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Yamareco

記録ID: 2796892 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 白山

【白山】加賀禅定道(天池まで)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年12月12日(土) [日帰り]
メンバー
天候標高1300mより上は終日雪(それより下部は小雨)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
石川県道53号線(岩間一里野線)の冬季閉鎖ゲート前のスペースに駐車
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
11時間10分
休憩
20分
合計
11時間30分
Sハライ谷登山口05:5009:50奥長倉避難小屋10:1011:40美女坂の頭13:00天池13:40美女坂の頭14:20奥長倉避難小屋17:20ハライ谷登山口G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
【積雪状況(2020.12.12時点)】
・登山口には雪がなく,標高1300mくらいでようやく雪がつながり始める。しかり場(1549m)で20cm〜30cm程度の積雪。
・奥長倉避難小屋まではツボ足でも歩ける程度の積雪だが,奥長倉避難小屋を過ぎると急に雪が増え,ワカンorスノーシューが必要な積雪になります。美女坂で積雪50cmほど,百四丈滝展望台や天池付近で深いところでは70cmほど。積雪はまだ安定しておらず,かなりガボるため,どちらかというとスノーシューのほうがおすすめ(ワカンで行ってちょっと後悔しました)。まだかなり藪が出ているためスキーはもうちょっと積雪が増えてからのほうがよさそうです。

※ 今回の山行では,前日に登られたYOU41さん,isidatiさんのものと思われるトレースが美女坂手前まであり,大変助かりました。ありがとうございました。
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図 [pdf]

装備

備考 ・奥長倉避難小屋以降でワカン使用。かなりガボるため,スノーシューのほうがよいかも。
・今回山行時点では雪は柔らかく,アイゼン・ピッケルは不要な状態でした。

写真

ハライ谷登山口から濡れた落ち葉の道を延々歩き,標高1300mくらいを越えたあたりでようやく雪がつながり始めた。やっぱり今年は雪が少ないなぁ…。
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ハライ谷登山口から濡れた落ち葉の道を延々歩き,標高1300mくらいを越えたあたりでようやく雪がつながり始めた。やっぱり今年は雪が少ないなぁ…。
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檜新宮さまに山行の安全を祈願。この辺りから,登り出しから降り続いていた小雨がはっきりと雪に変わった。
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檜新宮さまに山行の安全を祈願。この辺りから,登り出しから降り続いていた小雨がはっきりと雪に変わった。
1
しかり場分岐を通過。20cmほどの積雪。
昨年の同じ時期に来たときは,積雪で寝始めた灌木の藪に苦労した区間だが,今年は雪が少なすぎてまだ灌木がしっかり立っており,通過は問題ない。
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しかり場分岐を通過。20cmほどの積雪。
昨年の同じ時期に来たときは,積雪で寝始めた灌木の藪に苦労した区間だが,今年は雪が少なすぎてまだ灌木がしっかり立っており,通過は問題ない。
2
口長倉付近。この辺りももう少し積雪があれば美しい雪稜になるが,まだ積雪が足りない。
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口長倉付近。この辺りももう少し積雪があれば美しい雪稜になるが,まだ積雪が足りない。
1
降り続く雪が木々の枝を美しく装飾している。なかなか寒気の流入がなく平地では全く雪が降っていなくても,高いところでは少しずつ降っているんだなぁ。
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降り続く雪が木々の枝を美しく装飾している。なかなか寒気の流入がなく平地では全く雪が降っていなくても,高いところでは少しずつ降っているんだなぁ。
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奥長倉避難小屋を通過。入り口は上下どちらもしっかり閉まっていました。
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奥長倉避難小屋を通過。入り口は上下どちらもしっかり閉まっていました。
2
奥長倉避難小屋を過ぎると,急に積雪が増え始め,沈み込みが激しくなったためワカンを装着。オオシラビソも雪をたっぷり載せている。
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奥長倉避難小屋を過ぎると,急に積雪が増え始め,沈み込みが激しくなったためワカンを装着。オオシラビソも雪をたっぷり載せている。
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左右にクリスマスツリーを眺めながら進む。
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左右にクリスマスツリーを眺めながら進む。
2
奥長倉山を通過。
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奥長倉山を通過。
1
美女坂手前のコル付近で,少しガスが晴れ,左手に楽々新道と中宮道の稜線と,丸石谷の谷底が見えた。これくらいの視界があれば,百四丈滝も何とか見えるかも?
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美女坂手前のコル付近で,少しガスが晴れ,左手に楽々新道と中宮道の稜線と,丸石谷の谷底が見えた。これくらいの視界があれば,百四丈滝も何とか見えるかも?
2
ここまで前日に歩かれたYOU41さん,isidatiさんのものと思われるトレースがあり,大変助けられたのだが(ありがとうございました!),美女坂手前からノートレースに。
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ここまで前日に歩かれたYOU41さん,isidatiさんのものと思われるトレースがあり,大変助けられたのだが(ありがとうございました!),美女坂手前からノートレースに。
4
美女坂に取りつく。積雪が足りないので,ほぼ夏道どおりに稜線の西側を絡みながら進んでいく。
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美女坂に取りつく。積雪が足りないので,ほぼ夏道どおりに稜線の西側を絡みながら進んでいく。
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ところどころ,灌木が積雪で倒れて道をふさいでおり,藪漕ぎに苦労する。
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ところどころ,灌木が積雪で倒れて道をふさいでおり,藪漕ぎに苦労する。
1
大抵のところはワカンで足首程度の沈み込みで済むのだが,まだ雪が藪を覆い隠したばかりで安定しておらず,ところどころ膝上までズボッと踏み抜いてしまい,這い上がるのに苦労する。
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大抵のところはワカンで足首程度の沈み込みで済むのだが,まだ雪が藪を覆い隠したばかりで安定しておらず,ところどころ膝上までズボッと踏み抜いてしまい,這い上がるのに苦労する。
1
美女坂の最大傾斜区間。膝位のちょっとしたラッセルになる。雪にまみれながら登っていると,ああ,雪山に来たなぁ,という気分になる。
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美女坂の最大傾斜区間。膝位のちょっとしたラッセルになる。雪にまみれながら登っていると,ああ,雪山に来たなぁ,という気分になる。
2
美女坂を登り切った。
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美女坂を登り切った。
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美女坂の頭。積雪は70cmくらいか。
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美女坂の頭。積雪は70cmくらいか。
3
美女坂を越えると,オオシラビソが林立する美しい高原…のはずなのだが,完全にガスっており視界があまり効かない。
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美女坂を越えると,オオシラビソが林立する美しい高原…のはずなのだが,完全にガスっており視界があまり効かない。
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雪に埋もれ始めたオオシラビソの森を縫っていく。
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1
このあたりもまだ積雪が安定しておらず,時々,膝まで踏み抜いて苦しい。スノーシューで来ればよかった…。
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このあたりもまだ積雪が安定しておらず,時々,膝まで踏み抜いて苦しい。スノーシューで来ればよかった…。
1
雪の平原が広がっている。ここは,夏季であれば池塘が点在しており,きれいなところだ。
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雪の平原が広がっている。ここは,夏季であれば池塘が点在しており,きれいなところだ。
3
高度を上げていくと,次第に風雪が強まり始めた。ダケカンバの梢にもびっしりと樹氷が付いている。
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高度を上げていくと,次第に風雪が強まり始めた。ダケカンバの梢にもびっしりと樹氷が付いている。
1
樹氷でサンゴのようになった梢。
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樹氷でサンゴのようになった梢。
1
結局ガスが晴れる気配はなく,百四丈滝の見物はあきらめ,とりあえず天池まで行ってみることにした。視界があまり効かないため,平原状のオオシラビソの森をコンパスを頼りに進んでいく。
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結局ガスが晴れる気配はなく,百四丈滝の見物はあきらめ,とりあえず天池まで行ってみることにした。視界があまり効かないため,平原状のオオシラビソの森をコンパスを頼りに進んでいく。
1
なおも進むと,風雪がさらに強まって吹雪のように。真横から頬に突き刺さる雪が痛い。
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なおも進むと,風雪がさらに強まって吹雪のように。真横から頬に突き刺さる雪が痛い。
1
ごうごうと唸る風雪の中,氷雪地獄のような風景を進む。
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ごうごうと唸る風雪の中,氷雪地獄のような風景を進む。
2
もうすこしでモンスターになりそう。
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もうすこしでモンスターになりそう。
1
天池に到着。天池は完全に凍り付いて,雪に埋まってしまっていた。(ストックを立ててあるあたりが,ちょうど池の中心部。)
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天池に到着。天池は完全に凍り付いて,雪に埋まってしまっていた。(ストックを立ててあるあたりが,ちょうど池の中心部。)
3
ここが天池である証拠に,雪を少し掘って見ると,下には分厚い氷の層が広がっていた。
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ここが天池である証拠に,雪を少し掘って見ると,下には分厚い氷の層が広がっていた。
2
天池の近くにある加賀室跡。まだ雪に埋まり切らない石垣が凍てついて,風雪に鳴っていた。
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天池の近くにある加賀室跡。まだ雪に埋まり切らない石垣が凍てついて,風雪に鳴っていた。
2
さて,この風雪では長居は無用。引き返しますか。
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さて,この風雪では長居は無用。引き返しますか。
1
往路のトレースを忠実に辿り,下山。
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往路のトレースを忠実に辿り,下山。
2

感想/記録

 今年の冬は昨年より気温が低く雪が多い見込み…との報道でわくわくしていたにもかかわらず,実際は暖かい日々が続き山々にはなかなかまとまった雪が降らず,じりじりしている登山者やスキーヤーの方は多いのではないだろうか。私も,雪山はもう少し雪が増えてから…と思っていたのだが,ついに我慢ができなくなり,雪山の道具を引っ張り出して,加賀禅定道に今年の雪を踏みに出かけた。
 もしかしたらツボ足で歩けるくらいの積雪しかないのでは,と危惧してワカンだけ持って出かけたのだが,確かに全体的に雪は少ないものの,それでも奥長倉避難小屋を越えると積雪が急に増え始め,美女坂ではちょっとしたラッセルが楽しめ,膝上まで埋まる区間もあり,これはスノーシューを持ってきても良かったな,と軽く後悔しつつも雪にまみれて楽しんだ。
 美女坂から上の稜線は完全に氷雪の世界だった。今日は風雪も激しく,百四丈滝の滝つぼの氷の発達具合を確認できなかったのは残念だったが,高度を上げるにつれて見る見るうちに凍り付いていく手袋やストックのコード,頬に突き刺さる痛い氷の風に,雪山の季節が来たんだな,としみじみと感じた。
 来週は本格的な寒気の流入があり,大雪の予報。山々の降雪に期待! 
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この記録へのコメント

登録日: 2016/5/20
投稿数: 11
2020/12/13 21:17
 さすがですね‼︎‼︎
はじめまして!
今まですごいなぁ~と思いながらヤマレコこっそり見ていました(笑)
あの先をソロで行かれるとは……
やっぱり変◯ですね(褒め言葉)
登録日: 2019/5/16
投稿数: 47
2020/12/13 22:47
 Re: さすがですね‼︎‼︎
コメントいただき,ありがとうございます! 変○かもしれません(笑)
トレースを使わせていただいてしまい,本当にありがとうございました。
雪だるま,かわいいですね〜。金曜は天気も良かったのですね。羨ましいです。

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