羊蹄山(喜茂別)
- GPS
- 04:43
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
天候 | 雪のち風雪強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
いや〜寒かった〜!
下は雪が降っていたからジャケット着て、フードも被っているので汗が出ないペースで登ったつもりでいた
1300辺りで吹き下ろしの風が強くなり、かなり手が冷たくなってグローブを交換して、バラクラバ、メット、ゴーグルを装着しても手が回復しないので、非常用のナノパフ(化繊のダウンもどき)まで来ても、なかなか回復してくれなかった…
寒さに強いシロさんでも手足が冷たがっていたので、「もう撤退しましょう!」の言葉が来るのを待っていたが、最後まで出なかったから山頂まで行ってしまった…笑
ボッコで写真撮って直ぐに退散にするが、視界が無く我慢の滑りが続いた
1400辺りで楽しい時間になる予定も、風のお陰でモナカで疲れた
900まで降りるとサラサラパウダーが現れたが、木と薮がジャマで楽しさは半減だった
車に着いてジャケットを脱ぐとバリバリに凍っていて割れるかと思った
片付けて温泉に直行すると今日も手足に心臓が沢山あった…頑張った手足よ!ありがとう!
今日は良い耐寒訓練だったから、次回の為に対策を考えよう
かなり凍えてしまったけど、何だかんだで今日も地味に楽しかったし、新しいカメラが凍死しなくて良かった!
シロさんありがとでした!
ビールで録画した紅白とゆく年くる年見ます 笑
新年1発目はコンさんともちろん羊蹄へ。深々と雪が降っておりアウターを脱げないので汗を掻かないように控えめのペースで登っていく。気温が低く羽毛の様にフワフワの軽い雪なので帰りが楽しみだ。
森を抜け1100を超えると正面から風が吹き下ろしてきて滅茶苦茶寒い、というか超絶寒い。耐えきれなくなりまさかの1300でヒーヒー言いながら地獄装備に換装しもう安心。と思ったが1400からガス&ブリザードの地獄モードになり体と頭は大丈夫だが手と足の指先がみるみるうちに凍っていきマジで捥そうだ。
凍傷の危険を感じたので何度もお互い止まって指を温めて回復させながら進む。コンさんとは長い付き合いだが寒さでこんなに辛そうしているのを初めて見た。
ブリザードが正面、右、左と交互に容赦なく叩き付けてきて地獄ゴーグルが凍ってきた…やめる理由を探しながら一歩一歩足を前へ出す。コンさんが”もうやめよう”って言ってくれないかなぁと思っていたが、コンさんも同じ事を考えていたらしい(笑)
辛抱の登りを続けていくと急に周囲が明るくなり後ろから太陽が照らしてくれた。一瞬だったがこのお陰で、新年1発目から負けてたまるか!とスイッチが入り、ここまできたら絶対ピークを踏みましょう!とコンさんに告げる。
1700くらいから風は収まりガスも少し薄くなりボッコは静かに僕達を迎え入れてくれた。
記念撮影したらシールを剥がしてさっさと帰って温泉で生き返ろう。雪は切れるが薄いスラブなので沢に入れそうだが如何せん視界が無いので、セーフティーに薄く雪の付いている箇所を狙い尾根を滑っていく。
しかし1600からは再び地獄になり地吹雪とガスで視界0、止まっているか動いているのか、宙に浮いているのかも分からない。必死のデラガケで降りて1400から徐々に視界が戻り、いつもは忌まわしいモジャモジャ藪とポコが見えた時はホっとした。
今日は1400〜1600がデスゾーンだったらしい。こんな所を登ってきた俺らバカだわーと、つい呟いてしまった(笑)
ここからもモナカ気味で試練の滑走が続くが最後だけご褒美が残っており、900からフワフワのドライパウダーに変わり楽しい森スキーで無事に帰還を果たした。
新年1発目から極寒の地獄で刺激的だったが、やっぱり来て良かったと思ってしまう羊蹄先生でした。
thanks コンさん
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