記録ID: 2854551
全員に公開
ハイキング
関東
田町口佐倉道（木下→佐倉城田町口）
2021年01月10日(日) [日帰り]
千葉県
faroe
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:36
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 73m
- 下り
- 70m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
Out:京成佐倉駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
房総半島最大の藩だった佐倉藩。 当然ながらその城下町である佐倉へは多くの人が行き来し、それに合わせて多くの道が開かれました。 一番有名なのが日光街道千住宿から佐倉（およびその先の成田）に通じた佐倉道（もしくは成田街道）ですが、佐倉に向かう道の多くが「佐倉道」という名前を持っていたようです。 今回歩いたのはその中の一つである下総国木下（現在の印西市木下）から佐倉へ向かった道。 元禄国絵図（1702年ころ）や天保国絵図（1838年ころ）にも木下から印旛沼をわたって佐倉へ通じる道が一里塚とともにしっかり描かれており、五街道や脇街道とは比較にはならないものの、しっかり「街道」の一つとして認識されていたと思われます。 正式な名前が分からなかったのですが、途中で発見した道標に「田町口佐倉道」とありましたので、その名前をいただきました。 ルートは、 �仝杵醜餝┸� ��天保国絵図 ��迅速図 �ぬ声Ｃ録� を参考にしました。 �，鉢△�らは街道と集落の位置関係を類推 ��と�い�らは大まかな現在との位置関係を推測しています。 これが正しいルートかと問われれば「100%の自信はありません」です。 ただ、参考にしていただければ幸いです。 なお、あまり自信がないのは印旛支所付近から瀬戸の渡しへ向かう道です。 明治地図や迅速図では、まっすぐ印旛沼に降りて、湖岸を瀬戸の渡しに向かう道が描かれています。 ただこの場合は、とくに江戸時代初めのまだ印旛沼開拓が進んでいない時期では、沼の中を進む可能性があります。 また、同じ場所が明治地図では湿地として書かれており、そのような場所を街道が進むだろうか？という疑問を持ちました。 このため、印旛支所付近から東に向かい、印旛郵便局付近から大地の稜線を南下して最後に坂を下って瀬戸の渡しに向かうルート（途中が細い道になりますが、迅速図でも明治地図でも確認はできる）を採用しています。 同様の理由から、瀬戸の渡しを渡った後の佐倉市土浮側もすぐに台地に上がるコースとしました（こちらは迅速図、明治地図通り） |
| その他周辺情報 | 自販機やコンビニ、トイレは多くありません。 公衆トイレは、 ・木下の木下万葉公園駐車場 ・竹袋の竹袋稲荷神社駐車場 ・印旛の双子公園 にしか在りませんでした。 コンビニも ・木下の国道356号線交差点 ・竹袋の平岡自然公園入口交差点 ・印旛日本医大駅付近 ・印旛郵便局付近 ・佐倉の岩名運動公園入口 にあるだけです。 食事は、印旛日本医大駅付近にファミレスがあり、そちらが一番良いと思いますが、そのほかには滝にラーメン屋を見かけたくらいでした。（高そうなお店は別） 佐倉の山崎の金子牧場のソフトクリームはおいしかった |
写真
拍手
木下河岸の一番上流部分に当たると思いますがこの辺が渡し船の塔着地点なので、ここを起点にします
筑波山ど〜〜〜〜ん
筑波山ど〜〜〜〜ん
県道舗装碑なんですが、鹿島や佐倉、成田へ向かう街道、という記述があります
西 木下？ 江戸道
この二つで、この道が木下と佐倉を結ぶ道で田町口佐倉道と呼ばれていたと判断しました
この二つで、この道が木下と佐倉を結ぶ道で田町口佐倉道と呼ばれていたと判断しました
庚申塔ですが右は よした川岸よりなりた せとかしよりさくら
左は かさかみあじき 小林新田
これもこの道を示すものの一つ
左は、成田線の小林駅付近からの道
右の「せとかし」はまさしく印旛沼を渡る場所です
1/10 9:56
庚申塔ですが
右は よした川岸よりなりた せとかしよりさくら
左は かさかみあじき 小林新田
これもこの道を示すものの一つ
左は、成田線の小林駅付近からの道
右の「せとかし」はまさしく印旛沼を渡る場所です
右は よした川岸よりなりた せとかしよりさくら
左は かさかみあじき 小林新田
これもこの道を示すものの一つ
左は、成田線の小林駅付近からの道
右の「せとかし」はまさしく印旛沼を渡る場所です
これも一里塚かと思ったのですが。地元では大日塚呼ばれている模様
古墳として扱われているようです
古墳として扱われているようです
直進方向ですが20mほどで藪がひどく無理
（この道はかつての街道であると、古老から伺いました）
（この道はかつての街道であると、古老から伺いました）
引き返して迂回して反対側へ
この先に古老が二人いてお話を伺えました
この先に古老が二人いてお話を伺えました
分岐に道標あり左 こうや 木下 （つまり戻る方向）
右はさはら あしき
南 かまかり さくら 千葉 （今歩いている道とは違い、臼井の方から佐倉に向かう道だと思います）
東 せ戸 さくら ちば （これが今歩いている道）
1/10 12:23
分岐に道標あり
左 こうや 木下 （つまり戻る方向）
右はさはら あしき
南 かまかり さくら 千葉 （今歩いている道とは違い、臼井の方から佐倉に向かう道だと思います）
東 せ戸 さくら ちば （これが今歩いている道）
左 こうや 木下 （つまり戻る方向）
右はさはら あしき
南 かまかり さくら 千葉 （今歩いている道とは違い、臼井の方から佐倉に向かう道だと思います）
東 せ戸 さくら ちば （これが今歩いている道）
印旛支所の手前
最初はここを右手直進かと思ったが、この先が湿地に入ることから違うと思いました
最初はここを右手直進かと思ったが、この先が湿地に入ることから違うと思いました
この方向が瀬戸の渡し
8丁の渡しでした
今は渡れないので、左手から約4�劼梁膠�回
8丁の渡しでした
今は渡れないので、左手から約4�劼梁膠�回
墓地の改修碑ですが、土浮が印旛沼の洪水との闘いだったという話が書いてあります
感想
マイナーな街道ですので、途中は悩みながらのルートファインディングでした。
悩み所にそれそれ古老が現れて貴重なお話を伺えました。
幸せな出会いの街道歩きでした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：565人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する