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Yamareco

記録ID: 2800374
全員に公開
講習/トレーニング
八ヶ岳・蓼科

八ケ岳 雪訓3班

2020年12月12日(土) 〜 2020年12月13日(日)
 - 拍手
天候 晴れ 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:赤岳山荘
コース状況/
危険箇所等
雪少ない
●ロープワークとアイゼントレ
2020年12月12日 14:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/12 14:07
●ロープワークとアイゼントレ
2020年12月12日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/12 14:11
休憩中の土屋さん
Photo:KOTARO019
2020年12月12日 14:12撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 14:12
休憩中の土屋さん
Photo:KOTARO019
●初日、歩行訓練
2020年12月12日 15:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/12 15:25
●初日、歩行訓練
●2020/12/13
硫黄岳に向かうも雪無し
2020年12月13日 07:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/13 7:29
●2020/12/13
硫黄岳に向かうも雪無し
ちょっと緊張気味の土屋さん
2020年12月13日 11:02撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 11:02
ちょっと緊張気味の土屋さん
木が綺麗
Photo:KOTARO019
2020年12月13日 11:04撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 11:04
木が綺麗
Photo:KOTARO019
ロープ待ちの一枚
Photo:KOTARO019
2020年12月13日 11:08撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 11:08
ロープ待ちの一枚
Photo:KOTARO019
●2日目も歩行訓練
2020年12月13日 11:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/13 11:13
●2日目も歩行訓練
雪と緑も合いますね。
Photo:KOTARO019
2020年12月13日 11:20撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 11:20
雪と緑も合いますね。
Photo:KOTARO019
Photo:KOTARO019
2020年12月13日 13:04撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 13:04
Photo:KOTARO019

感想

労山での雪訓が無くなった為、数年ぶりに所属山岳会の雪訓に参加。
COVID-19の影響もあり、例年とは異なり、班毎に行先を設定。
ソロテンの使用や個食を可とし、一応全員から実施の承諾を得てからの実施とした。

本年入会者2名(初雪訓&超ベテランw)、2年目2名、来年雪訓CL候補3名に自分というバランスの良い班構成。

●事前準備
zoomを使用して、本年入会のお2人と打ち合わせ。
今年は対面での集会もなく、山行も少なかったので、
不安なこと、質問など、少しですが話せて、顔合わせが出来てよかったです。
「やってみるではなく、やれるようになる」を目標としてもらう。

●場所選び
実は、これが1番の難題でした。。。
12月2週目だというのに、雪が無い。富士山も黒い。
2週前には積もっていた八ヶ岳の雪も、減りつつあるという情報。
・アイゼン歩行は、雪だけでなく岩混じりのところも歩けること
・適度な斜度があり、トラバースができるところ
・ロープワークができるところ
を最低条件として、万が一雪が無くても土地勘のある八ヶ岳を選択。

雪質がサラサラで量が少なすぎて、アイゼンをきかせて踏みしめることが出来ず。
数年前、同時期に谷川岳に行った時はもふもふのラッセルでアイゼン歩行にならなかったので避けたのだが、、、今年ぐらいの雪量だとそれもありか?(でも遠い)。
来年以降も課題だなぁ。

●雪訓
1日目
駐車場から赤岳鉱泉までは、あえてチェーンアイゼンをつけずに歩く。
時々凍っており、氷上でのバランスのとり方、冬靴での乗り込み方の良い練習に。
ただし、滑って転ぶとかなり危ないので、要注意。

テント設営後、中山乗越手前の吹き溜まりにて雪訓。
積雪は数センチ。蹴ると土が出る。
CL候補3名に講師をやってもらい、他の経験者でアドバイスを行う。
・ギアの名称と使い方、携行方法
・グローブをした状態での行動(アイゼンの脱着、ギアの操作)
・お助けスリングでの助け方&助けられ方
・アイゼン無しでの歩行(登下降、トラバース)
・アイゼン歩行(緩斜面・急斜面の登下降、トラバース)
・アイゼントレ
・ロープワーク(ビレイ)と懸垂下降
・耐風姿勢
・テント生活(男性陣に一任!)

2日目
苦渋の決断だったが、参加を取りやめた2名には、ゆっくり下山してもらうこととする。
6名で硫黄岳PHを目指すも、まったく雪が無く、赤岩の頭でも風はそこまでだったので、そこから下山。
雪山装備をそろえたTくんに、もう少しアイゼンで歩いてもらいたかったので、再度中山乗越手前に向かい、初期制動と滑落停止の説明だけし、あとは延々とアイゼン歩行。
テント撤収時、お約束のように、パッキングに苦労するTくん。
(すみません。雪山装備やパッキングもやれればよかったです。)
駐車場にて、ビーコンの使い方のレクチャー&プチ宝探し。

<感想>
初雪訓のTくんがとても積極的で、どんどん技術を吸収していく。すばらしい!
他のメンバーが、いろいろアドバイスをしてくれるおかげで、名ばかりCLは楽をさせてもらいました。
(新人枠のはずなのに、ビーコントレで講師級の活躍だったTNさんとか(笑))

経験者メンバーには物足りなかったか、もっと「教え方」を伝えるべきだったか等、自身の反省もありますが、総じて良い感じで終えることが出来ました。
・雪斜面での滑落停止
・雪上での荷物の整理(物を落とすと雪に埋まります)
・雪上でのテントの固定(ペグ埋めたり、外張りのスカート埋めたり)
ができなかったので、これからの本番の雪山山行で実施してください。

皆様お疲れ様でした!
夕食のお鍋&朝食の雑炊、美味しかったです。
写真たくさんありがとうございました。
怪我なく終われればよかったのですが、そのあたりは反省しつつ、
事故の無い、楽しい雪山シーズンを過ごせますよう。

帰宅したらPCが起動しなくなったので一週間かけて復旧…
でも、雪訓は学ぶこと沢山で勉強になり、楽しかったです。
特に歩行時のピッケルの前後が曖昧になっていたので、覚えなおしました。
雪訓場所は薄く雪が積もった程度で、歩くと地面が見えていたり、
岩が見えているような場所でしたが、その為アイゼンの前爪で立つ、
よい練習になりました。
最初は前爪で立つことが全然できなかったが何本も登るにつれて
慣れてきた。
感覚的にはインステップキックの形で足首を固定するように
意識するとうまくできた。
あとは、焦らないで静荷重静移動を心がけることだけど、岩場では経験が薄く焦ってしまっていたので、ここは経験を積んでいこうと思う。

初日の最後のほうに手袋をしたままでの懸垂下降を体験させてもらったけど、
いい勉強になった。狙い通りに手袋をビレイデバイスに挟んでしまったので、
教訓にして、次は気を付けよう。

あまり雪がなかった山行でしたが、それでも雪を見て、上を歩くとテンションはあっがって行くもので、早く雪山行きたいという気持ちが積もりました。

CL,SLの皆さん、ご指導ありがとうございました。
新人さんのご飯おいしかったです。

CL,SLの皆さん、雪の少ないなか臨機応変に講習して頂きお疲れ様です。
新人さん2人、食担ありがとうございます、ごちそうさまです。
今回は全荷でのアイゼン歩行が自分の中でのトレの予定でした。
1日目に雪上歩行などの講習ができたので、2日目、雪は、ほぼ無し、凍結区間がそこそこの状況で全荷アイゼンで下山しました。
最近あまり歩けていないので自分が思うトレはできたのかなと思います。

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