御嶽山(噴火の6日前_田の原往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 970m
- 下り
- 964m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 和風ペンション銀(しろがね)に前泊。スペアリブか水餃子が食べ放題 https://www.yado-navi.info/nagano/cat_30/ent_0.html |
写真
感想
時間のある時に、過去レコをアップ。
ずっとこの記録はアップしなければと思っていた。
幼い頃は、山が好きな父に無理矢理 山登りに連れて行かれていた。
大人になってからの初登山は2011年夏の御嶽山だった(hitoshi8と)。自然湖でカヤックを楽しみ、和風ペンション銀に宿泊した後、翌日、御嶽山に登った。
2014年9月20日(土)、登山を始めようか、ずっと考えていて、迷っていたが、午後になって、意を決して、ダメもとで、和風ペンション銀に電話したところ、まだ部屋の空きはあるとのこと。無ければやめようと思っていたが、空いていたので、「行きます」と言う。
数時間かけて和風ペンション銀に到着し、スペアリブを食した後、就寝。
翌21日(日)は天気も良く、11年の時と同じく、田の原駐車場から登り始める。
登山の様子は、写真の通り。
途中、王滝神社奥社辺りで、噴気が上がっているのが見えたが、御嶽山が火山であることは知っていたので、「あぁやっぱり火山なんだな」くらいにしか思わなかった。
王滝神社には20数名の人がいた記憶だが、多くの人が噴気に気付かなかったか、気付いても自分と同じくらいの認識だったろう。
これも11年の時と同じく、二ノ池を周って、田の原へ下山した。
天気も良く、二ノ池も綺麗で、下山時には、「思い切って登って良かった。とても気持ち良かったし、これで、山登りを始められるかも。」と思っていた。
27日(土)の昼前、日曜の山登りの充実感をまだ感じながら、家でボーッとテレビを見ていると、緊急速報のテロップが。「御嶽山が噴火」。何っ!
そこからは、テレビに釘付けだった。
噴火の詳細、被害の詳細が明らかになるにつれ、恐怖感が増してくる。
地球が誕生した46億年前から考えれば、6日など一瞬に過ぎない。また、20日に思い切っていなければ、もしくは、宿の空きが無ければ、27日に登っていた可能性も十分にあった。
しばらくの間は、頭が混乱していた。ただ、思ったのは、ここから、自分が全く登らなくなるか、それとも頻繁に登るようになるかのどちらかだなということ。結局、何かに導かれるように、後者となった。
北は北海道から、南は九州まで登るようになって、自分と同様に近い日に登っていた人に会ったり、知り合いが当日に登っていて噴火に巻き込まれて亡くなったという人にあった。その度に、自分も巻き込まれていたかもしれないという思いを、新たにする。
死者・行方不明者が63名にのぼる戦後最悪の火山災害。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。
下記は二ノ池の映像
2020年12月31日 記
明けましておめでとうございます。
御嶽山で亡くなられた方々はお気の毒ですが、人智ではどうしようもない運命的なものを感じます。
私も『火山』の山へは登ることがありますので、他人事とは思えませんでした。
田ノ原から剣ヶ峰までが再開されたら行ってみたいなぁと思っています。
新型コロナに気を付け、この一年をお元気でお過ごしください。
takayama2さん、明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。
そうですね。地球の活動の前には小さな存在なんだということを痛感しました。
危険回避のためにできることはしつつ、ただそれも決して完全ではないことを肝に銘じなければならないですね。
今年は昨年にも増して山行回数が少なくなりそうですが、情熱と感性を保って一回一回の山行を楽しみたいと思います😄
新型コロナウイルスと持病に気を付けられて、充実した山行を続けられると良いですね。
今年も、よろしくお願いします(^^)/
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