熊倉山とその先〜まさかの落石
- GPS
- 05:19
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
下り:日野コース
8:18 駐車場
10:23 熊倉山山頂(休憩)10:41
11:12 名も無い展望所(昼食)11:40
12:05 熊倉山山頂
12:10 日野コース分岐
13:34 駐車場
所要時間 5:19
累積標高 (+)1184m (-)1152m
沿面距離 10.2Km
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 トイレ なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 途中に標識があり柱にNO.が記されています。 山頂近くにるにつれ番号が小さくなるので目安になります。 ・登山口〜NO.6(城山コース) ひたすら登りです。 最初は檜の樹林帯、その後落葉樹の樹林帯に変わります。 展望はずっとありません。 ・NO.6から山頂 下り登りを2回くらいした後、急登。 ここで落石攻撃にあいました。 先行者がいたら注意! ・山頂〜 適度なアップ、ダウン。 踏み跡が判りづらい急登があります。 30分程で展望ばっちりな場所に着きます。 ・日野コース 最初は作業道っぽい道ですが途中でバケイソウ群生地、沢通しとなり城山コースにくらべ変化に富んでます。 |
写真
感想
以前から気になっていた熊倉山へ行ってきた。
あまり人が入らないイメージがあったのだけど駐車場に付くと車1台、オフロードバイク(XLR250)1台が停まっていた。
往復する間11人、9グループの人と会った。
登りはじめてすぐカタクリの花発見。
もう花の季節だ。
九十九折れの急登を30分くらい登ると日の当たる所で60歳くらいのおじさんが寝転んでいるのを発見。
バイクで来て(登山口にとまっていたXLR250)上り始めたんだけど到着するまでに体が冷え切って歩いていても日陰で寒くって日向ぼっこしてたらしい。
(こちは急登でずいぶん暑くなってきたんだが)
暫く話しながら一緒に上り始める。
所沢から来たそうで、いつもバイクらしい。
暑くなってインナーを1枚脱ぎたくなったので先に行ってもらう。
コース途中の標識にNO.が書き込まれていて登るにつれ数字が小さくなっていくので山頂までの目安になる。
NO.6の標識のさき初めての下りになり、登って下ってを2回繰り返した後の長い急登で事件はおきた。
急な傾斜で間隔があるのか姿は見えないが女の人のお喋り声が上の方で聞こえてくる。
山ガールっぽくはない、多分おばちゃんだろう。
急でしんどいなと思い、地面を見ながら登っていると、5m位上(多分)でザッ!と音がしたので顔をあげると顔面の左50cmくらい(もっと近かったか?)を握りこぶし大の石がビュン!
と遥か後方へ吹っ飛んでいった。
何も出来ず、ただ固まった。
その場で数分ボーと立ったまま上を見て声が聞こえなくなってから歩き始めた。
握りこぶし大の石が顔や頭を直撃したらどうなる?
重症?
もしかしたら・・・
ガケではなかったが急だったので10mくらいは落ちたか?
こんな所でも重大事故は起こりえるんだと実感した。
今年の運を使い果たしたか。
いや何年分の運を使っても当たらなくてよかった。
暫く登って落石を起こしたであろう3人が休憩しているのを、何事も無かったように挨拶し通り過ぎた。(道の真ん中で店を広げて休憩するのはやめてもらいたい)
その後、最初に会ったバイクおじさんが休憩していたのでまた一緒に山頂まで歩いた。
年を聞いたら66歳だそうで、年の割には体も鍛えられており見た目も若い。
衰えは足から来るからと3年前からバイク移動で登山を始めたそうだ。
山頂の看板は色々な投稿で紹介されているとおりサビサビだった。
聞いていた通り展望はほとんどなかったが、少し伐採したようで枝の隙間から見えるくらいの展望はあった。
自分はこの先にあるという展望抜群な場所をめざし、バイクおじさんと写真を撮りあった後にお別れした。
展望抜群な場所はどの辺りにあるのか判らずに進んだが30分程で、間違いなくここだろうという場所に到着した。
奥秩父方面は丸見えだ。(かすかに八ヶ岳も)
雲取山は手前の多分、芋の木ドッケの背後になって見えない。
武甲山方面もなんとか見える。
写真バシバシ撮ってオニギリ食べて、お湯沸かしてコーヒー飲んでまったりしていると30代後半くらいの男性が到着。
話を聞くと、酉谷山に行くまでに展望がある場所はここくらいしかないとのことだった。
ここはよく来るらしく酉谷山の非難小屋に泊まったり、暖かいときはツェルトでテン泊したりしているらしい。
ベテランさんかなと思ったら、この人も3年目だそうで、今日は3年目の人とよく話す。
自分も3年目だし。
写真を撮ってもらい別れる。
この男性は午後1時までにいける所まで進んでピストンで戻ってくると言っていた。
自分はここで帰路につく。
帰りは日野コースだ。
最初は檜林の作業林道っぽいところをひたすら下る。
でも途中からバケイソウ群生地を通過したり、沢通しに下ったりで変化があり登りよりいい感じ。
このバケイソウ群生地付近はいい感じで、花びらの外側が紫で内側が淡い黄色の花が沢山咲いていた。
帰ってから調べると、ハシリドコロという名前らしいが猛毒があるとのこと。
でも根っこはロート根と呼ばれ薬になるとか。
ロート製薬の名はここから来ているとの噂もある。
パンシロンにもロートエキスを含んでいるらしい。
途中から林道に合流し、登山口に到着。
今日はいつもより人とのコミニュケーションが濃厚だった。
そして落石の危険性を改めて感じ入った1日だった。
いままで少ない経験の中で滑落の危険性は感じていたし、そういった場面にも遭遇した。
しかし落石の危険性は今ひとつピンと来るものはなかった。
白馬岳の雪渓に無数にある落石を見てきてはいるが・・・
やはり下を見ていてはいけない。
上を見て登ろう!
コメント
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noriderサン はじめまして
落石は怖かったですね!
3人の方って女性2人と男性1人ですか?
で、その後自分もXLR250おじさんとお話ししましたヨ
日野コースではなくピストンで降りてこられました。
頂上の先に絶景ポイントがあるのは知りませんでした
次回の楽しみが増えました
それから草の名前ありがとうございます
それでは、またどこかで〜
時間帯がずれていたのでお会いしなかったようですね。
3人とはそのとおり女性2人と男性1人です。
バイクおじさんはピストンで下ると言っていましたね。
絶景ポイントは中々でしたよ。
ぜひ行って見てください。
それではどこかで。
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