野谷荘司山
- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根ルートは1250-1300mあたりに雪割れがあります |
写真
感想
懲りずに今シーズン3度目の野谷荘司。過去2度はいずれも激パウは楽しめましたが山頂までたどり着けず敗退。今回満を持して?のリベンジ。雪崩れも落ちきっていると予想し白谷左股を滑走するつもりです。
料金所手前に車を停め橋を渡って雪原に乗り上げます。尾根か白谷を詰めるか迷いますが眺めがよさそうな尾根ルートにします。
快適に高度を稼いでいきます、が1250m地点で大きな雪割れが複数ある雪壁が行く手をふさいでいます。スキーのままトラバースでかわそうとしますがトラバース先も雪割れで進むことができません。しかたなくスキーを担いでアイゼン歩行に切り替えます。かろうじてつながっている雪をつないで右に左にトラバースしながらトレースを伸ばしていきます。一応ピックストック持参ですがちゃんとしたピッケルがほしいところです。
なんとか難所をクリアして、P1602あたりも地形が厳しいのでそのままツボで進みます。雪は締まっておりツボでも問題なし。P1602は巻いていきます。しかしこのあたり森林限界より下なのに木立がありません。これよりさらに標高を上げると針葉樹林帯になります。白山山系の山は1400-1700mあたりが冬季無木立ゾーンになるようです。他の山域ではみられないことでなんとなく不思議な気がします。
P1602を巻いてコルからは再びスキー歩行。ガスが晴れて下に雲海を眺めながら比較的やせた尾根を進んでいきます。アップダウンを越え最後ちょっと急な斜面を登りあげると山頂が見えました。
本日は2番乗りのようです。白谷ルートで登ってこられた1番乗りの方に白谷の様子を尋ねますとデブリ以外問題ないようです。
滑走準備をして、春スキー日和の日差しの下、山頂からの景色を楽しみながらしばしのんびり。春山ならではの至福の時間。
至福の時間を楽しんで、さあ帰りますか。ドロップポイントまで移動し、お待ちかねの白谷滑走。雪もいい感じで緩んできてます。雪庇の切れ間を探してやや緊張のドロップイン。雪質はナイスザラメ、板も走ります。何度か振り返りながら気持ちよく落ちていきます。谷が狭まったところから支沢からのデブリが出てきますが大したことはありません。スキーのまま通過し右股出会いまで降りていきます。堰堤がありますので川の右岸沿いにスキーを走らせますとあっという間にスタート地点。
尾根ルート選択はミスでしたがまずまず楽しめました。
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