雪を纏った野坂岳
- GPS
- 04:23
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 762m
- 下り
- 767m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:25
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
固められた踏み跡あり。外すと激しく踏み抜く。チェーンスパイクを終始装着。 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク使用
ワカンは使わず。
|
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感想
仕事に穴が開く、晴れ予報、雪を纏った野坂山は朝日が当たってキラキラ輝いている。ということでチェーンスパイクとワカンを持って、雪山の試運転をしてきました。
除雪は憩いの森の少年自然の家までだった。路側のスペースには3台の車が駐車してあるので、更に下の空き地に駐車する。雪は締まっている。長靴にするか迷ったが冬靴を履く。橡の木地蔵でチェーンスパイクを装着していると最初の方とスライドする。上には地元の方が4人おられるとのこと。雪の冬道は直登なのでしんどいが新鮮に感じる。朝日が射し込んで清々しい尾根をゆっくり上がって行く。
アンテナ跡地で一息ついていると後続の単独者が現れる。地元の方だったので少し会話をする。更に上がるともう一人の下山者とすれ違う。先日の遭難事件のことを話されていた。誰も歩かない尾根に迷い込んだとか。12/3の件で、新聞に県警山岳救助ヘリが出動し吊り上げたと載っていたので覚えている。
一ノ岳まで上がると雪質が変わり少し軽い。ここまで上がれば後は稜線歩きで緩やかになる。しかしチェーンスパイクにダマが出来て歩きにくい。特にモナカ状の雪はこうなる、アイゼンか、いっその事スノーシューならよいかもしれない。ニノ岳の標柱は頭だけ覗いているので積雪は130cmぐらいだろうか。ブナ林の枝は着雪して重たそう。昨夜にも降雪があったようで期待の霧氷は見られなかった。年賀状のネタにしようと思っていたのに残念だ。三ノ岳も積雪は似たようなもの。
避難小屋は半分が雪に埋まっている。今日はカメラの調子が良くない。ダイヤル式スイッチが接触不良を起こして設定がままならない。騙し騙し使うしかない。山頂は灌木が雪に埋まりオブジェのようだ。ここでも標注は頭だけを覗かせている。方位盤は雪面と並んで一面が平らになっている。風はほとんどない。360度のパノラマを楽しむ。霞が少しあって遠望が利かないのが残念。琵琶湖の上に滝雲のような雲海が見えて幻想的だった。
避難小屋の気温は零度、ここでおにぎりを一個頬張る。下山はチェーンスパイクのダマを何度も除去しながらストレートに下りる。3名の方とスレ違う。雪道の下山も楽しい。
橡の木地蔵からは夏道を下って行くと、遭難事件が発生した尾根の末端には登山者進入禁止のロープと表示がしてあること気づく。何とひと月前に私が歩いた、激登の一ノ岳北東尾根だった。
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