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Yamareco

記録ID: 2846552
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

霧氷と新雪を纏った三十三間山

2021年01月06日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
7.2km
登り
770m
下り
756m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
0:35
合計
4:41
9:22
41
10:03
10:08
39
10:47
10:47
40
11:27
11:38
14
11:52
11:53
15
12:08
12:09
14
12:23
12:23
7
12:30
12:45
22
13:07
13:08
18
13:26
13:27
36
14:03
14:03
0
14:03
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
倉見登山口の駐車場は除雪済み
コース状況/
危険箇所等
■最後の水場からスノーシュー装着、夫婦松までトレースあり、以後は稜線まで残雪の上に10〜30cmの乾いた新雪、トレースなし。
■稜線雪稜には雪庇が発達している。締まった雪の上に軽い新雪で脛ラッセル。ホワイトアウト時は危険。山頂の標柱は雪の下、積雪2m弱。
倉見登山口に駐車して倉見峠へ向かうとムムム、
2021年01月06日 09:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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倉見登山口に駐車して倉見峠へ向かうとムムム、
稜線の北側が白い。霧氷を纏っているのではないか?
2021年01月06日 09:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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稜線の北側が白い。霧氷を纏っているのではないか?
ロクロ山からの周回を止めて正規ルートへ。
2021年01月06日 09:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/6 9:26
ロクロ山からの周回を止めて正規ルートへ。
最後の水場でスノーシューを装着する。
2021年01月06日 09:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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最後の水場でスノーシューを装着する。
主尾根に乗る
2021年01月06日 10:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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主尾根に乗る
いい感じ、トレースは昨夜の新雪で消えかかっている。
2021年01月06日 10:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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いい感じ、トレースは昨夜の新雪で消えかかっている。
夫婦松で一服
2021年01月06日 10:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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夫婦松で一服
トレースを振り返る
2021年01月06日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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トレースを振り返る
まだ青空、しかし西から雲が迫ってくる。
2021年01月06日 10:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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まだ青空、しかし西から雲が迫ってくる。
ついに雲に覆われる
2021年01月06日 11:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ついに雲に覆われる
風神の道標は埋まりかけ
2021年01月06日 11:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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風神の道標は埋まりかけ
稜線直下の木々、綺麗だ
2021年01月06日 11:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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稜線直下の木々、綺麗だ
主稜線に乗ると一気に開ける。南にロクロ山
2021年01月06日 11:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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主稜線に乗ると一気に開ける。南にロクロ山
稜線を北上すると、白一色で目が異常
2021年01月06日 11:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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稜線を北上すると、白一色で目が異常
エビの尻尾、これが見たかった。
2021年01月06日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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エビの尻尾、これが見たかった。
霧氷
2021年01月06日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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霧氷
雪庇が出来ている。何処を歩いてよいか迷う
2021年01月06日 11:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪庇が出来ている。何処を歩いてよいか迷う
山頂へ続く雪稜にゾクゾクする半面、雪庇に恐怖を覚える。
2021年01月06日 11:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂へ続く雪稜にゾクゾクする半面、雪庇に恐怖を覚える。
三方五湖
2021年01月06日 11:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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三方五湖
広い雪稜にトレースはない。
2021年01月06日 11:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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広い雪稜にトレースはない。
山頂直下の道標
2021年01月06日 11:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂直下の道標
背丈ほどの灌木は埋まっている
2021年01月06日 12:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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背丈ほどの灌木は埋まっている
山頂台地へ
2021年01月06日 12:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂台地へ
山頂の標柱は見当たらない。積雪は2mぐらいある。
2021年01月06日 12:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂の標柱は見当たらない。積雪は2mぐらいある。
山頂から下ると若狭湾の向こうに青葉山
2021年01月06日 12:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂から下ると若狭湾の向こうに青葉山
青葉山をズーム
2021年01月06日 12:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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青葉山をズーム
江若国境の轆轤(ロクロ)山
2021年01月06日 12:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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江若国境の轆轤(ロクロ)山
雪稜を下っていく。
2021年01月06日 12:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪稜を下っていく。
琵琶湖、武奈ヶ嶽、武奈ヶ岳
2021年01月06日 12:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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琵琶湖、武奈ヶ嶽、武奈ヶ岳
南を望むと比良山脈。蛇谷、武奈、釈迦岳
2021年01月06日 12:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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南を望むと比良山脈。蛇谷、武奈、釈迦岳
頭巾山から長老ヶ岳に続く尾根、手前は若丹国境の山々。
2021年01月06日 12:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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頭巾山から長老ヶ岳に続く尾根、手前は若丹国境の山々。
西隣の多田ヶ岳と飯盛山
2021年01月06日 12:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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西隣の多田ヶ岳と飯盛山
東側に雪庇が発達中
2021年01月06日 12:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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東側に雪庇が発達中
青葉山と久須夜ヶ岳
2021年01月06日 12:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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青葉山と久須夜ヶ岳
左から三重嶽〜武奈ヶ嶽の稜線
2021年01月06日 12:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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左から三重嶽〜武奈ヶ嶽の稜線
若丹国境の山々、駒ヶ岳、百里ヶ岳など
2021年01月06日 12:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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若丹国境の山々、駒ヶ岳、百里ヶ岳など
霧氷はまだ落ちない。ここでランチ
2021年01月06日 12:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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霧氷はまだ落ちない。ここでランチ
カップ麺といなり寿司を立ったまま。
2021年01月06日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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カップ麺といなり寿司を立ったまま。
西尾根を一気に、スノーシューの下山は楽しい。
2021年01月06日 12:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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西尾根を一気に、スノーシューの下山は楽しい。
水場へ下りる所で雪切れ
2021年01月06日 13:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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水場へ下りる所で雪切れ
風神の滝に立ち寄る
2021年01月06日 13:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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風神の滝に立ち寄る
とんでもない輩がいるものだ
2021年01月06日 14:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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とんでもない輩がいるものだ
倉見登山口に下山
2021年01月06日 14:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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倉見登山口に下山

感想

早朝は小雨が降っていたが、暗雲が取れ西の空が晴れて来た。行くなら三十三間山をロクロ山から周回と決めていたので慌てて身支度する。

9:15倉見登山口に車を置き倉見峠まで歩いて行く。ふと青空の稜線を見るとなにやらキラキラ輝いている。周回していると霧氷が落ちてしまうのでは。そこで通常ルートの往復に変更する。

所々に雪が残る林道を歩いて最後の水場からスノーシューを装着した。チェーンスパイクでもよいかと思ったが強引に上がる。主尾根に乗ると雪切れしなくなった。スキーとツボ足のトレースが薄く残っている。夫婦松からは昨夜の新雪が20cm積もっていた。更に高度を上げるとトレースは新雪で消えた。軽い雪なのでヒールリフターを使うと苦にならない。風神まで上がっていくとお楽しみの霧氷が出現する。残念なことに西からの白い雲で青空は消失。だからか霧氷は少しも落ちることなく残っている。

江若国境稜線に飛び出ると白い轆轤(ロクロ)山が一望できる。霧氷を愛でながらポコを越えると広大な雪稜が一気に広がり身震いする。
雪庇が行く手を阻む。ここで自分の目が白しか見えなくなった。足元の起伏が全く判別できない。白い雲と純白の新雪で明反応を狂わせたのか?5分程の休憩を入れると順応して見えるようになった。

雪庇を気にしながら広い雪原を恐々と進んでいく。三方五湖がくっきりと美しい。右手には武奈ヶ嶽のコルに琵琶湖が輝いて見える。
いつもモサモサと鬱陶しい背丈ほどの灌木は隠れている。山頂台地を北に詰めると150cmほどの標柱が見あたらない。積雪は2m弱ということになる。

北尾根は霧氷ワールドだろうが、今日は時間がないのでまた今度。そそくさと雪稜に下っていく。稜線の東側には2mを越える雪庇が発達しているのが見て取れる。どこでも歩ける雪原をジグザグに楽しみながら下りていく。湖北武奈ヶ嶽と比良武奈ヶ岳、揃って望めるのはこの山だけではないだろうか。

お腹が減ってきたので稜線の分岐点で昼食をとる。目前に霧氷を眺めながら。カップ麺を食べていると最初は熱かったが、終いはスープ冷めてしまった。お腹を満たしたらもと来た尾根を一目散に下りていく。スノーシューの下山は快適で楽しい。最後まで誰とも出逢わなかった。

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コメント

武奈と武奈
naojiroさん、
あけましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日のワカン初体験は、南比良の稜線にするか久々の三十三間山にするか、迷った挙句の近場選びでした。後者にすれば良かった〜😂
霧氷が凄い事になってたようですね。曇り空になってしまったのが残念だったでしょうけど。ロクロ山への稜線も美しいですね。
なるほど、武奈ヶ岳と武奈ヶ嶽をツインで見れるのですね。なんかいいですね。そして山頂から北進すればブナの美林ですよね。
近々訪れたいと思います。が、今日からドカ雪になりますかね😅
2021/1/7 15:09
Re: 武奈と武奈
ウリさん明けましておめでとうございます。本年もよい山行が出来ますように祈ります。よろしくお願いします。
三十三間山でお逢いできたかも知れませんねー残念です。
初ワカンで権現〜蓬莱で霧氷まで見られて最高ですね✨実はコメントしようかな思っていました。

私は霧氷フェチでもありまして、ブナに霧氷が出来たものなら、霧氷ブナとなってもんぞり反って泡吹きます(笑)

昨日ぐらいの積雪ならばワカンで十分歩けましたが、これ以上積もるとスノーシューがよろしいかと思います。稜線に雪庇が出来ると本格的な雪山ハイキングですね。
今夜からの雪で北部の山は深雪ラッセルを強いられそうです。体力がない私はトレース泥棒に徹します(笑)
雪が落ち着いてからの北陵のブナ巡りはお声がけください🙏
2021/1/7 16:08
プロフィール画像
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