The Perfect Day! 唐松岳BC(バキューム〜唐松沢)
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸山から先はリッジが狭くなるため歩行に注意が必要。場所によっては氷が出ている部分もあったのでアイゼン必須でした。 |
写真
感想
今シーズン、3月はまともにパウダースノーを滑ってなくて鬱憤が溜まったままシーズン終了かと思いきや、弱く冬型がやってきて土曜日は高気圧が張り出す予報。
リフトアクセスできて標高が高いとなれば八方でしょーということで、今年もあわよくば不帰Dルンゼ狙いでアルパインエリアに足を伸ばしてみました。
スタート地点の八方池山荘は登り系の人と滑り系の人が入り混じり賑やか。おのおののペースで登り始めます、先は長いのでがんばっていきましょう!下ノ樺まではいいペース。その先は急登で虫の息になったりしながら丸山まで辿り着きここで長めの休憩。不帰ノ瞼がすぐ目の前に広がり真っ白な斜面でこちらに向いている場所で記念写真撮ったりしながら景色を楽しみつつまだ先へ向かいます。
この先からハードパックされた雪面が露出している部分があり、スキーを背負って12爪アイゼンを装着して唐松山荘裏の山頂を目指す。スタートから3時間ほどで唐松山荘裏のピークに到着。
一足お先の到着だったので上から登ってくるメンバーを撮影してみたり斜面の様子を見たり。先行しているボーダーさんの話を聞くと今日は不帰方面に20人以上のスーパー大盛況とのこと。斜面の状態や時間を考えるとDルンゼはあまり良さそうな選択肢ではないと判断。殿のAK隊長が上がってきたところでブリーフィングの結果、まだキレイな面ツルパウダーが残っていた通称バキュームと呼ばれるルンゼを滑ることに。
嫁さんが映像を撮ってくれるということでファーストドロップ。数ターン様子を見ていたがその後は歓喜の声とでっかいスプレーを上げて撮影場所へ。次に自分、ルンゼ内ど真ん中の面ツルゾーンへ突入、40度オーバーの斜度を感じさせない浮遊感とスピード感に頭の中が真っ白になりました。歓喜の声と共にルンゼが狭くなっているノド部分まで一気に滑り降りてここでカメラを構え写真撮影、カメラマン的にはなかなかいい写真が撮れたと満足しています(^^
ルンゼを下り切った所で不帰Dルンゼと合流して唐松沢ボトム。ここでたった今Dルンゼを滑走してきた知り合いと遭遇w みんな行くところは一緒ですね〜。
唐松沢から先は消化試合かと思いきやなんとここからもまだまだパウダー斜面が続きます、すごいーーー♪北向きの面を選んでターンをすれば気持ちのいいパウダー斜面です(・∀・) 標高1700mを切ったあたりからはさすがに重たい湿雪になりコントロールが難しい雪へ。滝をやりすごしたところで一息入れてお昼休憩。まだまだ帰り道は続きます。
川まで標高を落としたところでスノーブリッジが消えているため川を歩いて渡渉します。水深は踝ほど、スキーブーツなら手早く渡ればほとんど濡れずに済みました(^^; ここから先は緩いアップダウンが連続でスキーを脱いだり履いたり、その先からは雪があったり無かったりでスキーを脱いだり履いたり・・・・結構大変(汗
最終的には雪が消えてスキーをザックに付けて林道歩きが1時間強・・・・これは疲れました(@_@
ゴールの道路が見えたときにはやっと帰れたかーと一安心♪今年もあの素晴らしい稜線に行けて極上パウダーまで頂いちゃいました。山の神様にご褒美を頂くことができたんでしょうね。 こういう日のことを本当に「The Day」って言うんだと思いました、今までスキーしててこんな完璧は日は無かったと思います。
最高のお天気と雪質、一緒に行ってくれた仲間、山の神様、全てに感謝の1日でした。
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