ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 283587
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

頸城・天狗原山再履修スキー

2013年04月09日(火) 〜 2013年04月10日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.8km
登り
1,569m
下り
1,567m

コースタイム

4/9 駐車位置 8:15-9:33 1100m地点 9:45-10:17 1275m地点 10:23-11:34 1655m窪地 12:05-13:43 天狗原山 14:18-14:35 1650m尾根取付き 14:43-15:05 尾根上 15:25-15:58 中海川下の湿原 16:10-16:38 雨飾荘 16:45-17:20 駐車位置

4/10 雨だったけれども、八方まで来たら晴れてきてしまった…風は強かったみたいですが。なので安曇野周辺の桜を見学し、さらに山梨・新府周辺の桃畑を見学し、帰宅しました。
天候 /9 予想に反し晴れ
/10 予想通り 雨 でもその後曇り晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山田旅館下のスノーシェッド出口付近に駐車させてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
・除雪は雨飾荘まで。でも山田旅館でチェーンのゲートがかかってます。
・前々日の大雨の影響なのか、林道上に土砂がかなり流出していました。また、林道の残雪の状況から、いろいろな文献で記載のある1055mに雪がないのでは?と考え手前の植林帯から取付くが、スキー靴で痩せて崩れた尾根を木登り状態で越え、大変なことになりました。沢登りやっていてよかったという感じでした。
・浅海川は1600mから下は急激に落ち込んでおり、亀裂がたくさん走った斜面でした。尾根に上がるべきです。
・中海川の湿原まで雪はつながっていました。その先の左岸杉林に入り、台地末端まで行くと崖になるので、適当なところから左に向かうと浅海川への斜面にでる。浅海川と大海川の出合に往路に通った橋、その左岸にデブリがありこれをトラバースして林道に出る。(デブリの下には橋が隠れていました)
危険なところが終わり、やっと余裕が出たところ。北アルプスを望む。
2013年04月09日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 10:30
危険なところが終わり、やっと余裕が出たところ。北アルプスを望む。
乙妻山
2013年04月09日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 12:22
乙妻山
尾根上、こんな感じです。
確かにガスると迷いそう…
2013年04月09日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 12:22
尾根上、こんな感じです。
確かにガスると迷いそう…
三田原山方面
2013年04月09日 12:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 12:48
三田原山方面
2013年04月09日 12:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 12:48
最後の登り
天気が持って何よりです。
2013年04月09日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 12:56
最後の登り
天気が持って何よりです。
雨飾山
2013年04月09日 13:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4
4/9 13:35
雨飾山
怪しい雲が出始めました。
右・焼山、左・金山
2013年04月09日 14:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4
4/9 14:08
怪しい雲が出始めました。
右・焼山、左・金山
浅海川源頭
尾根取付きまでずっとこんな感じでした。
2013年04月09日 14:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4
4/9 14:21
浅海川源頭
尾根取付きまでずっとこんな感じでした。
新雪が滑りにくい
2013年04月09日 14:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
4/9 14:25
新雪が滑りにくい
中海川の湿原
山にも春が来ていました。
2013年04月09日 15:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/9 15:58
中海川の湿原
山にも春が来ていました。
ここから下は余談です。
穂高周辺のシダレ桜です。
2013年04月10日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
3
4/10 12:10
ここから下は余談です。
穂高周辺のシダレ桜です。
2013年04月10日 12:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
4/10 12:33
2013年04月10日 12:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
4/10 12:35
2013年04月10日 12:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
4/10 12:37
なぜかお墓にあるんです。
知っている人は教えてください。
2013年04月10日 12:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/10 12:48
なぜかお墓にあるんです。
知っている人は教えてください。
新府桃源郷です。
2013年04月10日 15:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
4/10 15:52
新府桃源郷です。
2013年04月10日 15:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/10 15:53
2013年04月10日 15:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
4/10 15:54
2013年04月10日 15:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
4/10 15:56
こじんまりまとまっていて、見学するのが楽です。
2013年04月10日 16:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4/10 16:00
こじんまりまとまっていて、見学するのが楽です。
まさに春です。
2013年04月10日 16:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
4/10 16:03
まさに春です。
撮影機器:

感想

 寝坊して8時近くに山田♨下のスノーシェッド、いろいろな文献ではかなり早だちしているようで…天気は夕方から雨らしい。
 林道を30分程度で雨飾荘、目的の林道は雪の下だが、先日の大雨の影響か土砂が雪の上にかぶっている。さらに雪解けがかなり進んだようで、目標の1055m地点からの斜面の取付きに雪が残っているのか心配である。
 するとその手前の植林に古いトレースが…どうやら夏道もこの辺のようだし行ってみるか、これが間違いであった。1100mで雪が切れ、スキーを背負い、痩せた尾根上を進み始める。そのうち夏道に…甘かった!次第に足場は不安定、挙句の果てに土砂が崩れ細い灌木のある岩登りか、大木の根部分の土が洗掘されて空中に生えた状態を登るかの二者択一を迫られる。後者を選択し、木の根をつかみ頭上のスキーが別の灌木に引っかからないようにかわしつつ、アスレチック状態で進む。沢登りの高巻き状態だ。
 
 1270mあたりから雪がつながり始め、所定の行動であった部分と思われるところに差し掛かると、びっちり雪がついていた。大失敗!!
 1400mあたりからの雪庇群は、その下をトラバースしても可能だったようです。ブロックが心配ですけど。
 1500〜1550mは左の沢状から越え、1650mの窪地状では岩峰脇の沢形を登る。一度スキーは担ぐが、越えた先が浅い沢状となっていて、ルート選択が楽であった。
 上部では地形図上で行けるかなと思う所に雪庇が存在していたりと、ラストの斜面まではガスると大変かもしれません。ついに何も生えていない丘上に乗ると、さらに先に高い所が…燃料切れました。

 天狗原山からの眺めは最高!10日ほど前に滑った金山谷は『おいでおいで』と手招きしていました。風が出てきて、怪しい雲も出てきたので滑降を開始する。
 雪質は前日の新雪が接着剤のようになり、ザラメ部分を探したいところだったが、一様に浅海川源頭部は真っ白。メローな斜面ははじめハーフパイプのよう。ゴルジュの中は意外にも広く、パウダー時期はどうなの〜っという感じ。ロウソク岩と思われるS字状を過ぎて目的の高度につく。『ここだろう』という感じのところ。1650mから尾根に取付くと各文献から情報を得ていたが、楽したい根性がさらに下の状況を確認させる。突然、前に何もなくなり、大きな滝があることをうかがわせる状況。亀裂も多く尾根を選択する。ツボ足で100m高度を上げ、滑降準備する。

 出だしは尾根ははっきりしない感じなので、ガス時注意。下部へ行くほど尾根ははっきりし、大量の落枝がなければ快適である。ところが1350m位から尾根上は雪付きが悪くなり、中海川側を絡めた滑りとなる。雪は地形図の湿原までつながっており、ここから川を渡る手段が問題となるところ。
 とりあえず大海川が渡れるのかを確認しに行くと、無理という事がわかる。戻って左岸の植林帯に入り、さらに左を意識して滑る。末端近くのほうがきれいに雪がつながっている。行き過ぎるとただの崖になっていた。
 あとはコース状況で述べたこと。よく考えれば山田旅館まで雪がつながっていたみたいで、損した気分。

 一度道の駅小谷(600円、当日限りでレシートを見せれば再入浴可能と良心的)まで戻り入浴。翌日、天気がよければ雨飾山P2まで往復するつもりでしたが、起きると雨。里心がつき帰ることにしました。
 穂高周辺のシダレ桜が見事でした。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1156人

コメント

山滑走
エビちゃんおはようございます。
滑走お疲れ様

余談の部分なら
余裕でお付き合い出来ましたね
桃源郷いいですね
2013/4/11 6:49
沢始動早いですね!
雪山より寒いんじゃないですか?
天気がよければいいダイエットになりますよって、する必要ないですもんね。

次も行きますよ!!年次取得お願いいたします

余談のところは今がピークと言っていました。
菜の花・桃花・富士山が一列になって見られますよ
2013/4/12 11:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら