若狭駒ヶ岳


- GPS
- 02:10
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 449m
- 下り
- 21m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
駐車できるところは少ない。 バスの便数も少ない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はない。登山口付近は道標少なく解りにくい |
感想
前夜、朽木の道の駅で車中泊し登山口に向かう。道の駅の向かいにはコンビニもあり必要な物は調達していこう。木地山まで細い県道が続いている。木地山のバス停にはトイレもある。冬季は使えないようだが行った時には開放されていた。トイレ前のスペースに駐車させてもらい出発。
バス停向かいの橋を渡って畑の中を通るルートもあるようだがそこを通ると怒られるとの情報もある。詳細は定かではない。なので、ろくろ橋まで下ってから山道に入る。ろくろ橋からは川沿いに進み、バス停向かいから渡ったあたりの林の中で合流。そこに最初の道標が立っている。道標にはろくろ橋と駒ヶ岳としか無いのでろくろ橋を回るのが正規ルートであろうか。登山道は焼尾谷の沢にそって進む。少し進むと谷は東西に別れる。東谷に登山道は進み、さらに西尾根への登山道を分ける。何度となく沢を渡るがこの時期、水量が多いのか整備されていないのか橋などないところが多く、渡渉しなければならない。渡り易い部分を見つけて渡ろう。靴を脱ぐほどではない。
苔のキレイな林の道は続く。しばらく行くと針葉樹から広葉樹の林へ変化し日差しが差し込むようになる。駒ヶ岳南尾根と駒ヶ越との分岐は若干わかりづらい。右の谷に入るのが正解でちょっと進むと道標がある。この辺からは斜度も増しキツくなる。谷からは離れていき尾根上に出る。ブナに囲まれた林で気持ちいい尾根を登りつめると主稜線上に出る。ここでしばらく休憩した後気持ちいいブナの尾根道を進むところどころ雪もあるが埋まるほどはない。鹿も多くいるようで糞や足跡、鳴き声など確認できる。時々逃げる姿を目撃するが撮影することはできなかった。
駒ヶ越を過ぎると福井県側からの登山道と合流。さらに進み開けたところに山頂があった。南東方向は木があり展望はあまり良くないが西側の展望は良かった。雲が若干多いものの伊吹山などきれいに見えた。やはりはじめての地域は山の名前も解りにくい。ゆっくりと休憩してから稜線を西に進む。ここからの稜線は苔が多くキレイだった。ゆるくアップダウンを繰り返すと左側に作業道が見えてくる。そこを歩いても下山できる。尾根上を快調に進みあっという間に与助谷山についてしまう。この山頂、標識によって標高が違う。しかも地図で調べるとまた違った。どれが正解なのか研究課題だ。
山頂から作業道に戻るか道のない尾根を進むかと思っていたがちゃんと道標もあり尾根上に道がありそこを下る。下山に使用した尾根は踏み跡が薄い部分などあるが木の感じで尾根がどこなのかわかるし土地の境界表示に沿っていけば問題無いだろう。所々には多く雪が残っていて落とし穴もあるので注意したい。半分程度下ったあたりで今日はじめての登山客に会った。後にも先にもそのパーティーだけだった。道標も所々あり、愛宕神社跡で尾根は左に若干曲がる。そこには山桜がきれいに咲いていた。そして下るに連れ道路が見えてき左手からは稜線で見た作業道が見えてくる。その道の合流点まで尾根は続いている。ホントの突端まで尾根を歩けるルートであるので面白い。
降りきればバス停まで5分ほどの車道歩き。集落の中を歩くとバス停に戻る。全体的に登山道は薄い感じでルートファインディングの練習になるかもしれない。難所は少ないが沢の渡渉は滑らないように慎重に行きたい。多分シーズンになればもう少し歩きやすくなるだろうが、自然な感じも残っていて楽しいところだと思う。ゆっくり歩いても1日で充分楽しめるである。交通の便があまり良くないのだけは難点だろうか。ちなみに木地山までのバスは1日4本。利用するときはしっかり下調べをしておきましょう。
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