富士山上井出口登山道
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 701m
- 下り
- 697m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・現在の国土地理院1/25000に途中までは記載されている。(但し、本来の上井出口登山道かどうかは分からないが大きくは違っていないように思う) 山慣れた人ならば歩くことか可能。しかし景色も無く、林の中で自分の居る場所が判別できる目印は無いので注意が必要。 |
写真
感想
富士山新大宮口登山道、カケスバタ口登山道の大体の調査が終わったので上井出口登山道を歩くことにした。そこで上井出口登山道が記載されている国土地理院の昭和3年測量昭和22年発行の1/25000の地図を入手して、登山道が消えている最新の1/25000の地図を比較してルートの見当をつける。
上井出口登山道については私の日記を参照して下さい。
http://www.yamareco.com/modules/diary/3438-detail-42732
上井出と言えば曽我兄弟が敵討ちをした場所であり、昭和初期に上井出村青年団が開拓したと言われる上井出口登山道も恐らく曽我八幡宮、曽我兄弟の墓付近を起点とし、現在の上井出小学校横を通り、大原学園富士宮ビガークラブ(旧貿易研修センター)の上から、ゴルフ場のナショナルカントリ倶楽部の西側を通り、富士桜自然墓地公園の上に出て次第に大沢左岸に近づいていくルートと推定した。
大原学園ビガークラブの上のグランドまで車で行き、歩き始める。ここから富士桜自然墓地公園の上までは林業関係の作業道が入り混じっていて判り難いが私は東側のナショナルCCに近い東側の道を出来る限り選択して歩いた。途中で林業の大型重機を運転している人に呼び止められる。こんな林業関係者以外入らないところを歩いて不審者と思われたことであろう。上井出口登山道を探しながら歩いていることを説明して了解を得た。この運転者も上井出口登山道については初耳だったようである。
富士桜自然墓地公園から延びている車道に出て、車道行き止まりの手前100m位の所に両脇に赤テープがあり、そこから登山道らしき道に入る。道は意外としっかりしていて新大宮口やカケスバタ口よりも明確な道であった。
標高1150m付近で地図にない林道に出る。しばらくは林道を歩き、大沢左岸に近づいたところで林道から離れて、左岸沿いの踏み跡を登り、上井出林道の大沢出合に出ることができた。先ほど歩いた林道をそのまま歩いても同じ地点に出る。歩いた林道は上井出林道の支道のようで入口はゲートで閉められていた。
昭和初期の地図ではもう少し東側300m位の所に出るはずであるが林道などで変わってしまっているので、大体のルートとしては歩いてきたルートで良しとしよう。
上井出林道の大沢右岸には車が3台駐車しており、ここまでは林業関係者ならば車でも来られるようである。
時間があればこの上の前回調査した北山林道の大沢左岸まで行きたかったが、孫のプール送迎時間に間に合わなくなるのでここから引き返す。しかし北山林道までは大沢左岸の踏み跡を辿れば登れそうであり、北山林道左岸から大沢右岸に渡り、大沢の三ツ沢からお中道の大沢休憩舎まではなんとかなりそうで、上井出口登山道の大概のルートはメドがついた気がする。
帰りは九十九折の林道をショートカットしながら歩いていたら、本来の道への入口を通過してしまったようである。この林道がどこに続いているかは不安であったが途中から林道の九十九折の通り歩いているうちに林道に近い所に登りで歩いてきた本来の登山道を見つけることが出来て一安心であった。
今回のルートは予期しなかった赤テープのマーキングが割と多く見られたが登山者でこのルートを歩く人がいるとは考え難い。私のような物好きが調査でマーキングしたものか林業関係者が利用するためにつけたかは判らない。ルート以外にも赤テープも見られたので林業関係者がつけたものと推定している。
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昔、静岡市内にも「地図センター」というのがあって、古い地図をコピーすることができました。高校生の頃の楽しみのひとつでした。
その後、無くなってしまい、古地図の入手ができませんが、果たしてどちらで入手されているのでしょうか?
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