用した。
夫婦滝へ到着し準備を済ませ、いざ登攀開始!…と夫婦滝を見上げると先程とは違い茶色く濁った水が流れ、水量も増えている…。どうやら上流にある琵琶湖バレイの貯水池の放水があったようだ。何はともあれ登攀中に増水しなくてよかったとメンバー皆んなで胸をなでおろした。
1時間ほどキノコ狩りなどをしながら時間を潰し、再度滝を見に行くと水量が落ち着いていた。気を取り直して登攀開始!

まずは右側のテラスに取り付きたい。窯を泳いで乗り上げるか、右側の斜面から懸垂下降するかの2択だ。暖かい時期なら泳いだ方が楽だが、今回は12月で吐く息は既に白く全身を冷水に晒すのはかなり抵抗があり懸垂下降で取り付く事にした。

リードはW氏、夫婦滝中央の窪みまでは右側の水線を攻める。シャワークライミングとなるので寒さと戦いながらホールドを探す。指の感覚は瞬時になくなるが冷静にホールドを探せばそこまで難しくはない。中央の窪みまで登ったら左側の水線までトラバースをする。今回はここが核心だった。下から見るより傾斜が強くヌメリがひどいので足掛かりが全くない。リードのW氏がスカイフックにアブミをかけ慎重に突破。見ているだけの自分にも全身に力が入ってしまう様な緊張のトラバースだった。

左側の水線のすぐ脇は狭いが安定していて少し休憩できるで、そこで冷え切った指先を少し温めまた水流へ突っ込む。ここは高度感があり水流をお腹に受けながら登らなければならないがホールドやスタンスがしっかりある。ここを抜ければ傾斜の緩いミニゴルジュの様な場所にでる。ここまで来れれば後はステミングで簡単に落口まで出れる。


【まとめ】
夏に白滝谷を遡行した際に見上げていた夫婦滝は水量が多く、とても登攀対象として見る事はできなかった。今回は当時よりも沢登りの経験を多少は積んでいたのでフォローではあるが終始落ち着いて登る事ができた。とはいえリードで登るのはやはり恐ろしいだろうと想像できる。W氏には本当に感謝しかない。
今回は琵琶湖バレイの貯水池の放水というトラブルがあったが無事に終える事ができ、充実した登攀だった。

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