JMIA主催リスク対応講習 梅ノ木尾根〜大沢川

2020年12月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.1km
• 登り: 627m
• 下り: 616m

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

広沢寺温泉駐車場
・今日は上下段とも混雑していました。

コース状況／危険箇所等

■マウントファーム登山学校（JMIA認定）
http://mt-farm.info/

その他周辺情報

広沢寺温泉すぐ横の「ますや」さんは岩魚やマスの唐揚、塩焼きが安くて絶品です。
土日営業していますが、ときどき休業していますので要確認。
岩魚の骨酒も味わえますし、釣った魚の調理もしてもらえます。

写真

12/13 8:40

12/13 8:55

12/13 9:15

大釜弁財天

12/13 9:29

12/13 9:30

まだまだ紅葉

12/13 9:43

大沢林道終点

12/13 9:49

さて登り口を観察する

12/13 10:03

12/13 10:04

12/13 10:22

踏み跡が定かではなく現在位置が把握できるなら地形図の等高線を確認し尾根の中央を現場観察しながら登ろう。山腹はリスクが高い。

12/13 10:27

左右の尾根とピークを観察

12/13 10:36

この上のザレ場は最近木段ができ整備されました

12/13 10:50

12/13 11:10

地形図上の登山道と実際は違うこともあります

12/13 11:25

二ノ沢ノ頭
確定せず現場の地形を観察しながら推定に留めておく

12/13 11:52

ルートの特定はPDCAサイクルで行う

12/13 12:07

下りる予定の尾根も地形の変化を現場で観察しさらにPDCAサイクルを回す

12/13 12:14

12/13 12:19

左右の尾根、どちらがより安全に下りられるか地形図で選択してみます

12/13 12:34

12/13 12:44

12/13 12:53

12/13 12:55

12/13 12:56

五段の滝

12/13 13:06

12/13 15:03

最後に万が一下に落ちた仲間を引き上げるためのメカニカルアドバンテージシステムを実践。
どんなフリクションヒッチが適しているのか、補助ロープの角度はどうすればより効率的に引き上げられるのか確認しました。

12/13 15:03

12/13 15:10

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

JMIA主催リスクマネジメント講習で梅ノ木尾根から大沢川へ。
普段登山中看過しやすい様々な地形の変化、傾斜、植生、道の目的など山を見る観察力を養ってもらいました。
私の周りも含め昨今滑落事故が増加しています。それは危険と認識できる場所よりも「なぜこんな場所で・・・」という意外な場所で起こっています。
登り下りするスキルばかりでなく、精神状態だったりパーソナリティであったりパーティ間の人間関係だったり、季節・天候・崩壊状態などの環境面（ハザード）も含み、様々な要因が重なったときに起こり得ます。
一日2万歩歩くとするならば、そのうちの一歩をミスすれば重大な事態に陥ってしまいます。
登り続けている限り（もしかしたら下界において生活していることも含むかもしれません）それをゼロにはできないかもしれません。
それでも何がリスクなのかを感知しイメージしてもらうことが大切。
伝えたいことは山ほどあり一日ではとても無理ですが、歩きながらその一端を説明させていただきました。
最後はもしもの際のセルフレスキューとしてMAシステムを体験してもらいました。
コロナ禍のため通常行う親睦会兼講評会はパスです。