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Yamareco

記録ID: 2854211
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

八ツ淵の滝で雪まみれ&極寒のテン泊

2021年01月09日(土) 〜 2021年01月10日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
25:34
距離
10.2km
登り
758m
下り
745m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
1:49
合計
7:01
11:46
11:46
34
12:20
12:22
8
12:30
12:30
3
12:33
12:59
7
13:06
13:36
1
13:37
13:42
2
13:44
13:46
4
13:50
14:03
43
14:46
15:17
201
18:38
宿泊地
2日目
山行
3:38
休憩
1:09
合計
4:47
8:23
40
宿泊地
9:03
9:11
17
9:28
9:45
109
11:34
12:03
16
12:19
12:33
2
12:35
12:36
5
12:41
12:41
22
13:10
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ガリバー旅行村の登山者用駐車場。旅行村の駐車場はチェーンで閉鎖されており、登山者用駐車場だけ開けてくれています。
コース状況/
危険箇所等
貴船の滝、七遍返し付近はかなり危ないです。無雪期とは段違いの危険度です。
ここからスタート。快晴です。
2021年01月09日 11:37撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 11:37
ここからスタート。快晴です。
ガリバー旅行村。チェーンで閉鎖されています。
2021年01月09日 11:46撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 11:46
ガリバー旅行村。チェーンで閉鎖されています。
林道終点。登山道に入ります。
2021年01月09日 11:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 11:55
林道終点。登山道に入ります。
Bコースの看板。AコースとかCコースの看板も見ますが、荒廃していてコースがわかりません。
2021年01月09日 12:06撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 12:06
Bコースの看板。AコースとかCコースの看板も見ますが、荒廃していてコースがわかりません。
このあたりまではトレースが残っています。
2021年01月09日 12:09撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 12:09
このあたりまではトレースが残っています。
無雪期でもいやらしいトラバースに雪が着くとさらに怖い。
2021年01月09日 12:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 12:28
無雪期でもいやらしいトラバースに雪が着くとさらに怖い。
大摺鉢まで来ました。
2021年01月09日 12:46撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/9 12:46
大摺鉢まで来ました。
貴船の滝方面はトレースなし。
2021年01月09日 12:38撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 12:38
貴船の滝方面はトレースなし。
川の氷の上にも雪が乗っていますので、ピッケルでつつきながら慎重に足を置いていきます。
2021年01月09日 12:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 12:55
川の氷の上にも雪が乗っていますので、ピッケルでつつきながら慎重に足を置いていきます。
ピッケルで鎖を掘り出してなんとか通過。かなり危険です。
2021年01月09日 13:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
3
1/9 13:26
ピッケルで鎖を掘り出してなんとか通過。かなり危険です。
貴船の滝まで来ました。
2021年01月09日 13:22撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 13:22
貴船の滝まで来ました。
渡渉点。雪の上に足を置いて慎重に渡ります。
2021年01月09日 13:30撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 13:30
渡渉点。雪の上に足を置いて慎重に渡ります。
しっかり凍っています。
2021年01月09日 13:32撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/9 13:32
しっかり凍っています。
はしごを登ると・・・
2021年01月09日 13:36撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 13:36
はしごを登ると・・・
青空です。
2021年01月09日 13:40撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/9 13:40
青空です。
ここも雪まみれ。鎖とロープは完全に雪の下です。
2021年01月09日 13:41撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 13:41
ここも雪まみれ。鎖とロープは完全に雪の下です。
雪の深さはこの程度。
2021年01月09日 13:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 13:55
雪の深さはこの程度。
膝くらいの雪をズボズボ歩きます。
2021年01月09日 14:04撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 14:04
膝くらいの雪をズボズボ歩きます。
鹿の足跡がうっすらと。
2021年01月09日 14:06撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 14:06
鹿の足跡がうっすらと。
ここから上の道に上がればよかったのかもしれない(笑)
2021年01月09日 14:15撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 14:15
ここから上の道に上がればよかったのかもしれない(笑)
渡渉箇所。氷の上を歩きます。
2021年01月09日 14:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/9 14:28
渡渉箇所。氷の上を歩きます。
危ない橋まで来ました。今日は雪の重みも加わっています。
2021年01月09日 14:41撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 14:41
危ない橋まで来ました。今日は雪の重みも加わっています。
橋の上は鹿の足跡のみ。
2021年01月09日 14:43撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
3
1/9 14:43
橋の上は鹿の足跡のみ。
そして七遍返しに差し掛かります。ピッケルで雪を掻き足場と鎖を掘り出して通過。かなり危険です。
2021年01月09日 14:50撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 14:50
そして七遍返しに差し掛かります。ピッケルで雪を掻き足場と鎖を掘り出して通過。かなり危険です。
ここまでピッケルのブレード側を使ったのは初めてかもしれない(笑)
2021年01月09日 14:58撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 14:58
ここまでピッケルのブレード側を使ったのは初めてかもしれない(笑)
そのあとはどんどん雪が増え腿くらいになりました。まったく進まず、時間だけが過ぎていきます。
2021年01月09日 17:03撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/9 17:03
そのあとはどんどん雪が増え腿くらいになりました。まったく進まず、時間だけが過ぎていきます。
日が暮れた頃、まぼろしの滝の表示板まで来ました。
2021年01月09日 17:35撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/9 17:35
日が暮れた頃、まぼろしの滝の表示板まで来ました。
なんとかスキー場跡に出ました。さすがに疲れたのでここでテントにしました。
2021年01月09日 17:47撮影 by  iPhone 7, Apple
2
1/9 17:47
なんとかスキー場跡に出ました。さすがに疲れたのでここでテントにしました。
朝。快晴です。夜は強風が吹き荒れた上、マイナス15度くらいまで冷え込みました。
2021年01月10日 08:22撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/10 8:22
朝。快晴です。夜は強風が吹き荒れた上、マイナス15度くらいまで冷え込みました。
コヤマノ岳はガスと晴れが交互に来ています。
2021年01月10日 08:22撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/10 8:22
コヤマノ岳はガスと晴れが交互に来ています。
八雲ヶ原。テントが二張りほどありました。このクソ寒いのにテン泊をする物好きは自分だけではなかった(笑)
2021年01月10日 08:37撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 8:37
八雲ヶ原。テントが二張りほどありました。このクソ寒いのにテン泊をする物好きは自分だけではなかった(笑)
武奈ヶ岳山頂に行きたいけど、また今度。下山もハードな雪掻きになるのがわかっているので体力温存。
2021年01月10日 08:42撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 8:42
武奈ヶ岳山頂に行きたいけど、また今度。下山もハードな雪掻きになるのがわかっているので体力温存。
イブルキのコバまではトレースあり。
2021年01月10日 08:58撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 8:58
イブルキのコバまではトレースあり。
そのあとは当然トレースなし。
2021年01月10日 09:10撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 9:10
そのあとは当然トレースなし。
今日も朝から腿まで埋まります。
2021年01月10日 09:14撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/10 9:14
今日も朝から腿まで埋まります。
広谷の渡渉点。こんもりしてるのがおそらく石なんでしょうね。水深はそれなりにあるので落ちたくないです。
2021年01月10日 09:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 9:26
広谷の渡渉点。こんもりしてるのがおそらく石なんでしょうね。水深はそれなりにあるので落ちたくないです。
広谷。看板が間もなく埋まりそうです。
2021年01月10日 09:30撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 9:30
広谷。看板が間もなく埋まりそうです。
いいお天気の下でおっさんが雪に喘いでいます。
2021年01月10日 09:34撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 9:34
いいお天気の下でおっさんが雪に喘いでいます。
道間違えてかなり怖いとこを通ってしまった。
2021年01月10日 09:44撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
1/10 9:44
道間違えてかなり怖いとこを通ってしまった。
どこが道かわからない。このあたりはテープもあまりありません。
2021年01月10日 09:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 9:49
どこが道かわからない。このあたりはテープもあまりありません。
なんとなく道っぽいのでここを行きます。
2021年01月10日 09:54撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 9:54
なんとなく道っぽいのでここを行きます。
雪が降ってきました。
2021年01月10日 10:00撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 10:00
雪が降ってきました。
無雪期は迷うことのない一本道なのですが、雪が積もればまったくわかりません。
2021年01月10日 10:05撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 10:05
無雪期は迷うことのない一本道なのですが、雪が積もればまったくわかりません。
おっと危ない。まっすぐ行きそうになった。
2021年01月10日 10:47撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 10:47
おっと危ない。まっすぐ行きそうになった。
なんとか大摺鉢まで下りてきました。
2021年01月10日 12:20撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 12:20
なんとか大摺鉢まで下りてきました。
見事に凍っています。
2021年01月10日 12:26撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 12:26
見事に凍っています。
滝つぼもこの通り。
2021年01月10日 12:30撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/10 12:30
滝つぼもこの通り。
最後の渡渉です。
2021年01月10日 12:32撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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1/10 12:32
最後の渡渉です。
登山口に着きました。あとは林道歩き。
2021年01月10日 12:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1/10 12:55
登山口に着きました。あとは林道歩き。
ゴール。
2021年01月10日 13:04撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
2
1/10 13:04
ゴール。
撮影機器:

感想

貴船の滝コースは無雪期でも危険ですが、積雪期はさらに危険度が上がります。また、冬は人はほとんど通りませんし沢筋で電波も通じませんので、落ちて動けなくなった時点でジエンドです。行かれる方は自己責任&万全の準備で臨まれたほうが良いと思います。

今回はテン泊装備で30キロ弱背負っていることもあり、貴船の滝、七遍返しのあたりの通過が一番のポイントと思って気合いを入れてきましたが、一番きつかったのはオガサカ分岐付近のラッセル。このあたりは雪がかなり深く溜まっており、腰まで埋まりましたのでスコップを使いながら進みましたがなかなか進まない。しかたなくコースを外れて横の尾根に上がると今度は倒木の嵐をくらいました。
結局、無雪期なら30〜40分程度のところを2時間かかり、日が暮れてしまいました。

夜はとにかく寒かったです。新しいテント(エスパースのマキシムナノ)の試し張りの目的もあったので強い寒気の来ている今週にテン泊することにしたのですが、さすがにここまで下がると・・・。夜は強風の上、気温がテント内でマイナス12度、外はマイナス15度くらいまで下がったのではないでしょうか。シュラフの中にいても寒かったのは初めてです(なお、テント自体は広くて快適でした)。日中に行動してる時ならマイナス20度くらいでも平気なんですが、寝るときに冷え込むのはつらい(泣)。
さらに星空撮影用にわざわざ三脚も担いできたのに、レンズ交換の際に一瞬でレンズを結露させてしまい撮影できず。ただの重しとなりました(笑)。

いろいろ予定外のことが重なった上、飽きるほど深雪を歩くことになりましたが、これはこれで良い経験をしたという事で今後に生かしたいと思います。

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八淵の滝-武奈ヶ岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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