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記録ID: 281247
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雪山ハイキング
鳥海山

白銀の鳥海山 鍋森周回し千畳ヶ原を楽しむ

2013年03月30日(土) [日帰り]
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GPS
11:30
距離
17.4km
登り
1,539m
下り
1,542m

コースタイム

6:30万助道一ノ坂入口−9:00万助小屋−10:00ドッタリ(20分休憩)−11:00檜ノ沢
11:20鍋森の下−12:00鳥海湖−12:30蛇石流分岐−12:40T字分岐付近
12:50千畳ヶ原−13:20馬ノ背−13:50仙人滝(20分休憩)−15:00仙人平
16:00万助小屋−16:50渡戸(30分休憩)−18:00万助道一ノ坂入口
天候 晴れ(薄曇り)
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・遊佐町吉出から入り白井自然館より右折
・登山道まで除雪されていたが除雪されてない道路もあり引き返す
・乗用車にノーマルタイヤで問題ありませんでした
コース状況/
危険箇所等
・高校山岳部のメンバーが多数入山していて仙人平までトレースあり
・万助小屋より下は腰まで踏み抜く所が多い
・渡戸からの尾根は雪庇にクラック入り所々崩れていた
・ドッタリ付近に踏み抜いた跡あり深さが2m以上あった
・檜ノ沢より表面が凍り滑り止めとピッケル必要
・蛇石流分岐から万助道入るつもりが前鍋の雪庇が今にも崩れそうで通れない
・仙人滝からの取り付きはクラックが入り崩れ落下の危険
山頂は雲が掛かってるけど千畳ヶ原は大丈夫そう
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山頂は雲が掛かってるけど千畳ヶ原は大丈夫そう
登山口から50m程入ったところで太腿までハマり直ぐにスノーシューを履く
登山口から50m程入ったところで太腿までハマり直ぐにスノーシューを履く
最初は杉林
次第にブナ林に変わってくる
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次第にブナ林に変わってくる
稜線上の雪庇にクラックが入り大きく崩落してる箇所も
稜線上の雪庇にクラックが入り大きく崩落してる箇所も
右手に前回登った天主森稜線
右手に前回登った天主森稜線
左手に笙ヶ岳稜線を見ながら
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左手に笙ヶ岳稜線を見ながら
これから向かう万助小屋方面
これから向かう万助小屋方面
月山森と天主森
2階屋根まで雪が積もった万助小屋
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2階屋根まで雪が積もった万助小屋
赤い屋根と窓が可愛い感じ
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赤い屋根と窓が可愛い感じ
ドッタリからの月山森
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ドッタリからの月山森
空へ登る感じ
苦しいけど気持ちイイ
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空へ登る感じ
苦しいけど気持ちイイ
やっと笙ヶ岳が見えた
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やっと笙ヶ岳が見えた
笙ヶ岳稜線の長坂道と庄内平野
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笙ヶ岳稜線の長坂道と庄内平野
月山森と天主森
これから向かう鍋森と前鍋
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これから向かう鍋森と前鍋
鳥海山頂はずっと雲
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鳥海山頂はずっと雲
鍋森に近付いてきた
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鍋森に近付いてきた
笙ヶ岳主峰
雪庇が崩れた跡か段々模様になってる
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笙ヶ岳主峰
雪庇が崩れた跡か段々模様になってる
笙ヶ岳に近付かない様にすり鉢状の檜ノ沢を進む
笙ヶ岳に近付かない様にすり鉢状の檜ノ沢を進む
山頂方面
ご飯食べ様とザック降ろしたらテルモスが落ちボブスレーみたいに斜面を滑り落ちてった。
まだ3回しか使ってないのに(; ;)自分の身代わりで滑落したと割り切った。
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ご飯食べ様とザック降ろしたらテルモスが落ちボブスレーみたいに斜面を滑り落ちてった。
まだ3回しか使ってないのに(; ;)自分の身代わりで滑落したと割り切った。
青空と鍋森がキレイ
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青空と鍋森がキレイ
庄内平野
鍋森を時計回りに進みます
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鍋森を時計回りに進みます
笙ヶ岳二峰と三峰間の雪庇が凄い
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笙ヶ岳二峰と三峰間の雪庇が凄い
鍋森を回ると扇子森が見えた
鍋森を回ると扇子森が見えた
一面白の世界
千畳ヶ原方面
来た道を振り返る
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来た道を振り返る
凍った鳥海湖と扇子森
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凍った鳥海湖と扇子森
鳥海湖と御浜
山頂ガスが晴れてきた
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山頂ガスが晴れてきた
千畳ヶ原へ行くぞ〜
千畳ヶ原へ行くぞ〜
急斜面をジグザグで下ります
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急斜面をジグザグで下ります
下った所からの山頂
下った所からの山頂
万助道への蛇石流分岐は雪庇が酷く通れません
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万助道への蛇石流分岐は雪庇が酷く通れません
鳥海湖方向を見上げる
鳥海湖方向を見上げる
T字分岐からの幸治郎沢
T字分岐からの幸治郎沢
T字分岐から庄内平野
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T字分岐から庄内平野
山頂方向
この沢をどうやって渡ろうか考え中
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この沢をどうやって渡ろうか考え中
馬の背を進んだら行き止まりは滝壺の上だった
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馬の背を進んだら行き止まりは滝壺の上だった
沢からどうやって登ろうか考え中
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沢からどうやって登ろうか考え中
雪庇が無くGPSで等高線の一番広いポイントを登ったけどクラックに嵌まり込んでしまった
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雪庇が無くGPSで等高線の一番広いポイントを登ったけどクラックに嵌まり込んでしまった
ピッケルで雪を崩し盛って足場を固めながら
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ピッケルで雪を崩し盛って足場を固めながら
1時間掛かりやっと危険箇所をクリア!!
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1時間掛かりやっと危険箇所をクリア!!
予定より1時間遅れ
日が暮れる前に戻れるか?
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予定より1時間遅れ
日が暮れる前に戻れるか?
残り1時間位から脱水症状とシャリバテで辛くなってきたんで時間を気にせずラーメン食べることに決定!
ヘッ電つけて夜間歩行に備えます
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残り1時間位から脱水症状とシャリバテで辛くなってきたんで時間を気にせずラーメン食べることに決定!
ヘッ電つけて夜間歩行に備えます
雪ゴミだらけだけど煮沸すれば大丈夫
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雪ゴミだらけだけど煮沸すれば大丈夫
ラーメン食べたら一気に回復し明るいうちに戻れました
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ラーメン食べたら一気に回復し明るいうちに戻れました

感想

骨髄移植手術から3週間が過ぎた術後検診で、
血液を生成するための造血幹細胞数や血液組成が術前と変らなく経過良好でした。
山の規制が解除になり復帰第1回目として雪の鳥海山へ行って来ました。

自分の体力からすると頂上は無理なので鳥海湖と千畳ヶ原行けたらな〜と
考えてましたが、なんとか目標通りの行程をこなすことができました。

でも仙人滝からの取り付き、とても大変でした(>_<)
ピッケルとアイゼンでなんとかクリアできましたが
今以上に雪が緩んでいたら崩れて体が持ち上がらないし
クラックは大きくなるし…
安全な登山を楽しむためには千畳ヶ原は来た道を引き返した方が賢明ですね。

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コメント

凄いですね〜
お疲れ様でした〜
このルートはさすがに私のような素人は行けませんね〜!夏道は何度か行きましたがこの時期にこのルートで鍋森まで行ってくるなんて凄いです、貴重な記録を拝見しました、ありがとうございます。
この日私は秋田県側、鳥越コースを稲倉直下付近まで行ってきました〜!
2013/3/31 21:16
D-Metal さん、こんばんは
なんだか、解禁後いきなりハードじゃないですか!?
ランニングなさっていらしたから、そうでもなかったですかね。
でも雪の腐り始め、お気を付けくださいまし。

テルモス君、どこまで転がって行ったのやら、夏に出会えたらすごいかも。

夕焼けのピンク色が海に写っていてきれいでしたが、ハラハラ拝見しました。明るいうちに下山出来て、良かった良かった
2013/3/31 22:58
Welcome back!!
D-Metal さんへ

山登り解禁おめでとうございますO(≧▽≦)O ワーイ♪

そして早速鳥海山に行かれたのですね!

さすがです!

真っ白な雪の世界の景色。
沢山の写真のUPありがとうございます。
その場に立てた者だけが見られる景色。
美しいですね。

お疲れ様でした。
ご無事での下山、何よりです。
雪が解けたらサーモス君の捜索ですね
2013/4/1 0:22
yoshi-tさんこんばんは!
netにアップされている稲倉岳と伐透山からの鳥海山
写真拝見しましたよ〜\(^^)/

信じられないくらい美しい姿で捉えられており
そのままでも秀麗な鳥海山が更に美しく感動しました。

自分自身、登山のついでに写真撮ってるんで風景そのままですが
yoshi-tさんの写真は表情がありまるで浮き出てくる様で
実物以上に素晴らしいです。
(上手く表現できませんが(^_^;)

こんなに美しい風景が観られる鳥海山にもっと行ってみたくなりますね!!
2013/4/2 0:02
Casuminさんこんばんは!
体調心配して頂きましてありがとうございました。

今回は比較的早い時間からのスタートだったんで
結構のんびり登りました(^-^)

千畳ヶ原の沢取り付きで想定外はありましたが
じっくりコースを選択して腐れ雪に対し、しっかり足場を固めながら
進んだことが良かったと思っています。

途中早く楽になりたくて急いで滑落したりもしましたが
『急がば回れ!』と強く心に念じながらの山業でした。

これからも鳥海山の美しい風景を求め登って行きますんで応援してくださいねo(^▽^)o
2013/4/2 0:22
waqueさんこんばんは!
入院の際は温かい励ましの言葉ありがとうございました。
無事に鳥海山へ戻って来ることができました。

自分自身、復帰したら最初どこ行こうかな〜ってずっと考えてました。
もちろん鳥海山なんだけど一番印象が深い笙ヶ岳と月山森に挟まれた渓谷へ行こう!
ということでこのルートを選択し大正解でした!!


サーモスボトルは凄いスピードで滝壺方向の沢へ落ちて行ったんで
今頃、二ノ滝を超え月光川ダム辺りまで到達していると思います。
そして豊富な雪解け水と共に日本海へ流れ着くことでしょう。
なんだかロマンを感じますヽ(´▽`)/
2013/4/2 0:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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