記録ID: 2792425
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄
日程 | 2020年12月11日(金) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 曇り |
アクセス |
利用交通機関
・東側の「水門」側登山口は、土砂崩れによる工事中とのことで、通行禁止の表示とロープがあった(人は登れたもようだが定かではない)。
車・バイク
・よって、西側の草スキー場から登った。麓から草スキー場まで車で約15分、無料駐車場あり。
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 1時間40分
- 休憩
- 10分
- 合計
- 1時間50分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 全体によく整備されており、道標も多い。ただしあちこちから登山道が延びていて分岐が多いので要注意。 |
---|---|
その他周辺情報 | 基山山頂部より東側は、7世紀頃の山城(キイ城)跡の遺構あり。 草スキーは春、秋が営業時期のようで、今回はクローズしていた(草スキー場部分を歩くのはOK) |
過去天気図(気象庁) |
2020年12月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by ベルクハイル
※ 九州の実家に里帰りしたついでに、またまた低山ハイキング。
今回は、子供の頃に登った覚えのある、佐賀県東部の基山(きやま、きざん、404m)へ。
・最初、ガイドブックに従って東側の「水門」登山口から登ろうとしたが、「工事中、通行止め」の表示と道路もロープで仕切ってあった。あれ?話が違うじゃないか?と思うがしょうがないので西側の草スキー場へと転進す。
・草スキー場は、古くから基山の名物だが、今は冬場なので営業はしていなかった。でもここから登り始めると、10分強で山頂についた。
・山頂は展望が良く、あいにくと上空は曇って来たものの、北には遠く福岡市街、東には三郡山地の続きの大根地山、古処連山、南には筑後平野や未納山地も良く見えた。たしかにこれだけ見晴らしが良いと、山城を作るには最適なばしょだな、と思う。
・あまりに登頂があっけなかったので、ぶらっと、東側の「史跡めぐりコース」を歩いてみた。途中にはでっかい礎石が並んでいて、キイ城があった7世紀には結構大きい建物があったんだろうなぁ、と昔がしのばれた。
・更にぶらぶらと歩いていると、妙に平べったい石(?)が登山道に転がっていた。何気なく手に持ってみると、あれ、これは石じゃなく、人工物だ、表面に縄目模様もあるし、ひょっとしたらキイ城の時代の瓦じゃないか?と一人で驚いた。捨て置くのもなんなので、役場に届けることにして持ち帰る。
・そのあとは再び山頂に戻ったあと、駐車場まで歩いて、今日のハイキングはおしまい。
※ さきほどの「瓦」っぽいものは、基山町役場に度どけたところ、「ああ、これは確かにキイ城のあったころの瓦ですね。結構大きいですね。実はあのあたり、こういう瓦が時々あるんです」と。
・・・なーんだ、大発見でもしたのかと思っていたが、ぬか喜びだった。でも約1400年前の建物の瓦を見つけるとは、自分にとってはなんだか嬉しいできごとだった。
========
(参考)
基山にある旧キイ城というのは、当時、西の都とも言われた大宰府を防衛するために7世紀(AD600年代半ば)に作られた、山城。
大宰府の北の福岡県大野城市に、「大野城」、大宰府の南側の佐賀県基山町に、「キイ城」が築かれ、朝鮮半島からの新羅、唐の勢力の侵入に備えたという古い歴史を持つ。
今回は、子供の頃に登った覚えのある、佐賀県東部の基山(きやま、きざん、404m)へ。
・最初、ガイドブックに従って東側の「水門」登山口から登ろうとしたが、「工事中、通行止め」の表示と道路もロープで仕切ってあった。あれ?話が違うじゃないか?と思うがしょうがないので西側の草スキー場へと転進す。
・草スキー場は、古くから基山の名物だが、今は冬場なので営業はしていなかった。でもここから登り始めると、10分強で山頂についた。
・山頂は展望が良く、あいにくと上空は曇って来たものの、北には遠く福岡市街、東には三郡山地の続きの大根地山、古処連山、南には筑後平野や未納山地も良く見えた。たしかにこれだけ見晴らしが良いと、山城を作るには最適なばしょだな、と思う。
・あまりに登頂があっけなかったので、ぶらっと、東側の「史跡めぐりコース」を歩いてみた。途中にはでっかい礎石が並んでいて、キイ城があった7世紀には結構大きい建物があったんだろうなぁ、と昔がしのばれた。
・更にぶらぶらと歩いていると、妙に平べったい石(?)が登山道に転がっていた。何気なく手に持ってみると、あれ、これは石じゃなく、人工物だ、表面に縄目模様もあるし、ひょっとしたらキイ城の時代の瓦じゃないか?と一人で驚いた。捨て置くのもなんなので、役場に届けることにして持ち帰る。
・そのあとは再び山頂に戻ったあと、駐車場まで歩いて、今日のハイキングはおしまい。
※ さきほどの「瓦」っぽいものは、基山町役場に度どけたところ、「ああ、これは確かにキイ城のあったころの瓦ですね。結構大きいですね。実はあのあたり、こういう瓦が時々あるんです」と。
・・・なーんだ、大発見でもしたのかと思っていたが、ぬか喜びだった。でも約1400年前の建物の瓦を見つけるとは、自分にとってはなんだか嬉しいできごとだった。
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(参考)
基山にある旧キイ城というのは、当時、西の都とも言われた大宰府を防衛するために7世紀(AD600年代半ば)に作られた、山城。
大宰府の北の福岡県大野城市に、「大野城」、大宰府の南側の佐賀県基山町に、「キイ城」が築かれ、朝鮮半島からの新羅、唐の勢力の侵入に備えたという古い歴史を持つ。
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